ORICON STYLE

2004年12月22日
より子 ORICON STYLE SPECIAL COMMENT
より子のコメント映像が見れます!!
  ヨリコ
  生きることに貪欲だからこそ音楽に対しても、いつも全力疾走してる
PROFILE
1984年5月13日、栃木県宇都宮生まれ。
幼少期に小児癌のため長期入院をしていた時に音楽に目覚め、ほぼ独学でピアノを学ぶ。小学校、中学校時代は音楽制作、ゲーム制作などの制作活動に熱中。友人に音楽業界関係者を紹介されたのをきっかけに16歳の時にオリジナル曲「ほんとはね。」をラジオ等で歌い好評を得る。
2002年3月27日、インディーズレーベルよりアルバム『Aizenaha』をリリース。8万枚を越えるセールスを記録。
2002年7月に半生を綴った本「天使の歌声〜小児病棟の奇跡〜」を出版。
2003年11月27日、ミニアルバム『gap』をリリース、インディーズチャート初登場4位を獲得。後一時休業。
2004年春、活動再開。精力的なライブ活動を展開、11月には全国ツアーを行う。
2005年1月26日、アルバム『Cocoon』でメジャーデビュー。
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動画はWindowsMedia Playerで御覧になれます。
NEW RELEASE
Cocoon
より子
2005/1/26[アルバム]
\3,000(税込)
東芝EMI
TOCT-25580
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PRESENT
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■USEN440:
http://www.usen440.com/ch/AE/AE29/index.html
■SOUND PLANET:
http://www.usen-cs.com/ch/AE/AE29/index.html
現在20歳のシンガー・ソングライター、より子。これまでインディーズでの活動で注目を集めてきた彼女が、ついに2005年1月26日にアルバム『Cocoon』でメジャー・デビュー! というわけで2週連続で彼女のインタビューをお届けします。今回が、その第1弾。音楽との出会い、そして小児癌で入院していた幼少期の体験について、より子は明るく元気に(本当に!)語ってくれました(デビュー作については第2弾でたっぷりお伝えします)。



【より子】 私、話をするのが大好きなんですよ。だから、こういう取材のとき、ついつい長くなっちゃうんですよね。もしも話しすぎてたら遠慮なく止めて下さいね(笑)。

──わかりました(笑)。では、まず音楽との最初の出会いを教えて下さい。

【より子】 私は2歳のときから3年間ぐらい入院してたじゃないですか。だから、やれることが限られてたんですね。で、その頃の私の生活の中心はテレビゲームとディズニー音楽だったんです。ファミコンをやるか、お母さんが持ってたディズニーの赤い色のカセットテープを聴いてました。だから、もう、いきなり音楽があったっていう感じですね。で、その病院に置いてあった壊れたオルガンを触ったのが初めての楽器の体験です。それがきっかけで鍵盤を弾くようになったんですよ。

──じゃあ音楽を意識的に選んだっていう感じでもないの?

【より子】 そう。入院してるときって、ようするに目と耳と手を使うぐらいのことしかできなかったんですよ。暴れたり走りまわったりできるわけじゃなかったから。だからゲームや音楽へ意識が行ったのかもしれないですね。とにかく小さい頃から音楽にしか興味がわかなくって。当たり前のように音楽でした。というか音楽よりも前の段階の“音そのもの”も好きなんです。例えば、これを開けると(と彼女は目の前の炭酸飲料のペットボトルを指さす)プシュッとかシュワ〜とかっていう音がしますよね。そういう音も好きなんです。そんな感じだから退院してからも、いつもピアノを弾いて歌ってました。あとの時間はゲーム。で、あまり学校には行かない、みたいな子供でした(笑)。

──明るく話してくれてるけど大変な病気だったんですよね?

【より子】 まあ大変だったんでしょうけど。でも本人には、それが当たり前のことになっちゃってますからね。だって私これまでの人生で入院してた時期が一番楽しかったですもん(笑)。
──そうなの!?
【より子】 うん。だってボランティアの人が来て一日中ずっと遊んでくれるし。しかもワガママも聞いてくれるし。そりゃあ楽しかったですよ(笑)。

──なるほど。変な質問ですけど、どうして、そんなに明るい子に育ったの? 大変な経験をたくさんしてるのに。
【より子】 きっと大変な経験をしたからこそ明るくなったんじゃないですか? 自分では大変だったとは思ってないけど・・・・だって看護婦さんを指名したりとか、そういうワガママを言うのって楽しかったですよ(笑)。

──そんなことしてたんだ(笑)。なんか面白い話がいっぱいありそうですね。
【より子】 そうなんですよ。だから、いつも取材時間が長くなっちゃうんです(笑)。

──面白いと言えば資料のプロフィールにあった“好きなアーティスト”の欄。ダニー・ハザウェイとリンキン・パークが列挙されてて笑っちゃいました(笑)。
【より子】 極端ですよね(笑)。

──極端すぎますよ(笑)。
【より子】 ダニー・ハザウェイは私が生まれて初めて、こういう歌手になりたいって思った人なんです。なんて温かい歌なんだろうって思って。とは言うものの私はロックも好きなんです。それも中途半端なロックじゃなく、とことんゴリゴリのやつが。だからリンキン・パークとかも、よく聴きます。もちろん、それ以外にも好きな音楽はいっぱいありますよ。ジャズとかブルースとか。

──さて次回はメジャー・デビュー・アルバム『Cocoon』について、たっぷり語って頂くわけですが。最後に、ひとつだけ質問を。幼い頃の入院体験って、より子さんの現在の音楽活動に影響を与えていると思いますか?
【より子】 思います。妙に生死の狭間みたいな環境にいたからか、すごく生きることに貪欲なんですよ。しかも人は死ぬんだっていうことを小さい頃から理解してたし。ということは、つまり明日になったら自分は死ぬかもしれない、みたいな気持ちも当然あるってことなんですよ。で、だからこそ音楽に対しても、いつも全力疾走してる感じがあって。そのへんは私の音楽の大きな特徴になってると思います。それって、やっぱり病気をしたからこそ培われた部分ですよね。
(文:大野貴史)