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坂本真綾 Special Interview “カラダにいい”結婚で魅力増す

日本語を綺麗に話すことを心がけました

『夜のとばりの物語』

『夜のとばりの物語』

『夜のとばりの物語』

『夜のとばりの物語』

──オスロ監督の作品をどう思いましたか? 【坂本真綾】 想像していた以上に色鮮やかでインパクトの強い作品でした。シルエットだけなのに、見終わった後、すべての表情の変化を観てきたような気がしました。人物の動きも細やかで、影絵に対する概念がガラリと変わりましたね。自分で想像力を働かせて、見えないものまで観ていたんだな、と。観客一人ひとりが想像力をプラスして観ることで、はじめて完成する作品。すごく面白いと思いました。

──吹き替えをするにあたっては? 【坂本】 どの場面を切り取っても絵画のような芸術的な作品なので、映像を存分に味わっていただくためにも、音声がそれを邪魔しないように、耳にすっと入っていくように、日本語を綺麗に話すことを心がけました。フランス語の原音もとても素敵だったので、オリジナルの雰囲気を大事に伝えたいと思いました。

──フランス人監督の作品とわかっている先入観のせいなのか、日本の作品とはどこか違うなって思ってしまいます。 【坂本】 テンポや間というのが日本人のそれとすごく違うと思います。そのあたりがフランスの、というよりオスロ監督の個性なのかな、って。悲しい場面もしっとりし過ぎないで、次の展開へどんどん進んでいく。収録の時は、あまりのテンポの良さに気持ちが追いつかなくて、難しいなって思ったりもしましたが、完成作品を観たらとても心地よく仕上がっていたので、ホッとしています。

──音楽以外の分野でも、舞台、声優、執筆、ラジオパーソナリティなど、多方面で活躍されていますが、それぞれどのようなスタンスで臨んでいるのですか? 【坂本】 私にとっては、表現するという意味ではどの分野の仕事でも垣根がない。意識的に切り替えることはなくて、陸上部の選手みたいな感じかしら? ハードル走にも、長距離走にも出場するみたいな感じ(笑)。種目は違うけど基本的に走るのが大好きって感じと似ている。表現する喜びがあって、楽しくて仕方ないから続いているんだと思います。

PROFILE

坂本真綾
1980年3月31日生まれ。幼少より劇団の子役として活躍。
15歳から、本格的に音楽活動を開始。ナチュラルなボーカルと、瑞々しい感性に裏づけられた作詞力が各方面から高い評価を得る。アルバム『Driving in the silence』『everywhere』『かぜよみ』『ニコパチ』、シングル「トライアングラー」等でオリコン3位、アルバム『You can’t catch me』でオリコン1位を獲得。7月25日に最新シングル「モアザンワーズ」が発売される。音楽以外の分野でも、舞台、声優、執筆、ラジオパーソナリティなど、多方面で活動、日本国内のみならず世界各国のファンから支持を受ける。

PROFILE 詳細  OFFICIAL SITE

『夜のとばりの物語』

『夜のとばりの物語』

 『キリクと魔女』(1998)で、フランスアニメーション界最大のヒットを記録、続く『アズールとアスマール』(2006)で160万人を動員し、さらに記録を塗り替えたミッシェル・オスロの最新作。もともとテレビシリーズ用に制作され、劇場公開用にシリーズから5本、新作を1本追加し、3D作品としてフランスで昨年公開された。

 夜な夜な好奇心旺盛な少年と少女が、古い映画館で映写技師と共に物話を紡ぎ、6つの世界の主人公となる。その6つの短編作品を通して描かれるのは、愛の物語。呪われた人を愛した時、生贄として殺される少女を愛した時、愛の証に愛する者の命を奪わねばならない時、愛はその深さを試される。

 日本語吹替版では、登場するヒロインの少女役に声優や歌手として活躍中の坂本真綾。また、6話中1話に登場する包容力と友情を併せ持った印象的なキャラクターの声を、アニメーション作品の声優初挑戦の西島秀俊が演じている。

2012年6月30日(土)
東京・新宿バルト9にて公開、全国順次ロードショー
(C)2011 NORD-OUEST FILMS - STUDIO O - STUDIOCANAL

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