(更新: ORICON NEWS

YouTube発・謎に包まれた音楽プロジェクト「UniteUp!」に迫る シーンを担う“原石”と熱量高いファンが集う場に

皆さんは「UniteUp!(ユナイトアップ)」という音楽プロジェクトを知っているだろうか。昨年12月の公式YouTubeチャンネル開設から半年、毎月コンスタントに新曲がアップされ、ノンプロモーションながら着実に再生数を伸ばし続けており、ネットミュージックシーンの耳の早いリスナーの間で注目を集めつつある。「UniteUp!」とは一体どのようなプロジェクトで、どんなアーティストが作品を発表しているのだろうか。いまだ謎に包まれている部分が多いこのプロジェクトの魅力に、可能な限り迫ってみたい。

「才能と才能を”Unite up”する」音楽プロジェクト

現在の音楽シーンにおいて欠かせない存在となったYouTubeにおいて、そこに一つのコンセプトを掲げて楽曲を発表していくタイプの音楽チャンネルも増えた。「THE FIRST TAKE」などがその代表だが、今回取り上げている「UniteUp!」も、この部類に該当するチャンネルと言えるだろう。

「UniteUp!」公式YouTubeチャンネルの概要によると、「才能と才能を”Unite up”するキャラクターミュージックコンテンツ」であり、「夢を追いかける多種多様なボーカリスト、シンガーソングライターを紹介する多次元音楽プロジェクト」というのがコンセプト。まだ世に知られていないが、新たな才能、新たな音楽を世に送り出すという信念が強く伝わってくる。
【UniteUp! 公式YouTubeチャンネル】
現在、同チャンネルで楽曲を公開しているアーティストは、はる賀(はるか)、KIKUNOYU(キクノユ)、EVAN(エバン)、すず、東郷楓雅(とうごう・ふうが)、高尾大毅(たかお・だいき)、二条瑛士郎(にじょう・えいしろう)、Anela(アネラ)の8組。さまざまなテイストのオリジナル楽曲が投稿されているだけでなく、人気コンテンツである「歌ってみた」動画もあり、ジャンルや形式が幅広いのも特長だ。
驚きなのは、現状では大型のプロモーションはしておらず、ほぼノンプロモーションで展開している点。近年多く見られるYouTubeやTikTokなどをきっかけにヒットした楽曲と同様、SNSを中心に熱量の高いファンを獲得している今の勢いを考えると、いずれ“ビッグウェーブ”となる可能性を大いに秘めているとも言える。

新たな才能を発掘し世に送り出していく、「UniteUp!」楽曲の魅力は

そんな原石と呼べるアーティストたちの楽曲を取り上げつつ、「UniteUp!」が手がける音楽の“表情”を分析してみる。

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索