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Vaundy「怪獣の花唄」、ミセス「ケセラセラ」、こっちのけんと「はいよろこんで」などが受賞、『NexTone Award 2025』の授賞式イベントで喜びの声
『NexTone Award 2025』
著作権使用料分配実績により上位3作品を決定、さらに特別賞などを顕彰
(写真左から)MCの上田まりえ、藤井隆
また、大きな実績、話題を創出した作品やアーティストを顕彰する特別賞、海外で最も実績が認められた作品やアーティストを顕彰する国際賞、YouTubeでの再生実績が最も高い作品やアーティストを顕彰するYouTube賞も発表する。
歴代のGold Medal受賞作品は、2017年「渚」(スピッツ)、2018年「前前前世」(RADWIMPS)、2019年「In Two」(安室奈美恵)、2020年「奏(かなで)」(スキマスイッチ)、2021年「マリーゴールド」(あいみょん)、2022年「香水」(瑛人)、2023年「うっせぇわ」(Ado)。2024年は、2年連続受賞となったAdoの「新時代」がGold Medalに。これらを見るだけでも、同賞がいかに“世の中でより多く聴かれ愛された作品”を顕彰しているかがわかるだろう。
no more、harha、レトロリロンがライブに登場、EXシアターを盛り上げる
no more
オープニングアクトを務めたのは、福岡を拠点に活動する3人組ポップロックバンド・no more。インディーズや新人アーティストの音楽活動支援を目的としたプラットフォームサービス「Eggs」と共同で実施したオーディションでグランプリを受賞した勢いそのままにオーディエンスを盛り上げ、「星座」、「僕が君を僕のように愛すから」、「会いたい」の3曲を披露。エモーショナルな歌声とバンドサウンドで、EXシアターを一気に盛り上げた。
harha
レトロリロン
YouTube賞「はいよろこんで」こっちのけんとがコメント、特別賞ではSKI-HIも
YouTube賞「はいよろこんで」こっちのけんと
国際賞「すずめの戸締り」プロジェクト
特別賞 BMSG
上位3作品は「怪獣の花唄」「独りんぼエンヴィー」「ケセラセラ」に決定!
Bronze Medal「ケセラセラ」Mrs.GREEN APPLE
「『ケセラセラ』は朝日放送テレビのドラマ『日曜日の夜ぐらいは』の主題歌として書き下ろしていただいた曲です。当時、私は朝日放送テレビの制作局長で、ドラマも担当しておりました。清水(一幸)プロデューサーから『素晴らしい曲が上がった』と報告を受け、彼のスマートフォンでデモを聴かせてもらったのが、この曲との最初の出会いでした。それを聴いた時、素直な勇気が湧いてくる良い曲だなと思い、心が震えました。ドラマを観ている中でも何度も涙するシーンがありましたが、そこには必ずこの『ケセラセラ』がありました。このような素晴らしい楽曲に関われたことを、弊社一同心より誇りに思っております。微力ではございますが、今後も素晴らしい音楽をより多くの人により深く届けるために尽くしてまいりたいと思います」
Silver Medal「独りんぼエンヴィー」koyori(電ポルP)
またkoyori本人からは、「この度は、とても身に余る大変な賞をいただきまして誠にありがとうございます。この曲はずいぶん前に書いたものですが、今でもいろいろな形で多くの方々に聴いていただけているようで、とてもうれしく、大変光栄に思います。こういった機会をいただいたことは、これからの自分の活動にとっても大きな宝物になると思っています。これからもたくさん聴いてくださるとうれしいです」との声が届けられた。
Gold Medal「怪獣の花唄」Vaundy
「Gold Medal受賞とのこと、ありがとうございます。たくさんの方に僕の楽曲が届いていることをとてもうれしく思います。今年もいっぱい曲を作って出していこうと思いますので、楽しみにしていてください」
すべての表彰を終え、NexTone代表取締役CEOの阿南雅治さんが登壇。藤井隆のかつてのヒット曲「ナンダカンダ」が今「オロナミンC」CMで大量に流れている話題にも触れつつ、著作権使用料の醍醐味についてスピーチした。
「『NexTone Award』は、他のアワードと少し毛色の違ったもので、アーティストそのものを顕彰するというより、作詞・作曲家様と楽曲を管理されている音楽出版社様を顕彰するものです。NexToneが、放送局やレコード会社、カラオケ事業者等から徴収した著作権使用料を集計し、その分配額に応じて表彰させていただく仕組みになっています。今回の受賞作を聞いて『去年(2024年)の楽曲じゃない』と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これまでの例を見ても、スキマスイッチさんの『奏(かなで)』(2020年Gold Medal)はリリースから16年、スピッツさんの『渚』(2017年Gold Medal)はリリースから21年経っての受賞となっています。このように過去に発表された楽曲が時を経てまた世に出て上位にランクインするということが、著作権の奥深く、興味深いところであり、醍醐味であると思っております。来年どんな楽曲が顕彰されるか私もわかりませんが、皆さんと共に楽しみにしたいと思います。来年もどうかご参加いただけるとうれしいです」
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