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Check 2011年03月16日

なぜかイヤな女の役が多い!?

  • 桜庭ななみ×桐谷美玲
  • 桜庭ななみ×桐谷美玲
──5人の高校生がメインの青春映画ですが、それぞれ演じたメイとミキティ、どんなところに共感しましたか?
【桜庭】 メイの好きなところは、好きな人にたとえ大切な人がいたとしても、自分の想いを伝えるところですね。素敵だなって思いました。逆に自分と似ていないところは……私は良くも悪くもあまり考えずに突っ走るタイプ。好き!って思ったら迷わず言っちゃうタイプなので、そこはメイと違うところですね。
【桐谷】 自分とミキティは全然違う性格なので、ミキティを演じていて、あんなにツンツンしなくてもいいのになぁって。でも、彼女にも彼女なりの悩みや葛藤があって、学校での居場所が見つからなかったり、母親とうまくいかなかったりして素直になれないのかなと。本当は良い子なんです。ミキティの良さは映画の後半に出てくるので、前半部分でいかにムカツク要素を出せるか、そこを気をつけました(笑)。
──自分と違う性格のキャラクターを演じることは楽しい?難しい?
【桐谷】 ミキティのような女王様キャラは普段は絶対にできないじゃないですか?だからものすごく気持ちよかったですね(笑)。今回もそうですが、私の演じる役ってなぜかキツかったり、ちょっとイヤな女だったりすることが多いんですよね。でも、私自身はいかにゆるく生きるかをテーマにしている人間なので、知り合いからは(本人と)全然違うねって言われます。
──ということは、桜庭さんはほんわかした桐谷さんが女王様キャラの桐谷さんに変わる姿を、毎日現場で見ていたんですね?
【桜庭】  ですね(笑)。少し前まで美玲さんと私は同じ寮に住んでいて、普段の美玲さんがどういう人なのかよく知っていたので、ものすごいギャップが見られておもしろかったです。あと、個人的にミキティとワンダ(田中圭)の関係がすごく気に入っているんですよね。お互いが成長し合えて、ふたりの気持ちが通じ合って、そしてラブになる!っていうのが好き。内面的に惹かれ合うところが素敵です。

今の理想の男性のタイプは……

  • 桜庭ななみ×桐谷美玲
  • 桜庭ななみ×桐谷美玲
──桜庭さんは内面重視派なんですね。でも、メイはビートに完全に一目惚れですよね?実際にビート役の瀬戸康史さんとの共演でドキドキした?
【桜庭】  告白するシーンはものすごく緊張しました。しかもそのシーンはクランクインの最初のカットで……。おまけに瀬戸さんとはそれが初対面だったんですよ!
【桐谷】  そうだったんだ!でも、すごく素敵なシーンだよね?緊張している感じが逆によかったのかもしれないね。
【桜庭】  そう言ってもらえると嬉しい!ありがとうございます(笑)。
──ミキティとワンダのふたりが徐々に惹かれていく感じも素敵でしたよ。
【桐谷】 ミキティの本当の部分(内面)を見てくれていたのは、ワンダだと思うんですよね。いつも一番気にかけてくれていたし、学校に行けなくなったとき「大丈夫?」ってメールをくれたのもワンダだった。他の生徒はモデルのミキティとして見ているけれど、ワンダだけはモデルではなく、ひとりの女の子として見てくれていたと思うんです。
──なるほど。メイとミキティそれぞれが惹かれるビートとワンダ、桜庭さんと桐谷さんからみてもこのふたりの男性は魅力的?
【桐谷】 魅力的ですね。私の理想のタイプは守ってくれる人、支えてくれる人なので、ワンダみたいな人はとっても素敵です。
【桜庭】 私は自分を成長させてくれる人が今の理想のタイプ。そういう意味では、ビートはメイを変えるきっかけになった人、一歩踏み出すきっかけをくれた人だと思うので、ビートもすごく素敵です!
──それぞれの恋模様も見どころですが、高校生が自分たちの手で作り上げるファッションショーもおもしろさのひとつ。自分たちの高校時代(桜庭さんは現在)と重ねたりしましたか?
【桐谷】  私の通っていた高校は文化祭に力を入れていて、3年生になると各クラスでミュージカルをやるんです。4月にクラス替えがあって、まず決めることは文化祭でなにをやるか。生徒たちで衣装を作って、演出をして、演じて……夏休みも全部文化祭にかけるという経験をしていたので、今回の撮影はすごく懐かしくもありました。
【桜庭】  文化祭にしても映画にしても、ひとつのものをみんなで作り上げていくっていいですよね。私自身みんなでひとつのものに向かっていく作業が好きなので、今こうして女優の仕事に就けて、ほんとに良かったなと、この現場を通じて改めて思いました。

(文:新谷里映/撮り下ろし写真:原田宗孝)

桜庭ななみ
1992年10月17日生まれ。鹿児島県出身。
2008年、映画『天国のバス』でデビュー後、ヤングマガジン『ミスマガジン2008』グランプリを受賞し、『同級生』 『体育館ベイビー』 『赤い糸』(2008年)に続けて出演、期待の新人女優として注目される。『書道ガールズ!!わたしたちの甲子園』で報知映画賞新人賞を受賞。2011年は、『サビ男サビ女』『天国からのエール』が公開予定。

桐谷美玲
1989年12月16日生まれ。千葉県出身。
2006年、映画『春の居場所』でデビュー。ドラマ『吉祥天女』(テレビ朝日系)で話題になり、ドラマや映画に多数出演、高評価を得る。2010年は、映画『音楽人』とドラマ『女帝 薫子』(テレビ朝日系)で初主演。その他の主な出演作に、『君に届け』(2010年)『ジーン・ワルツ』(2011年)、ドラマ『オトメン(乙男)』オトメン(乙男)(フジテレビ系)『夏の恋は虹色に輝く』(フジテレビ系)などがある。雑誌『Seventeen』専属モデルでもあり、ラジオパーソナリティも務めるなど、多岐にわたって活躍している。

ランウェイ★ビート
予告編オフィシャルサイト

story
 高校2年の塚本芽衣(メイ)は、ひとりの転校生と出会う。彼は溝呂木美糸(ビート)。転入早々、女王様気取りの超人気モデル・立花美姫(ミキティ)の犬田悟(ワンダ)へのいじめに遭遇したビートは、落ち込むワンダに宣言する「お前をクラスで一番カッコいい男にする!」。
 翌日学校に現れたワンダはクラス全員が目を見張る大変身を遂げる。「信じれば、自分は変われる」ビートの言葉によりクラス全員で文化祭のファッションショーに取り組むことに。周りを引っ張って突き進むビートに次第に惹かれていくメイ。
 今よりもっと輝ける新しい自分と夢(ランウェイ)に向かってみんなが変わり始めていた。そんななか、学校が廃校になるという事実が発覚!さらに、ビートに有名ブランドのデザイン盗作疑惑がかけられ、ついに5人の心もバラバラになってしまう……。

監督:大谷健太郎
出演:瀬戸康史 桜庭ななみ 桐谷美玲 IMALU 田中圭
2011年3月19日(土)全国ロードショー
(C)2011「ランウェイ☆ビート」製作委員会

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