|

――「LOVE&TRUTH」以来、約5ヶ月ぶりのシングルですね。
【YUI】 昨年の武道館ライブが終ってから、本格的な曲作りに入りました。サビの部分だけはデビュー当時に作っていて、今回Aメロ、Bメロ、歌詞を書いて完成させました。たぶん何年も前に作っていたのにそのサビの部分を忘れず記憶に残っていたのは、メロディーがとても印象的だったからだと思います。
――ちなみに、デモテープに残っているサビとか未完成のパーツにも仮タイトルは付けているんですか?
【YUI】 はい。この曲ではないんですけど、“イナバウアー”なんて仮タイトルが付いていたり(笑)。きっと“イナバウアー”が流行っていた頃に書いてたんでしょうね。あと、逆にひねりすぎて、“コレって何!?”って自分でもわからなくなっちゃってるのもあって。この「Namidairo」の仮タイトルは“月明かり”だったんですよ。そのイメージもあって、しっとりとした薄暗い雰囲気を持った曲になりました。ドラマもミステリアスな物語なので、ストリングスとアコースティックなサウンドで、そのミステリアスさが出せたかなって思います。
――歌詞の中にある<だいじょうぶ>という言葉は、とても切なく響きますね。
【YUI】 言葉で“大丈夫”と言っていても、ホントの気持ちはぜんぜん大丈夫じゃないってことが、日常の中にはたくさんあるなと思って・・・。きっとみんなもそうなんじゃないかな。なかなか素直になれないとか・・・。

――「Namidairo」というタイトルには、どんな思いを込めましたか?
【YUI】 気持ちが涙色のときってあると思うんです。瞳からこぼれる涙よりも、気持ちが繊細になっているときの涙色の心の方が、より切なさも悲しみも深くて、それこそ誰にも見せていない感情に溢れているなと思って・・・。
――2曲目「I wanna be・・・」は、一転してロックな曲になりました。
【YUI】 素直に音楽を続けたいなっていう気持ちをそのまま歌詞にしました。年末に買った新しい2008年のスケジュール帳を見て、2008年のことを考えた時に、ちょっと不安な気持ちが生まれたんです。でも、そういう時こそ私はギターを弾いたり曲作りに集中する。この歌詞はその時に思ったこと、素直な気持ちがありのまま書けたんですよ。
――3曲目には「LOVE&TRUTH」のアコースティックバージョンを収録。
【YUI】 路上からスタートした私なので、アコースティックな私を届けたいと思って。コード感やメロディーをより明確に届けることができました。
(文:松浦靖恵)
 |
|
|