abingdon boys school インタビュー2ndアルバム『ABINGDON ROAD』は、ヨーロッパツアーなど果敢に挑み続けた09年の集大成。振り幅をグッと広げ新たな顔を見せた今作品の話と共に、様々な挑戦を乗り越えた怒涛の昨年1年間を振り返ってもらいました。 デビューからの軌跡と言う意味も込めたアルバム――昨年11月に行った初のヨーロッパツアーはいかがでした?
【西川】 完全にアウェイなので、武者修行というか。毎日、焼け火箸をほっぺたに押し付けられてるような感じで・・・。 ――焼け火箸じゃなかったと(笑)。 【西川】 ですね。でも逆にその状況に甘えられないなって気が引き締まったし、全員がひとつになって結束力も強まりました。 ――ヨーロッパツアーの直前には『TOKYO-EBISU 7 days』公演などもあり挑戦の連続でしたけど、そういった経験は今回のアルバムに反映されてる? 【西川】 されてますね。昨年はアルバムまでがひとつのゴールってことで、その中で能動的なスパイラルを描けたからそういう感じはアルバムにすごく出ていると思う。で、挑戦をし続けたことで感じた“もっと先にいける”って想いであったり、1stアルバムからここに至るまでの軌跡って意味も含めて、アルバムタイトルには“ROAD”って言葉を入れたんですよ。 ――確かにアルバムを聴くと、1stから2年間のa.b.s.の変化や流れを感じます。特に「JAP」以降は、歌詞の内容もストレートになって、ベクトルがより外へ向っている気がしました。
【岸】 リアルな詞になってるってのはありますね。 “やったもん勝ち、やっていくしかない”とリアルに感じた――そんな新録曲の中でも「PINEAPPLE ARMY」とかは詞のメッセージもサウンドもかなり振り切っていて。究極にアッパーで大胆になっていますね。 【西川】 これはヨーロッパツアーの合間に書いたんだけど、もっとでっかいことを届けたいって思ったらこうなって。ツアーができたことで“やったもん勝ちでしょ、やっていくしかない”ってリアルに感じたんですよね。でも、それもその前に「JAP」があったからで、ここをきっかけに今までの硬質な感覚がより柔軟になった。この曲がなかったら「PINEAPPLE ARMY」は出てこなかった。 ――a.b.s.のエポックメイキングな曲になったと。そういった変化も含めて09年は4人にとってどんな年でした?例えば漢字1文字で表すとしたら?
【SUNAO】 転がるかな。ライブと制作期間のいいスパイラルができたし。 (文:若松正子) Release
Release1996年、T.M.Revolutionとしてデビュー後、数々のヒット曲を世に送り出し、今年10周年という大きな節目を迎えた西川貴教による新バンドプロジェクト。
坂本龍一のコンサートツアーや、布袋寅奏のツアーメンバーとしても活動中の岸利至(Key& Programming)、WANDSの第1期メンバーとしてデビュー。その後は数々の作品で作曲、アレンジなどでも活躍中の柴崎浩(G)。T.M.Revolutionのツアーメンバーとしてはもっとも長く、レコーディングやライブなど、数々のセッションにも参加してきたSUNAO(G)、西川貴教(Vo)の4人組。
“abingdon boys school”というバンド名には、“バンドやろうぜ!という志のもとに男子校の生徒4人が集まった”というコンセプトと、“音楽を楽しもう!という誰しもが音楽を始める時に抱く純粋な初期衝動”が込められている。 Release■『TOKYO-EBISU 7 days』ライブレポート ■シングル「JAP」インタビュー P R
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