ORICON STYLE

2008年09月17日
絢香×コブクロ 3人の歌声が心に沁みる秋にピッタリのバラ−ド
男女の目線から描いた恋のうた

――「あなたと」が完成するまでのことを教えてください。
【小渕】 ライブで初披露するときには、みんなを驚かせたい、そのためにも、前回の「WINDING ROAD」とは“真逆の(曲調や内容の)ものがいいかもしれない”っていう、そんなアイディアはあったんですけどね。その後、思い切ってラブソングを書いてみよう、ということで、3人で焼肉を食べながら(笑)、いろんな話をしたんです。
【絢香】 そのとき、3人の恋愛観とかを交換しあったんです。でも恋愛観といっても、個人的な事というより、男の人と女の人の考えかたの違いであったりとかでしたけど。そのとき、“あ、そう思うんや”とか、いろんな発見があったんです。
【黒田】 僕らと絢香ちゃんでは年齢差があっても、“会ってないときにこそ、その人に対する自分の想いがどれくらい大きいかに気付いたり”というのは一緒だし、そんなこと話しているうちに、なんとなく詞の内容も決まっていったんです。
【小渕】 その後、絢香ちゃんがル−ズ・リ−フに“孤独と自由を羽にして”とか、短い言葉をいくつか書いてきてくれて、そこから今度は、僕たちが広げていったりして・・・。結局、3人の想いが3分の1ずつ混ざっているような、そんな歌になりましたけど。

――想うことでお互いの距離を縮めていくかのような、とっても切ない歌ですよね。
【小渕】 記憶の中では覚えている相手の温度感、そこに向けて、お互いが想いを“飛ばし合う”とでもいったらいいんでしょうかね?それを男性女性という、それぞれの目線に分けて歌ってみたら、とても座りのいい歌になったんです。男性から女性に切り替わる、その瞬間にハッとするというか、そんな構成になりました。

“相手の声に寄り添うように

――ボ−カルに関してはどうでしょうか。
【絢香】 ソロのときは、自分ですべてを表現していくわけですけど、今回のような場合は、人の声に寄り添いながら歌う感覚で、その違い、その発見はありました。前回の「WINDING ROAD」でも感じたことですけど、それを再び思いださせてくれたというか・・・。

――「あなたと」というタイトルは、実にシンプルですね。
【小渕】 今の世の中、さまざまな情報に触れることができるし、様々なものが手に入るけど、人と人の付き合いだけは、特に恋愛対象というのは、相手を“あなたと”って、限定していくわけじゃないですか。この言葉には、そんな強さがあるし、歌を括る言葉として、これ以外のものは考えられなかったのでタイトルにしました。

(文:小貫信昭)
RELEASE
あなたと

あなたと
絢香×コブクロ
発売日:2008/09/24 [シングル] 価格:\555(税込)
ワーナーミュージック・ジャパン 品番:WPCL-10604
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PROFILE

【絢香】
1987年12月18日生まれ、大阪出身。
シングル「I believe」でデビュー。
シングル「三日月」など、ヒット曲をリリース。
2008年6月25日、アルバム『Sing to the Sky』をリリース。2位を獲得。

【コブクロ】
小渕健太郎と黒田俊介の2人組フォークデュオ。
1998年ストリートライブを通じて出会い意気投合、コブクロを結成し活動を開始。
シングル「桜」「永遠にともに/Million Films」「ここにしか咲かない花」など、数々のヒット曲をリリース。
2007年12月19日、アルバム『5296』をリリース。1位を獲得。

【絢香×コブクロ】
2007年2月28日、シングル「WINDING ROAD」をリリース。2位を獲得。
2008年9月24日、シングル「あなたと」をリリース。

過去のインタビュー

■シングル「WINDING ROAD」インタビュー
 『実力派アーティストによる夢のコラボが実現!』(2007/02/21)