ORICON STYLE

2007年10月10日
スピッツ Special Interview
スピッツ スピッツ スピッツ
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1. コメント映像 PLAY
2. PV「群青」 配信終了
3. PV「魔法のコトバ」 配信終了
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オリコンユーザーに聞いたスピッツの魅力 ドキッとする瞬間がたくさんあった
――今度のアルバムは素晴らしいですね。魂の質量が違うように感じました。
【草野】 ありがとうございます。1曲1曲が独立したような印象の強いアルバムにはなってるんじゃないかなと思いますけど。小分けにして録ったっていうこともありますし、1曲1曲、演奏に集中しやすかったと思う。
【田村】 20年やってきて、「今はこういうレコーディングの仕方がベストだろう」というのがわかったからね。環境を整えるとか、現場ではあまり試行錯誤しないとか。
【崎山】 選曲とか、曲の持っていきかたとか、打ち合わせは充分にやったからね。だからスタジオでは楽器持ったらそんなに時間をかけずに、全体の旬を録るっていうか。
【三輪】 1曲を何回か録るでしょ?するとね、明らかに出だしの、みんなが一緒にバーン!とやったときの音って違ったりするんだよね。で、録ったなかで一番いいのを選ぶわけだけど、そういう瞬間が今回のアルバムにいっぱいあるんだよ!すごくビックリした。4人の音がひとつになってドキッとするような瞬間がね。

――制作期間が長かったぶん、曲作りにもいろんな要素が入ってきたんじゃないですか。
【草野】 そうですね。季節が違ったりするだけで、かなり雰囲気が変わりますし。寒い時期に作ると、やっぱりちょっと、ゆったりとした曲に(笑)。「P」とか、そういう感じだと思いますけど。夏に作ると「トビウオ」みたいな曲になる・・・わかりやすいですね(笑)。
【田村】 最初と2回目のセッションの合間の曲出しの時に「今は速くてキャッチーな曲は作れない」って言っていたもんね。
【草野】 「アップテンポの曲は作れない」って言った(笑)。曲出しがちょうど2月ぐらいだったのかな。その時にできたのが「魔法のコトバ」とか「夕焼け」とかね。
【田村】 あと「砂漠の花」と「僕のギター」か。
【草野】 だから冬にまとめて曲を作ってレコーディングすると、バラードアルバムみたいなものになってしまうかもしれない(笑)。
自分たちのイメージから少しハミ出して
――でもこうして聴いてみると、いい曲を書くのに、やっぱり、ちょっとおかしいところがあるバンドですよね。「Na・de・Na・deボーイ」なんて、普通作れないですよ。
【草野】 いや、そう言っていただくのが一番の誉め言葉です(笑)。そういうふうに思ってくださる人が一人でもいてくれたら、もうその時点でOKですね。あの曲は、「Na・de・Na・deボーイ」という言葉が思い浮かんだ時点でもう勝利したと思いましたよ(笑)。
【崎山】 あの曲はデモテープの段階から、もう「やる!」って言っていたもんね。
【草野】 やる気満々で作った(笑)。いや、男はみんな撫でてほしいんじゃないですかねえ?

――撫でられたいですよね(笑)。スピッツってヒット曲も多くて、いい歌を歌うバンドというイメージが強いじゃないですか。だけどこうしてアルバム聴いたりライブを観ると、そこからハミ出してる部分が大きくて・・・。その点はどう捉えてます?
【田村】 僕らはあまのじゃくで、だけどバランス感覚があるんですよ。「オルタナティヴなバンドだね」って言われたら、そうじゃない方向に行きたくなる。で、「ポップスだね」って言われたら、またそうじゃない方向に(笑)。
【草野】 これ見よがしな感じとか、奇をてらった感じには振り切りたくない。それもバランスだよね。
【田村】 うん。その“ハミ出した感”とかが目立っちゃうバンドは、俺、あんまりひかれないんですよ。(10割のうち)9は普通なんだけど、1だけハミ出した感が見えるほうが・・・。その1が、もっと光って見えるというか。なんか、好きになって付き合ってみたけど、「こいつ変態じゃん!」っていうか。そういうほうがひかれる。
【草野】 (笑)。それでよけい好きになったりしてね?

(文:青木 優)
(写真:尾形正茂)
(ヘアメイク:島 徹郎<juice>)
(スタイリスト:横田太樹)
Release
さざなみCD
さざなみCD
スピッツ

2007/10/10
[アルバム]
\3,000(税込)
ユニバーサルミュージック
UPCH-1620
CD購入(Amazon)

Present
プレゼント
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Profile
メンバーは、草野マサムネ(Vo&G)、三輪テツヤ(G)、田村明浩(B)、崎山龍男(Dr)の4名。
1991年3月25日、シングル「ヒバリのこころ」でデビュー。
シングル「空も飛べるはず」「ロビンソン」「涙がキラリ☆」「チェリー」など数々のヒット曲をリリース。
2005年1月12日、アルバム『スーベニア』をリリース。1位を獲得。
2005年4月20日、シングル「春の歌/テクテク」をリリース。
2006年3月25日、アルバム『CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection』『CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection』を同時リリース。1位、3位を獲得。
2006年7月12日、シングル「魔法のコトバ」をリリース。
2007年4月18日、シングル「ルキンフォー」をリリース。3位を獲得。
2007年8月1日、シングル「群青」をリリース。4位を獲得。
2007年10月10日、アルバム『さざなみCD』をリリース。
オフィシャルサイト
【過去のインタビュー】
■シングル「群青」インタビュー
  『夏を彩る、どこまでも突き抜ける爽快ギターポップ!』(2007/08/01)

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