――前作「ガラスのパンプス」もかなりセクシーなイメージでしたが・・・。
【後藤】 今回はさらにエロティックな感じですよね。歌詞を最初に見たときは、ちょっとビックリしました。特に2番とか。
――<乳房
/ ゆれだす / 鼓動
/ 激しく>っていう。
【後藤】 “こんな言葉、口にしたことないよ”って(笑)。でも、楽曲自体がすごくカッコいいので、流れのなかで自然と歌えましたね。こういうテイストの曲って、今まではなかなか歌えなかったんですよ。自分のレベルが追いついてなかったり、“なんか違うよね”って思ったり。でも、ライブなんかでいろんな曲を歌っていくなかで、“いまなら大丈夫だな”って思えるようになって。年齢的にも20才を超えて、大人っぽい雰囲気も似合うようになってきたし。
――なるほど。こういう歌詞にも共感できる部分がある?
【後藤】 この曲に出てくる女性って、男性を下に見てるっていうか、完全に上から目線じゃないですか。私は決して(男性を)上から見たいわけじゃないけど(笑)、曲の雰囲気に合ってて、好きですね。
――ファンからの反応が楽しみですね。
【後藤】 どうなんだろう?“こんなゴッチン、見たくない”って人もいるかも(笑)。でも、「ガラスのパンプス」もたくさんの人に気に入ってもらえたし、今回も大丈夫だと思います!(「SOME
BOYS!TOUCH」の)リリースの3日後からはツアー(『後藤真希LIVE
TOUR 2006〜G-Emotion〜』)も始まるので、CDもライブも両方楽しんでほしいですね。今回はわりとセクシーなダンスとかもあるので、はじめはビックリして“口あんぐり”になっちゃうかもしれないけど、徐々に乗ってきてもらえれば(笑)。
――2曲目の「ALL
OF US」は素朴な雰囲気のバラードナンバー。
【後藤】 優しい感じを心がけながら歌いました。「SOME
BOYS!TOUCH」とはぜんぜん違う雰囲気だから、初めて私のCDを聴いた人は“この人って、どっちをメインでやってるんだろう・・・?”って思うかも。“愛”っていう言葉がたくさん出てくるところも好きですね。
――愛について考えることもあったりする?
【後藤】 ありますね〜。たとえば恋人同士とか、結婚しているカップルがお互いを愛してるのは当たり前だと思うんですよ。それだけじゃなくて、周りの人たち、自分を育ててくれた家族までしっかり愛することができれば、ステキだなって。でも、なかなか難しいですけどね。自分がいっぱいいっぱいだったら、そこまで気が回らないだろうし・・・そんなことはよく考えてます、最近。
――なんだか大人っぽい考えですねぇ。
【後藤】 そうですか?でも、愛って難しいですよね。いろんな愛があるし、考え方も人によって違うし・・・。
――(笑)。シングルと同じ日にライブDVD(『Maki
Goto SECRET
LIVE at STUDIO
COAST』)もリリースされますね。
【後藤】 6月30日に新木場でシークレットライブをやったんです。「ガラスのパンプス」の初回盤に入っていた入場券をゲットした人だけが参加できるっていうライブだったんですけど、ダンス系の曲をメインにしたメニューで、かなりスペシャルな内容になってます。ライブハウスって初めてだったんですけど、楽しかったですね。音の聴こえ方も(ホールに比べて)ぜんぜん違うし、お客さんもすごく近くにいるし。機会があれば、またやってみたいです。
――9月9日には韓国で『プレミアムベスト@』がリリース。活動の幅がどんどん広がってますよね。
【後藤】 11月には韓国でライブもやるんですよ。やってみたいことはたくさんあるので、少しずつ自分の意見を入れながら、実現させていきたいですね。
――すごく前向きですね〜。
【後藤】 今、何かを吸収したいと思っているんですよ。例えば、海外にひとりで行って、その国で見たもの、触れたものから、何かを感じ取ったり自分にプラスになるような経験をもっとしたいな、って。インプットとアウトプットが大切かなーって思うんです、最近。自分の中に何かインスピレーションが入り込んでそれが“歌”としてアウトプットされて、みんなに今以上にキモチを、メッセージを歌にのせて届けたいって、そう考えるようになってきました。
――いい考え方ですね。絶対気持ちが届きますよ。
【後藤】 ねぇ〜。まだまだこれからだと思ってます。頑張ります!
(文:森朋之)