今年に入ってからヒット曲を連発し、絶好調ぶりを加速し続けているmihimaru
GT。彼らの現在の勢いを華やかに映し出しているのが、最新アルバム『mihimagic』だ。ポップなサウンドはもちろん、思い切りの良いアイディアを炸裂させた曲も盛りだくさん。175RのSHOGOとのコラボや、大江千里との絶妙なコンビネーションによる「部屋とYシャツと私」のカバーも聴かせてくれる。無敵の曲を満載している本作について2人に語ってもらった。
――このユニットは“ヒップポップ”っていうテーマをずっと掲げてますけど、それがすごく理想的に形になってますよね。どの曲もポップなんですけど、ビートが研ぎ澄まされてたりしますから。
【miyake】 ドラムはほとんど生なんですけど、それプラス打ち込みの音を足したりして。いろいろ作り込めたので、その点でも完成度が高いですよ。大切にしてるのはトラックから曲を作ること。それを軸にメロディを作るのって難しいんですけど、それがラップとメロディの違和感のないバランスにつながってるのかもしれないです。
――「Drum-Line」はカッコいいですね。マーチングドラムの勇ましさと甘いメロディが自然に融け合ってるラブソングですけど、こういうのはなかなか簡単にはできないんじゃないですか?
【miyake】 たしかに難しかった曲です(笑)。
【hiroko】 『ドラムライン』っていう映画からインスピレーションを受けて作った曲で。夏の青春恋物語的なことを書きたくて。マーチングって学生がやってるイメージもあるし、そういうところから青春の感じが出ればいいなと。
――絶妙なバランスっていうと「いつまでも響くこのmelody」もまさにそうですよね。切ないメロディと、ビッグバンドの躍動感が融合してるのが、何度聴いても不思議ですね。
【miyake】 「イン・ザ・ムード」のところはスイングしてるのに、サビの部分ではサラッと流れるビートですからね。ベースとかドラムをプレイヤーさんに演奏してもらったんですが、人間ではそのスウィッチングが難しかったみたいです(笑)。
――普通だとあり得ない展開ですからね(笑)。あと、今回はパーティーチューンも強力だと思います。「気分上々↑↑」や「Hello,Pansy!!」とか。
【miyake】 野外フェスでも「気分上々↑↑」をやるとお客さんがざわめき立ちますよ。
【hiroko】 アゲアゲな中にも切ないメロディもあって、そこがすごく支持してもらえた曲なのかなと思ってます。
――汗だくで踊らせるんじゃなく甘酸っぱさで包みつつ踊らせるのって、mihimaru
GTのパーティーチューンならではだと思います。
【miyake】 ノリの良さだけじゃなくて、印象的なメロディも欲しいと思う方なんですよ。
【hiroko】 今回はライブと同時進行で作った曲も多いので、ライブを意識したものはかなりあるかも。“お客さんをもっと盛り上げたい”っていう貪欲さが自分たちの中でどんどん出てきてるから。
――175RのSHOGOさんや大江千里さんとのコラボも実現したり、今回のアルバムはすごくいろんなことをやり切れた満足感があるんじゃないですか?
【miyake】 そうですね。でも、僕としては反省点もありつつなんですが(笑)。でも、良い曲がいっぱいできたと思います。反省点って言ってもマスタリングとかミックスとか・・・。
――すごくマニアックな部分での反省(笑)。
【miyake】 そうですね(笑)。「気分上々↑↑」で自信がついたんですけど、今までやってきたことが報われた感が多少はあります。これからどんどんmihimaru
GTのスタイルがみんなに認知されたらいいなと思ってます。
【hiroko】 この先ワンマンライブもありますし。実はツアーは初めてなんですよ。
【miyake】 無料招待制のライブとかは、やったことがあるんですけど。
【hiroko】 ひとつひとつの曲を愛情を持って届けたいです。みなさんに満足してもらえる歌が唄えるように、今から筋トレ中です。
――では、逞しくなったhirokoさんに乞うご期待ということで(笑)。
【hiroko】 逞しいかどうかは分からないですけど(笑)。しなやかで締まったボディになれるように鍛えていきたいです。夏フェスでも鍛えられましたし、今年の自分たちの成果が出るんじゃないかと思います。アルバムはアゲアゲの曲を作り過ぎた気もするので、がんばります(笑)。
(文:田中 大)
(ヘアメイク:田中順平)
(スタイリスト:藤本大輔)