ドラマ&映画 カテゴリ
(更新: ORICON NEWS

2012 年間ドラマ視聴率ランキング『朝ドラ人気の復活、テレ朝の躍進……2012年ドラマ界のヒットを振り返る』

 今年放送の主要ドラマが最終回を終え、2012年の年間ドラマ視聴率 TOP10(単発ドラマも含む)が決定!今年もさまざまなテーマ、ジャンルの作品が放送されたが、視聴者の心をグっと掴み、高視聴率を記録したのは果たして……。

高視聴率を記録した、人気ドラマ10作品が出揃った!

  • 『カーネーション』が1位を獲得(C)ORICON DD inc.

    『カーネーション』が1位を獲得(C)ORICON DD inc.

⇒ランキング表を見る!

  10月〜12月期放送の主要ドラマが最終回を終え、2012年の年間ドラマ視聴率TOP10(単発ドラマも含む)が出揃った。1位に輝いたのは、女優・尾野真千子が確かな存在感を見せつけ、自身の代表作となった朝の連続テレビ小説【カーネーション】(NHK総合・1月28日放送)の25.0%。続く2位にも、同枠で放送された女優・堀北真希主演の【梅ちゃん先生】(同局系8月11日放送)24.9%がランクインし1、2フィニッシュ。続く3位には、女優・米倉涼子主演の【ドクターX 外科医 大門未知子】(テレビ朝日系・12月13日放送)が24.4%と驚異の追い上げを見せ、自身の新たな代表作として視聴者に強烈な印象を残した。

安定した高視聴率が“朝ドラ”完全復活を印象付けた!!

  • 2位は『梅ちゃん先生』 (C)NHK

    2位は『梅ちゃん先生』 (C)NHK

  • 9位は夏菜主演の『純と愛』 (C)ORICON DD inc.

    9位は夏菜主演の『純と愛』 (C)ORICON DD inc.

 1位にランクインした『カーネーション』は、ファッションデザイナー“コシノ3姉妹”を育て上げた小篠綾子さんの生涯を描いた作品。大阪・岸和田を舞台に、やんちゃな性格でだんじり祭りが大好きな主人公・糸子が、厳しくも優しい目線で3人の娘を育てる様は視聴者の共感を呼んだ。第6話という比較的早い段階で子役からバトンタッチを受けた尾野は、年齢設定60歳までを見事に演じきった。思春期の糸子を演じた際には、自由奔放で勝気な面を強調し、年齢設定が高くなるにつれ落ち着いた雰囲気を醸し出すなど、“自然な老い”を表現。これまでも映画をフィールドに“演技派”として認知されてきた尾野だが、今作をきっかけに、その卓越した演技力は世間一般にも浸透した。

 2位の『梅ちゃん先生』も、主演の堀北にとって新たな代表作となった作品だ。東日本大震災の復興支援プロジェクトの一環として企画された同作は、地震や液状化による被害が大きかった茨城県高萩市にてクランクイン。3人兄妹の末っ子・梅子が町医者となり、戦後占領期から高度経済成長期を生きていくという物語が震災からの復興と重なり共感を得た。堀北は、今年の大みそか放送の『第63回 NHK紅白歌合戦』でも紅組司会に抜てきされるなど、同作をきかっけに名実ともに“国民的女優”の仲間入りを果たした。

 2作の共通点といえば、『カーネーション』19.1%、『梅ちゃん先生』20.7%と、その平均視聴率の高さだ。2作品ともにNHK朝ドラの復活を印象付けた松下奈緒主演の『ゲゲゲの女房』(2010年)の18.6%を上回る数字を記録している。現在放送中の『純と愛』も18%代をキープしていることからも、同枠が盤石の体制となっていることがうかがえる。

“新視聴率女王”米倉涼子、各局“争奪戦”は必至!?

  • 『ドクターX 外科医 大門未知子』が3位を記録(C)テレビ朝日

    『ドクターX 外科医 大門未知子』が3位を記録(C)テレビ朝日

  • 10位はSPドラマ『熱い空気』(C)テレビ朝日

    10位はSPドラマ『熱い空気』(C)テレビ朝日

 3位にランクインした『ドクターX 外科医 大門未知子』は、天才的な医療技術を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く、米倉演じる外科医・大門未知子を通して医療の現状を描いた。第1話から18.6%と好スタートを切り、第7話では20.1%を記録。最終話となる8話がどれほどの数字を記録するか注目されたが、24.4%という今年の民放ドラマ最高視聴率を獲得し見事期待に応えた。

 米倉といえば、これまでにもさまざまな作品で主演を務め、自立した強い女性像を体現してきた。過去の作品でも安定した視聴率を獲得してきたが、今作をきっかけに彼女のポテンシャルが一気に花開いたと言っていいだろう。また『ドクターX』余波から、12月22日に放送された、米倉主演のSPドラマ『テレビ朝日開局55周年記念 松本清張没後20年2週連続ドラマスペシャル 熱い空気』も18.6%を記録、最後の最後でTOP10内に2作品をランクインさせた。
 
 テレビ朝日には、早くも『ドクターX』の続編を望む声が多く届き、春ドラマ以降、各局で彼女の“争奪戦”が繰り広げられるなど、まさに“新視聴率女王”と呼ぶに相応しい活躍を見せてくれた。

『相棒』だけじゃない!! テレ朝躍進で“ドラマ勢力図”に変化

  • 『相棒』は6位と変わらず人気(C)テレビ朝日

    『相棒』は6位と変わらず人気(C)テレビ朝日

 2012年を振り返ると、やはり1、2フィニッシュとなったNHK朝ドラの強さが印象的だった。現在放送中の『純と愛』も19.8%で第9位にランクインされていることからも、その盤石さがうかがえる。民放ドラマでは、やはりテレビ朝日の台頭が顕著だ。これまでは『相棒』という“1枚看板”が同局のドラマを引っ張ってきたが、『ドクターX』の予想を上回る躍進により“好調・テレビ朝日”をさらに印象付けた。TOP10作品の内訳としても、テレビ朝日:3作品、フジテレビ:2作品、日本テレビ:1作品、TBS:1作品と、ランクイン数でも他局を上回った。今年は、昨年の『家政婦のミタ』による“驚異の視聴率40%”のようなビッグニュースは無いのでは? と危惧する声も多かったが、蓋を開けてみれば各局の“ドラマ勢力図”が大きく変わる年となった。果たして来年はどのような衝撃作、問題作が登場するのか? また、他局の巻き返しにも大いに期待したい。

2012年 ドラマ視聴率ランキング TOP10


順位タイトル(放送局/最高視聴率の記録日)関連ニュース最高視聴率
『連続テレビ小説 カーネーション』
 (NHK総合/2012年1月28日)
25.0%
『連続テレビ小説 梅ちゃん先生』
 (NHK総合/2012年8月11日)
24.9%
『木曜ドラマ ドクターX 外科医 大門未知子 最終回』
 (テレビ朝日/2012年12月13日)
24.4%
『24時間テレビドラマスペシャル
             車イスで僕は空を飛ぶ』

 (日本テレビ/2012年8月25日)
23.8%
『土曜プレミアム 踊る大捜査線THE LAST TV
       サラリーマン刑事と最後の難事件』

 (フジテレビ/2012年9月1日)
21.3%
『相棒 最終回特別拡大2時間超スペシャル 最終回』
 (テレビ朝日/2012年3月21日)
20.5%
『PRICELESS あるわけねぇだろ、んなもん!』
 (フジテレビ/2012年12月10日)
20.1%
『日曜劇場 ATARU』
 (TBS/2012年4月15日)
19.9%
『連続テレビ小説 純と愛』
 (NHK総合/2012年10月1日)
19.8%
『テレビ朝日開局55周年記念 松本清張没後20年
         2週連続ドラマスペシャル 熱い空気』

 (テレビ朝日/2012年12月22日)
18.6%

関連リンク

2012 年間ドラマ視聴率TOP10ランキング表
<途中経過では…>2012上半期ドラマ視聴率 TOP10
2012 ブレイク俳優&女優 TOP10
各局の最新ドラマ情報一 覧
2012 映画興行ランキング

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索