ORICON STYLE

2009年09月16日
今回は“放出系”で一気に出しました!
――4月にリリースしたソロカバーアルバム『つるのうた』がアルバムランキングで1位を獲得していましたね。
【つるの】 ありがとうございます。いや〜、お店に自分のCDが並んでるっていう段階ですでに感極まってましたね〜。だから、最初はそんなにたくさんの方に聴いて頂いているっていうことが信じられなかったんですよ。でも、いろんな土地に行ったときに、小学生からおじいちゃん、おばあちゃんまでが「CD買ったよ」って声をかけてくれて。“幅広い世代の方が聴いてくれてるんだ”っていうことを実感できたのも嬉しかったし、なにより、たくさんのアーティストの名曲をお借りした作品だったので、ホッとした部分もありましたね。

――続く、ソロ第2弾カバーアルバム『つるのおと』は、どんな基準で選曲したんですか?
【つるの】 『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦』(フジテレビ系)で歌った曲を入れて欲しいっていう声が多かったんですね。だから、まずは1枚目で歌いたかったけど入れられなかった曲を中心に考えて。


――前作は「M」しか入っていませんでしたが、今作は『歌うま』でカバーしたDREAMS COME TRUEの「未来予想図U」、GLAYの「HOWEVER」、山口百恵の「さよならの向う側」と欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」が入っていますね。
【つるの】 その4曲は温めておいたので、今回は放出系で一気に出させていただきました(笑)。ただ、そこに合わせると、どうしても年代的に少し昔の曲が多くなっちゃうんですけど、いまの時代のフィルターを通して聴いてもらえたらいいなっていう感じですね。


“『ウルトラマンダイナ』の曲も歌いました!

――個人的に思い入れのある曲は?
【つるの】 福山憲三さんの「愛をくれよ」ですかね。これは知られざる名曲なんですけど、実は初めてテロップに自分の名前が出たドラマ『青春の影』(テレビ朝日系)の主題歌なんですよ。あと、ブログに「この曲を歌って欲しい」っていう声がたくさん届いたのが、『ウルトラマンダイナ』(TBS系)のエンディングテーマ「君だけを守りたい」で。


――つるのさんの初主演作ですよね。
【つるの】 だからある意味、前から読んでも後ろから読んでも“つるのるーつ”的な1枚になってますね(笑)。


――ほかにもルーツが入ってます?
【つるの】 ユーミン(荒井由実)さんの「翳りゆく部屋」で埼玉県・川口のリリアホールのパイプオルガンを使わせてもらったんですけど、そのホールの前に、親父が働いていた銀行があったんですよ。父親が川口に住んでた頃に、僕が福岡で出生したので、僕にとっては川口が出身の地でもあるんですね。あと、「ビューティフル・ネーム」のバックコーラスを、僕が通っていた小学校の子供たちに歌ってもらって。


――そうなんですか!?
【つるの】 今回、大阪の高槻まで行ってきたんですけど、20年以上も後輩の子たちが歌ってくれていると思うと、すごく感慨深かったですね。夏休みに入る直前の終業式の日でもあったので、体育館でみんなの前でしゃべったんですけど、あとから僕の幼なじみからメールが来て。「うちの子供が『今日、つるの剛士のモノマネする人が学校に来た』って言ってるんだけど」って(笑)。本物だって信じないで、最後まで聞いていたらしいです。「高槻にくるわけないやん」っていう(笑)。でも、自分が習っていた音楽室で録れたのも嬉しかったし、さらに自分の子供たちの笑い声ものせたので、いい仕上がりになったと思います。


ギターやウクレレ、トランペットも吹きました!
――アルバムのタイトルも長女の名前だった『つるのうた』に続いて、次女の名前『つるのおと』になってますね。
【つるの】 タイトルは前作のときから決めていたんですけど、今回は“おと”だけに音にもこだわっていて。前作以上に壮大で奥行きのある音になってると思います。あと、僕自身もギターやウクレレを演奏させてもらって。「ビューティフル・ネーム」ではトランペットを吹いています。

――それもルーツの1つですよね。中学生のときに吹奏楽部の部長を務めてたっていう。
【つるの】 ただ、ラジオをやってるときに一緒にイベントをやってたBLACK BOTTOM BRASS BANDが参加してくれているので、僕のトランペットは全部かき消されてると思います(笑)。


――(笑)!
【つるの】 だから、僕がギターやトランペットを演奏しているとか、出身地とか母校とかも、言わなきゃ分からないことなんですけど、要所要所に自分のルーツが入ってるので、個人的にはすごく重みのある1枚になったと思っていて。ブックレットに思い出の土地を巡った写真を載せているので、その写真を見ながら聴いていただいて、10月からはじまるツアーに足を運んでもらえたら嬉しいなって思いますね。


――最後に10月からスタートする全国ツアー『ひとのうただけどつるのうた』に向けた意気込みをお願いします。
【つるの】 昨年、ヘキサゴンファミリーでやった代々木体育館(東京)でのライブで、1万2000人のお客さんの前で歌ったときの鳥肌がいまでも忘れられないんですね。あんなにたくさんの人の前で歌ったのは初めてで。会場が「ワー!」って盛り上がっているなか、一瞬だけシーンとなった、その瞬間がすごく気持ちよくて。「うわっいま、いっぺんに1万2000人の“心のなか”に入れた!」っていう感じにすごく感動したんです。だから、また同じような体験ができるかもしれないという期待でいっぱいです。ただ、全国ツアーというのは自分にとっては未知の世界なので、体調を整えて万全の体勢で望みたいと思いますね。楽器もいろいろ弾く予定ですので、お近くに住んでる方はぜひ来てください!


(文: 永堀アツオ)
Release
つるのおと【DVD付き】

つるのおと【DVD付き】
つるの剛士
発売日:2009/09/16[アルバム] 価格:¥3,500(税込)
ポニーキャニオン 品番:PCCA-03003

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つるのおと

つるのおと
つるの剛士
発売日:2009/09/16[アルバム 価格:¥2,940(税込)
ポニーキャニオン 品番:PCCA-03004

CDを購入する(Amazon) 着うた配信

【収録楽曲】
1.未来予想図U/DREAMS COME TRUE
2.ラヴ・イズ・オーヴァー/欧陽菲菲
3.HOWEVER/GLAY
4.レイニーブルー/徳永英明
5.君となら/TUBE
6.愛をくれよ/福山憲三
7.さよならの向う側/山口百恵
8.ビューティフル・ネーム/ゴダイゴ
9.君だけを守りたい/中島文明
10.翳りゆく部屋/荒井由実
11.夢/ウルフルズ
12.笑顔のまんま つるの剛士 with BEGIN(Live version)
Profile

1975年5月福岡県生まれ。1997年、テレビ番組『ウルトラマンダイナ』のアスカ隊員役で出演。以降、ラジオやテレビ番組など幅広く活躍し、バンド活動も行う。
2008年、CX系バラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』から生まれたユニット羞恥心でCDデビュー。「羞恥心」(最高位2位)、「泣かないで」(最高位2位)、「弱虫サンタ」(最高位1位)のシングル3作をリリースしている。
2009年4月22日、ソロとしてのデビューアルバム『つるのうた』をリリース。最高位1位。
2009年9月16日、2ndカバーアルバム『つるのおと』をリリース。
2009年10月4日、初のソロ全国ライブツアー『ひとのうただけどつるのうたツアー』をスタート。

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