ニューシングル「かけがえのない詩(うた)」は、ストリングスの華やかな調べに彩られた、胸に深く沁みるバラード。なんとこの曲は、映画ドラえもん『のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜』の主題歌なのだ。幅広い年代にmihimaru GTの音楽を親しんでもらえるこの素敵な機会を経て、彼らは2007年もますます大躍進するはず!
――「かけがえのない詩(うた)」は映画『ドラえもん』の主題歌ですが。
【hiroko】 ものすごく嬉しいですよ!やっぱり、『ドラえもん』を観て育ってますから。運命的なものを感じてるんです。今回の映画のオリジナルバージョンの『のび太の魔界大冒険』が公開されたのは私が生まれた年で、去年公開された『のび太の恐竜』のオリジナルバージョンが公開されたのは、ミックンが生まれた年だから(笑)。
――(笑)この曲はどんな感じで作っていったんですか?
【hiroko】 『ドラえもん』サイドのスタッフさんからは、“壮大な感じ”というキーワードをいただいていたのですが、ご希望はそのくらいで。自由に作らせて頂きました。
――この曲に込められたメッセージは身近な人への心からの感謝ですよね。
【hiroko】 かけがえのない人へ贈るメッセージソングを作りたかったんです。
【miyake】 作るうえで、いろんなイメージも膨らみましたよ。そういうなかで、こういうミディアムバラード調の曲になりました。やっぱり『ドラえもん』で流れるので、バラードとはいえポジティブな部分を歌にしたかったんですよ。
【hiroko】 言葉選びに関しては、ストレートに伝わるシンプルなものを心がけました。手紙を書くような感じで。人との強い絆って、持ちつ持たれつ、お互いに支え合ってできてくものだと思う。そういう思いやりの気持ちの大切さを込めて書きました。
【miyake】 歌だけじゃなくてラップも入っていたりするので、そのなかで1本の筋を通すのが、いろいろと工夫したところです。ラップって歌と比べてダイレクトなニュアンスがあるから、うまくバランスをとらないと違和感が出てきちゃうんですよね。その辺もクリアできた良いものになったと思います。僕らはずっとHIP HOPってものを追求してきたわけですが、それを『ドラえもん』のスタッフの方々に認めて頂けたのもすごく嬉しいですよ。
――この曲はまさにHIP HOPですよね。ストリングスの壮大さもありつつ、やっぱり根底にあるのはグルーヴィーさですから。
【miyake】 この仕上がりはすごく手応えがあります(笑)。
【hiroko】 映画と一緒にこの曲も受け継がれていったらほんと嬉しい。そういえば、この映画で初めてアフレコにも挑戦したんですよ。私は通りすがりの女の子の役。
【miyake】 僕は郵便配達の役。結構物語のキーマン的な役割なんです。
【hiroko】 アフレコは難しかったです。子供の無邪気な感じで笑おうとしても、ついつい腹黒さが出ちゃったり(笑)。
――2人の出演シーンも要チェックですね(笑)。すごく素敵な曲で2007年をスタートできましたけど、この先どんな1年にしていきたいですか?
【hiroko】 個人的な抱負は“ビビらない体質になりたい”。器の大きな女性になりたいんですよ(笑)。mihimaru GTとしては自分たちのペースで船を漕いでいきつつ、1曲1曲を大切にしながら(皆さんに)届けたいです。
【miyake】 今年も地道な努力を絶やさずにやっていきます。2007年も美しい締めが迎えられたらいいですね(笑)。がんばります!
(文:田中大)