ORICON STYLE

2009年08月26日
abingdon boys school Special Interview
新曲はa.b.s.流ラブソング
気持ちが溢れて、声を詰まらせた場面も・・・

――「キミノウタ」はCX系アニメ『東京マグニチュード8.0』の主題歌ですが、日本語のタイトルも含め今までのa.b.s.とは違う、ストレートなメッセージや世界観を持った曲ですね。
【西川】 今回は書き下ろしって形でやらせていただいたんだけど、アニメが表現してる生きる意味や希望みたいなものを自分達も伝えていかなきゃいけないってとこから曲作りを始めました。それと同時に僕ら自身、バンドとして3年間活動してきて、改めて自分達の音楽を受け止めてくれる人の存在やスタッフとのリレーションを痛感してるというか。そういうものがあるこの瞬間は当たり前じゃない、いろんな奇跡が幾重にも重なった上の人と人との結びつきってところを、この作品ではいいたかったんですよ。

――なるほど。アニメのテーマと、a.b.s.の今の状況や心境がちょうど一致したと。
【西川】 実際に身近な人に命が授かったり死別したり、期せずして地元滋賀で大きなイベントをやらせていただけるようにもなったりして、そういうことを考えさせられるタイミングではあったんですよね。そのせいか今回は歌うときもいざマイクを前にしたら、自分の中でも気持ちが溢れてきちゃって。声を詰まらせたりすることもあったんです。

――それは普段のレコーディングではあまりなかったこと?
【西川】 いや、結構あってグッときっちゃったりするんだけど、今回はそれがワンコーラスのサビ辺りで、もうグッと来ちゃって(笑)。

――アハハ。でも今回は歌声や歌詞だけじゃなく、メロディーや演奏からも景色や歌詞に込めた心情がすごく浮かんでくる。いつも以上に人間臭くて表情豊かに聴こえますよね。
【柴崎】 実は今回は曲を作った時からアニメのシーンや景色が浮かぶ感じだったり、映像的な部分をイメージしてたんですよ。
【岸】 で、シンセアレンジもいつもは頭の中でどんなコンセプトでやろうとか考えるけど、今回は鍵盤を弾きながら自然に出たものを採用してる。とにかく感じたものを音符にして、それをそのまま入れたんです。
【SUNAO】 プレイや音作りにしてもいい意味で何も考えず自然にできたんですよね。

ストーリー性あふれる、今までになく濃い内容のPV

――なるほど。そういう感覚的な作業が絵的だったり、体温を感じる音に繋がっていったのかな。
【西川】 かもしれない。だからってわけじゃないけど、今回はクリップも最初からスタジオではなくロケって決めていて、初めて3日ぐらい泊まりがけで撮ったんですよ。で、ストーリー性も今までになく濃い内容で、みんなで小芝居にも挑戦している。

――a.b.s.が演技をしている?
【SUNAO】 はい。だから楽器を持ってる場面が少ないんですよ。でもやっぱ演技は難しい。なかなか要求されたものができなくて。
【柴崎】 実力を出し切れなかった(笑)・・・。
【SUNAO】 実力、あるんだ(笑)。でも凄くいい経験が出来たと思うし、楽しかったです。

――西川さんから見て3人の芝居はどうでした?
【西川】 いや、良かったですよ。延べ3日の間にこのシーンはどういう心情でどう動くかって、自発的に監督に聞く場面もあったりして。今回は個々のパーソナルな部分であったり、演奏や音以外の部分のバンドの佇まいだったりを映像の表現力で補うっていう試みもあったのでやって良かった。今年は後半からライブが続くので、ここで得たものを新たなチャンネルとして引き出せるんじゃないかな。

――ぜひ、楽しみにしてます。

(文:若松正子)
Release

キミノウタ【初回生産限定盤DVD付】
abingdon boys school
発売日:2009/08/26 [シングル] 価格:\1,365(税込)
エピックレコードジャパン 品番:ESCL-3277/8

キミノウタ【通常盤】
abingdon boys school
発売日:2009/08/26 [シングル] 価格:\1,020(税込)
エピックレコードジャパン 品番:ESCL-3279

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Live Information

TOKYO-EBISU 7 days
【日程】 10月19日、20日、21日、26日、27日、29日
【会場】 恵比寿リキッドルーム
【お問い合わせ】 a.b.s.F.C.運営事務局:050-5527-6412(月〜金/11:00〜18:00)

イナズマロック フェス 2009
【日程】 9月19日、20日
【会場】 滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場(滋賀県琵琶湖博物館西隣 多目的広場)
【お問い合わせ】 キョードーチケットセンター:06-7732-8888(10:00〜19:00)

PATi・PATi創刊25周年記念ライブイベント
【日程】 9月12日
【会場】 幕張メッセイベントホール
【お問い合わせ】 ソーゴー東京:03-3405-9999

V-ROCK FESTIVAL'09
【日程】 10月24日、25日
【会場】 幕張メッセ国際展示場9・10・11
【お問い合わせ】 V-Rock Festival実行委員会:0180-993-996(24時間テープ対応)

Profile

1996年、T.M.Revolutionとしてデビュー後、数々のヒット曲を世に送り出し、今年10周年という大きな節目を迎えた西川貴教による新バンドプロジェクト。
坂本龍一のコンサートツアーや、布袋寅奏のツアーメンバーとしても活動中の岸利至(Key& Programming)、WANDSの第1期メンバーとしてデビュー。その後は数々の作品で作曲、アレンジなどでも活躍中の柴崎浩(G)。T.M.Revolutionのツアーメンバーとしてはもっとも長く、レコーディングやライブなど、数々のセッションにも参加してきたSUNAO(G)、西川貴教(Vo)の4人組。
“abingdon boys school”というバンド名には、“バンドやろうぜ!という志のもとに男子校の生徒4人が集まった”というコンセプトと、“音楽を楽しもう!という誰しもが音楽を始める時に抱く純粋な初期衝動”が込められている。
2006年12月6日、シングル「INNOCENT SORROW」(TX系アニメ『D.Gray-man』オープニングテーマ)をリリース。
2007年10月17日、アルバム『abingdon boys school』をリリース。
2008年7月16日、DVD『abingdon boys school JAPAN TOUR 2008』をリリース。
2009年2月25日、シングル「STRENGTH.」をリリース。
2009年5月20日、シングル「JAP」をリリース。
2009年8月26日、シングル「キミノウタ」をリリース。

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PV「キミノウタ」