ORICON STYLE

2006年11月29日
ASIAN KUNG-FU GENERATION
映画『鉄コン筋クリート』の主題歌について語る!
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2. PV「或る街の群青」 配信終了
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ASIAN KUNG-FU GENERATIONのニューシングル「或る街の群青」(映画『鉄コン筋クリート』の主題歌)は、意外性に満ちた曲構成とアッパーなサウンドが交差するロックチューン。傑作アルバム『ファンクラブ』から9ヶ月、アジカンはすでに次なる場所に向かって進み始めている。

映画からもらったもので何かできればいいと思った

――「或る街の群青」のサウンドは、『ファンクラブ』とは明らかに違ってますよね。特にギターの音色が・・・。
【後藤】 『ファンクラブ』は内省的な雰囲気のアルバムだし、音作りもシンプルな方向に向かってて。アンプの歪みも抑えていたのですが、この曲はわりと歪んでますね。喜多君のギターはナチュラルな出音なんだけど、僕のギターはかなり歪んでる。

――音像を変える、っていう意図はあったんですか?それとも気分?
【後藤】 どうなんですかね?まあ、この曲に関しては、音圧があったほうがいいかなって。ハジけたところがあったほうがいい、って思ったし。でも、気持ち的には大きいかもしれないですね。開いた気分でやれば、そうなるだろうし。
【喜多】 ただ、『ファンクラブ』の雰囲気からすぐに違った方向に行けたのかっていったら、そうじゃなくて。年明けに取り組み始めた時は、まだ『ファンクラブ』の空気だったんですよ。レコーディングも終わったばかりだったし。その時、メンバーで話し合ったんですよ。潔(伊地知)から、「もう少し、開いた感じでやりたい」っていう話があったり。
【伊地知】 「或る街の群青」の前に、もっとプログレッシブで、いろんな展開があるような曲があって。それも好きだったんですけど、「ちょっと違うかもな」っていうのもあったんですよね。歪んだギターでいきなり盛り上がったっていうよりは、少しずつ変わってきた感じなんですよね。

――歌詞に関しては?
【後藤】 率直に原作の影響を受ければいいというか。自分の世界を表現するというよりは、作品からもらったもので何かできればいいと思ったんですよね。歌詞はもう、オマージュです。引用してる部分もあるしね。<ソコカラナニガミエル?>っていうのは入れたほうがいいなって思ったし。

自分達のテンポで音楽を鳴らすっていうのをやりたかった

――『鉄コン筋クリート』に触れてるときの感じ、汚い欲望と無垢な気持ちが同時に存在してるような、独特の手触りがリアルに伝わってくる曲だと思います。カップリングの「鵠沼サーフ」は、完全に一発録りですよね?
【後藤】そうですね。スタジオでサクッと作って、敢えてあんまり練習しないで録りました。アナログ(の機材)でやりたかったから、一発録りのほうが絶対にいいなって。
【山田】 緊張感がありますよね。
【後藤】 クリックも聞いてないし。自分達のテンポで音楽を鳴らすっていうのをやりたかったんですよね。もう1曲はすごく緻密に作ったから、余計に。こういうやり方って、ほとんど絶滅に近いと思うんですよ、特に僕らの世代とかだと。

――そうですね。
【後藤】 ギターのチョーキングが(狙った音に)届いてないところがいいんですよ。音符では表せないような微妙な音程に温かみだったり、ステキさがあると思うので。緻密にレコーディングされたものの美しさもあるけど、どっちも好きですね、僕は。

――ライブの荒々しさが伝わる音源ですよね。そして、11月からはアリーナツアーがスタート。これまでの手ごたえは?
【後藤】 (取材日の時点で)まだ2本しかやってないけど、いいですね。広いところでやると、いろんな人が来るじゃないですか。何が大変って、いろんな人のいろんな価値観を引き受けなくちゃいけないことが大変なんですよね。

――オールスタンディングだしね。オーディエンスにも成熟が求められるというか。
【喜多】 お客さん同士も(公式ホームページの)BBSで話し合ってるし。
【後藤】 自分のことは自分で考えなくちゃいけない、っていうのが基本だと思いますよ。普段の生活にも通じることだけど、何でも人のせいにするんじゃなくて、どうすれば良くなるか、もっと楽しめるようになるか、自分自身も、よく考えたりしています。オールスタンディングにしてるのは、それを自分で探して欲しいから。というのも、そういう方法でいろんな人に楽しんで欲しいですね。
(文:森朋之)
RELEASE

或る街の群青
ASIAN KUNG-FU GENERATION
2006/11/29[シングル]
\1,020(税込)
キューンレコード
KSCL-1068
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2007年
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1/11(木) 大阪城ホール 18:00 / 19:00 キョードーチケットセンター
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PROFILE
後藤正文(Vo&G)、喜多建介(G&Vo)、山田貴洋(B&Vo)、伊地知潔(Dr)の4人組。
1996年、大学の音楽サークルにてASIAN KUNG-FU GENERATIONを結成。
2002年11月25日、ミニアルバム『崩壊アンプリファー』をリリース。
2003年11月19日、1stフルアルバム『君繋ファイブエム』をリリース。初登場5位を獲得。
2004年夏、全国各地のフェスに出演し、更に人気を高める。
2004年10月20日、アルバム『ソルファ』をリリース。2週連続1位を獲得。
2006年3月15日、アルバム『ファンクラブ』をリリース。
2006年7月5日、新曲「十二進法の夕景」を収録したコンピレーションアルバム『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2006』をリリース。
2006年10月25日、アルバム『フィードバックファイル』をリリース。
2006年11月29日、シングル「或る街の群青」(アスミック・エース配給アニメ映画『鉄コン筋クリート』主題歌)をリリース。
今年で、結成10周年目を迎える。
オフィシャルサイト
【過去の特集】
■アルバム『フィードバックファイル』インタビュー
  『結成10周年目に、珠玉のアルバムをリリース!』(2006/10/25)
■アルバム『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2006』インタビュー
  『今年もNANO-MUGENコンピが到着!コメント&PV映像も!』(2006/07/05)
■アルバム『ファンクラブ』インタビュー
  『待望のアルバムリリース&結成10周年の彼らに迫る!』(2006/03/15)
■シングル「ブルートレイン」インタビュー
  『1年2ヶ月ぶりのニューシングルを語る!』(2005/11/30)