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安田レイ『抜群のルックスと澄んだ歌声☆注目の新人がデビュー!!』
実はすごく前向きな気持ちになれる曲
安田レイ“やっとこの日が来たか!”っていう感じです。小さいときから宇多田ヒカルさんに影響されて、私も“絶対アーティストになる!”と決めていました。だから、今は本当に嬉しくて、かなり気合いが入ってますね。私にデビューのチャンスを下さった、玉井さんをはじめ、スタッフの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
――しかも、デビュー曲が『宇宙戦艦ヤマト2199』(MBS・TBS系)のエンディングテーマということで、すごく恵まれたスタートになりましたよね。
安田はい。日本国民全員が知ってるんじゃないか?見たことあるんじゃないか?っていうくらい有名なアニメなので、エンディングテーマに決まったときは、本当に嬉しかったです。『宇宙戦艦ヤマト』ファンの方にも、このアニメを通して安田レイというアーティストを知っていただけたら嬉しいです。
――「Best of my Love」という楽曲もリズミカルだけどスケール感があって、とてもステキですよね。終わってしまった恋の歌なのでせつないんですけど、そこに相手への感謝の想いが溢れているので、聴いていて優しい気持ちになれました。
安田ありがとうございます。一見失恋ソングに聴こえるんですけど、実はすごく前向きな気持ちになれる曲なんです。デビューに向けてたくさん曲は録りためていたんですけど、そのなかでも「Best of my Love」は、どの曲よりもビビビと来たというか。キラキラ輝いている気がして、すごくいい曲だなって思いましたし、ただの失恋ソングじゃないところが新しい感じがしてステキだなって思いました。
――確かにそうですよね。歌入れのときは、どんな気持ちで歌いましたか?
安田やっぱり今までの失恋のことを思い浮かべながら歌いました(笑)。失恋したばかりのときは、さすがにちょっと時間は必要なんですけど、結果的には感謝の気持ちが生まれて、ありがとうって思えている。だから、その想いをこの曲にのせたんです。
――いい恋愛を経験した人なら、誰もがそういう気持ちを持つのかもしれないですね。
安田そうですね。だから、共感してもらえるところがたくさんあるのかなって思います。ステキな恋をしたことがある人にはそれを思い出していただきたいですし、今、失恋中の人には、この曲を聴いて、ちょっとでも前向きになっていただけたらいいなって思いますね。
日本の音楽、文化やファッションを世界に発信することが大きな夢
安田はい。自分の名前でリリースするので、自分から発信するのが大事なのかなって思っています。だから、カップリングの「styles」と「フォゲミナ」に関しては、プロデューサーの玉井さんと私の夢の話や思い出の話をたくさんして、その会話の中から生まれた曲になっているんですよ。特に「フォゲミナ」は夢を歌った曲なんですけど、さっきも言ったように、私は小さいときから絶対にアーティストになるっていう強い気持ちがあったんですね。それだけに、夢についてはデビューシングルでぜひ歌いたかったんです。
――なるほど。「フォゲミナ」は夢をあきらめず、自分を信じて進んで行くことの大切さを表現した曲ですけど、それは安田さん自身の信念でもあるんですね。
安田そうですね。絶対に叶うっていう強い想いが一番大事なんじゃないかなって思います。人からどう言われても、その気持ちを曲げずに自分がやりたいことをやるというか。私自身、周りからはいろんなことを言われましたけど、ずっと信じてやってきましたし、何回も何回も自分が歌ったものを聴いて、どうしたらもっといい歌になるかとか、もっと伝わるかとか研究し続けて来た。途中であきらめなかったから、今があるんだと思います。
――素晴らしい意志の強さですね。では、そんな安田さんが今後目指しているのは、どんなアーティスト像ですか?
安田まずは、日本中の人たちに安田レイっていうアーティストがいることを知ってもらって、安田レイってカッコイイねって思ってもらえるようになりたいです。それに、実は私は、まだライブの経験がないんですよ。だから、ライブもどんどんやっていきたいと思っています。そして、近い未来、日本に限らずアジアやアメリカ、ヨーロッパなどにも進出したい。世界中の人たちに、安田レイっていいねって思ってもらえるようなグローバルなアーティストになって、音楽はもちろん、日本の文化やファッションを世界に発信することが大きな夢ですね。
(文:高橋栄理子)
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