ORICON STYLE

2008年11月05日
“人間愛”という大きなテーマを歌に

――今回のシングルは、片や近くにいて、片や今は近くにいないと、対照的な愛しさを感じる2曲ですね。
【ファンキー加藤】 今作のテーマは“つながり”だったんです。「希望の唄」は、映画『ラブファイト』の主題歌なんですが、自分たちなりの映画の試写を観た印象で作りました。実はちょうどその頃、自分たちが考えていた次の路線と、この映画の歌のイメージとがピッタリで。
【モン吉】 映画を観て思った、男性像に疾走感をうまく組み入れてみたんです。
【ファンキー加藤】 映画の内容自体、ボクシングを軸に、友情、オトナの恋人同士や幼い恋人同士等があり、その中でも“人との繋がり”を主軸に歌にしたんです。普段自分を支えてくれている人への感謝や、知らず知らずに自分も回りの人たちの支えになっている、その辺りを伝えたくて。
【モン吉】 今までと同じ路線ではいきたくなかったし、楽曲の年齢層を多少上げたかったし。その辺りはうまく出せたかな。

――「希望の唄」は非常に“守ってやるぜ”という感じや包容力がある曲ですね。
【ファンキー加藤】 今回は“人間愛”という大きなくくりで歌ったんです。視野を広げつつ、基本は1対1みたいな。今回は主題歌の話と映画の内容、自分たちが作ろうとしていた曲調やそこに乗せるメッセージやトラックの感じ、それらが短期間且つベストな状態で集まりましたからね。曲も3〜4日でできましたよ。
【モン吉】 今回は一度寝かせたり、改めての書き直しもしませんでしたから。それが故のスピード感も出ているんじゃないかな。既に学園祭等で歌っていますが、非常にリアクションも良くて。キチンと届いて、理解してもらえ、盛り上がる。久々に大満足な曲です。

秋の空気感や匂いが感じられるように

――「風」は、この時期ならではの温もりや人恋しさが伝わってくる曲ですね。
【モン吉】 この曲のテーマは秋で。ちょっと風が冷たくなったりすると、誰でも原因不明の空しさに陥る。その辺りを歌に表せたかな。
【ファンキー加藤】 今回はリリースも11月頭だったので、秋っぽく、哀愁や過ぎ去った恋をテーマに行こうと。メッセージ性は全く無しで、秋の空気感や匂い的なものを前面に出してみました。
【モン吉】 「希望の唄」がメッセージなら、「風」は情景感かな。
【ファンキー加藤】 「風」は、みんなの想いを乗せて欲しい。そして、聴いてとことん切なくなって下さい(笑)。

――カップリングの「ぼくはサンタクロース」。これはケミカルさんのリミックスですね。
【ケミカル】 そうです。誰もやったことのないことに挑戦してみました。色々なものが交じりあっているのが自分たちだと思っていたんで、下はプログレッシブハウスで上はチルアウト系、歌はポップスというアプローチで挑みました。かなり斬新で。新しいアプローチができたんじゃないかな。

――最後に今回のシングルの聴きどころを教えて下さい。
【ファンキー加藤】 今回は全部4つ打ちなのでテンポ良く聴けると思うんです。秋の歌あり、クリスマスソングあり、年中オールマイティな曲ありと、このシーズン完璧な1枚なので、是非聴いて下さい。

(文:池田スカオ和宏)
RELEASE
希望の唄/風

希望の唄/風
FUNKY MONKEY BABYS
発売日:2008/11/05 [シングル] 価格:\1,050(税込)
Dreamusic 品番:MUCD-5141
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PROFILE
地元・八王子で個々に音楽活動をしていた「ファンキー加藤」「モン吉」「DJケミカル」の3人が、2004年元旦結成した2MC1DJのHIP HOPユニット。
2006年1月25日、シングル「そのまんま東へ」でデビュー。
2006年4月26日、シングル「恋の片道切符」をリリース。
2006年6月21日、シングル「ALWAYS」をリリース。
2006年7月19日、アルバム『ファンキーモンキーベイビーズ』をリリース。
2007年1月24日、シングル「Lovin' Life」をリリース。
2007年5月23日、シングル「ちっぽけな勇気」をリリース。8位を獲得。
2007年10月31日、シングル「もう君がいない」をリリース。8位を獲得。
2007年12月12日、アルバム『ファンキーモンキーベイビーズ2』をリリース。
2008年3月26日、シングル「旅立ち」をリリース。10位を獲得。
2008年7月23日、シングル「告白」をリリース。4位を獲得。
2008年11月5日、シングル「希望の唄/風」をリリース。