4才でピアノを始め、8才で映画『天使にラブソングを2』を観て“すごい!”と思い、ゴスペルを習い始めたJYONGRI。“歌い続けていきたい”という夢が、歌手デビューという形で花開きました。ハッキリとした性格と、強い意志が伝わる歌声を持った18才です。
――JYONGRIさんは小さい頃からいろんな習い事に挑戦していますよね。ピアノ以外にも習字とかバレエとか。
【JYONGRI】 何にでも興味を持つ子でしたね。すぐに辞めちゃったものもあるけれど。バイオリンは3〜4年だったかな。バレエは2〜3週間だけど。
――早っ。
【JYONGRI】 (笑)。小学校2年生のときだったんですけど、向いてないと気づいてすぐに辞めました。
――ピアノは辞めたいとは思わなかったの?
【JYONGRI】 何回も思いましたよ。私、練習が大ッキライだったんですよ。今でもそうなんですけどね。でも、辞めようと思っても辞められなかったのがピアノなんですよね。
――他の習い事とは何か違ったのかな。
【JYONGRI】 やっぱり一番最初に始めたからだと思うんですよね。練習はキライだったけど、ピアノを弾くことは好きだったから。
――小さい頃はどんな音楽を聴いていたの?
【JYONGRI】 お父さんが音楽が好きでよく聴いていたので、THE BLUE HEARTSとかCHAGE&ASKAとか。あとはホイットニー・ヒューストン。
――音楽が好きだということを自覚したのは、いつ頃なんですか?
【JYONGRI】 音楽というよりも歌うことが好きで、歌い続けたいと思ったのはゴスペルを始めてからですね。11か12才くらいかなぁ?ゴスペルを辞めてから、音楽を続けたいとさらに思うようになったので、学園祭とか学校の小さなリサイタルとか、歌う場所がなくなっちゃったので自分から探しに行ったんですよね。
――15才の頃から自分で曲も作っていますよね。
【JYONGRI】 ピアノを弾きながらハミングしたりして作るようになりましたね。1度も教わったことはないんですよ。その頃に書いた曲はまだ譜面に残ってますよ。ワケのわかんない歌だけど(笑)、確実に恋愛のことを歌ってるんですよ。どんな曲もそうなんですけど、基本的にすべて恋愛に行き着くんですよね。
――デビュー曲の「Possession」と「My All For You」もそうですよね。
【JYONGRI】 この2曲は最初、私の中では意外だったんですけどね。私が書く曲は、バラードやミディアムテンポが一番多くて。「Possession」は数少ないアップテンポな曲なんですよ。
―――そうなんですか。この2曲を聴いて、JYONGRIさんってとても情熱的な人なんだろうとイメージしていたんですよ。
【JYONGRI】 この2曲は私の楽曲の中でも特にそうなんですよ。そういう強い想いを詰め込みたかった2曲なので。「Possession」は特に、情熱がテーマだから。
――曲を作るときには、そうやってテーマを立てて作ってるの?
【JYONGRI】 いいえ、ひらめきを頼りに作っていますね。固定した作り方はなくて、ジンクスとかを作るのがすごくイヤなんですよ。テーマを立てなきゃとか歌詞が先じゃないとダメとか、そういうのはイヤで、自然に出てきたものを思うがままに素直に書いてるんですよ。
――「Possession」はどんなふうに?
【JYONGRI】 バックトラックを聴いて、情熱を感じるなと思ったんです。それで書いていくうちに想いが強くなって気づいたら、こんな曲になってたんですよ。
――言葉がすごく強いですよね、特に英語の言葉が。アナタは私のもの、私はアナタのものみたいな。
【JYONGRI】 どちらもあるからバランスが取れているんだと思うんですよ。そういう恋愛を描きたかった。
――でも、直接は言いづらい言葉ですよね。
【JYONGRI】 今回の2曲は、普段言えない強い気持ちなんです。心の奥に眠っている本当に自分の言いたいことをガツンと前に持ってきて。「Possession」には“おおっ!”と圧倒されるけど、「My All For You」には、ドキッとするような乙女心を全面に出しました。
――JYONGRIさん自身の恋愛においてはどうなんですか?
【JYONGRI】 どうなんでしょうね?まだ18才なんで(笑)!でも、恋愛も友情も、狭く深くってことは言えますね。好きな人たちに自分を見せるし、深い愛を捧げます。
――今後、どんなシンガーになっていきたいですか?
【JYONGRI】 人の心に残るような歌を歌っていきたいですね。そして、私の歌を好きになってもらえたら、それが一番うれしいです。
(文:三沢千晶)