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G-DRAGON『初の単独ドームツアーで魅せた究極のエンターテインメントショー!』

 BIGBANGのG-DRAGONが、ワールドツアー『G-DRAGON 2013 WORLD TOUR 〜ONE OF A KIND〜 IN JAPAN DOME SPECIAL』の4月20、21日の2日間に渡って西武ドーム公演を行った。真冬の気候に逆戻りした凍える寒さのなか、2日間で約8万人のファンが集結!

G-DRAGONの芸術と現在のパワーを凝縮した世界規模のステージ

 昨年9月に韓国で発売されたミニアルバム『ONE OF A KIND』の楽曲を中心に、G-DRAGONが次々と繰り出す圧倒的なパフォーマンスに、終始、観客は大盛り上がり!熱気が包み込んだ。「いつも音楽を作るときやステージでのパフォーマンス、コンサートの作業をするときには、何年後に見ても古いと感じないような洗練された姿をお見せできるよう努めていますので、今回素晴らしい演出陣と一緒に仕事して学べる点が多いぶん、見ている方たちにもそう感じていただけたらと思います。初のソロコンサート(2009年12月韓国ソウルオリンピック公園体操競技場)のときは、アイドルとして可愛く楽しい、多彩な姿をお見せしましたが、今回はBIGBANGのコンサートを通して、もっとアーティストとしての姿を強調したいという欲が出てきたので、より成熟した“アーティストG-DRAGON”のステージを期待してください」とライブ前にG-DRAGONがコメントをしていたことがすべてを物語る奇才アーティスト・G-DRAGONの芸術、現在のG-DRAGONのパワーを凝縮した世界規模のステージであった。

 スタッフ陣も、マイケル・ジャクソンなどの振付けを担当したトラビス・ペインやステイシー・ウォーカーがクリエイティブディレクターを担当。同じくマイケル・ジャクソンのステージを手がけた舞台デザイナーのマイケル・コットンらをはじめ、昨年BIGBANGのワールドツアーを共にしたバンドメンバーが再集結!「G-DRAGONはアーティスト兼ソングライターで、万能エンターテインナーだ。多彩なタレント性を持っており、その才能がすべてにおいて有能だと思う。本当の『ONE OF A KIND』だ」とトラビス・ペインからも称賛されるなど、G-DRAGONは優秀な人材に頼るのではなく、湧き出るアイディア、ステージへの欲望をみずから形作り、世界に向けて発信する。それをより具現化するためには、世界に通用するトップクリエーターたちのサポートが必要であった。

 そして先日、LINEで公開された最新曲「ミチGO」からスタート!赤のレーシングスーツ姿のG-DRAGONが鋭利なクリスタルのレーシングカーから登場すると、4万人の悲鳴が沸き起こった。歌い終わるとG-DRAGONは両手を広げ、上下に揺らし、観客を煽る。オープニングから次々と繰り出される目にも鮮やかなド派手な演出、楽曲ごとに変化を遂げるG-DRAGONの洗練されたファッション、ヘアスタイルに、観客は圧倒され続けた。イントロが流れた瞬間に大歓声に包まれた「HEARTBREAKER」では、赤いライトに照らされるなか、花道を全速力でダッシュ!強烈なインパクトの演出はもちろんだが、何よりもG-DRAGONというアーティストの存在感、計算し尽くしたかのような無駄のない1つひとつの動き、醸し出されるフェロモンに観客は釘づけになりながらも、G-DRAGONから放出される躍動するエネルギーに、大きく体を動かし、枯れるまで声を上げた。「みんな元気だった?久しぶり!今日の主人公、G-DRAGONです。今日はいっぱい騒ぎましょう!騒ぐ準備はできていますか?」「ONE OF A KIND」では、ダンサーたちと息の揃った圧巻のダンスを見せ、「THAT ××」では、ゴージャスな椅子に横たわりながら、心地よいハイトーンフェイクを聞かせた。

音楽とファッションを融合した究極のエンターテインメントショー

 パフォーマンスをしているときには、いい意味での威圧感、簡単に近づけないオーラを放っている彼であるが、MCでは身近な存在に。「僕に会えてうれしい?」と問いかけ、地響きのような声が上がると、おでこに手をあて照れまくり。そんな彼を見てさらなる歓声が向けられると、今度は子供のようにぴょんぴょん飛び跳ね、無邪気に喜ぶ。そんなギャップもまたG-DRAGONの魅力なのである。「近いところで見てみたいな〜」とステージ下に降り、「嬉しい?大丈夫?」とファンに直接声をかけ、「じゃあ、あっちはどうかな〜」と、MCでも会場を駆け回り、自らファンの近くに行くサービス精神旺盛なG−DRAGON。「2階3階のみなさん見えますか?僕が突然そっちのほうに行くかもしれないから、ちょっとだけ待っててね!みんなの顔が僕の瞳に入って幸せです!」と宣言通り、アンコールではトロッコに乗って、スタンド席のファンのもとへ。

 さらに、BIGBANGのSOLがスペシャルゲストとして登場!「僕の大切な友達。このすごいステージを手伝うことができて本当にうれしいです!」とダイナミックな歌とダンスでG-DRAGONを激励し、観客とのラップの掛け合いも繰り広げた。なんとBIGBANGの「BAD BOY」も2人で歌うサプライズを見せ、大いに盛り上げた。

 また、BIGBANGのドーム公演でいち早く披露されたカラフルポップな「CRAYON」、BIGBANGの「FANTASTIC BABY」も披露され、会場は測定不能の熱狂の渦が支配した。「ソロとして初めての日本のコンサートで心配もたくさんありましたが、みなさんと一緒に楽しむことができて本当にうれしいです。今日は少し寒いですが、僕は汗でビッショリです(笑)。今日は僕ひとりですが、次はBIGBANGのみんなと一緒に会えたらいいですね。そして、8月に僕の新しいアルバムを発売する予定なので、これからも応援よろしくお願いします。僕はみなさんを信じています!絶対だよ!(満面の笑み)」と流暢な日本語で、ファンと約束したG-DRAGON。「帰りたくないよ〜」と予定外のアンコールも行い、すべてのパワーを出し切ったG-DRAGONは、ダンサーに抱えられ、ステージをあとにした。

 この日は、なんと衣装だけで全12パターン!楽曲ごとに異なる演出で、目と耳、体と心、すべての感覚を強烈に刺激しまくったG-DRAGON。音楽とファッションを融合した究極のエンターテインメントショーを展開したのみならず、アーティストとしてG-DRAGONは紛れもなく成熟した姿を見せてくれた。G-DRAGON初のワールドツアーは、今後も続き、計8ヶ国13都市26公演で約55万人を動員予定。なんと日本公演は、4都市8公演で36万1000人と最多動員数を誇る!しかも、4大ドームツアー(西武ドーム・京セラドーム大阪・ナゴヤドーム・福岡ヤフオク!ドーム)は、海外アーティストとして史上初という快挙!まさに“ONE OF A KIND”(特別な、唯一の)な、G-DRAGONにしか表現することができない、唯一無二のステージは、国境を越えて、多くの人たちに感動と衝撃を与えるに違いない。海外公演でさらなる刺激を受け、アーティストとしてより成熟したG-DRAGONが8月にリリース(予定)するソロアルバムが非常に楽しみでならない。
(文:星野彩乃)

G-DRAGON 2013 WORLD TOUR 〜ONE OF A KIND〜 IN JAPAN DOME SPECIAL

BIGBANGのT.O.P、SOL、D-LITE、V.Iが、スペシャルゲストとして出演決定!!!

【日程】 6月1日(土) / 会場:ナゴヤドーム / 開場:15:00 開演:17:00
【日程】 6月2日(日) / 会場:ナゴヤドーム /  開場:13:00 開演:15:00

【お問い合わせ】 キョードー東海 052-972-7466
【チケット一般発売】 5月19日(日) 10:00〜
【チケット料金】 ¥9,500(税込)
【年齢制限】 3歳未満は入場不可。3歳以上よりチケットが必要となります。

【ファンクラブ先行】
【受付期間】 5月2日(木) 15:00〜5月6日(月・祝) 23:59
(4月24日(水) 23:59までにご入会・ご入金頂いた方が対象となります)

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