オリコンニュース
【水曜日のカンパネラ】コムアイインタビュー「スーパーマンの出現を想像して、応援するような気持ち」
![]()
魅力的でなければゴリ押しは通じない、音楽はフェアな世界
コムアイ なるべく可愛く映ろうとは思ってますよ(笑)。可愛さというのも、映像が人を惹きつける上では、ものすごく強い要素なので。でも、私は自分自身を“素材”として捉えているから、メイク前の自分が全然可愛くなくても大丈夫(笑)。映像に面白く、キレイに映ってさえいれば、他はどうでもいい。海外のアーティストの映像だと、グランジっぽいというか、崩れた瞬間をカッコ良く見せるのが上手なんですよ。ファッションシュートでも、寝癖やすっぴんだったり、ハイブランドを着て地べたに座ったりしてるところに、グッとくる。そういう実体験に助けられて、自分自身も吹っ切れてるところはあるのかもしれない。ライブの映像を後で観ても、キメキメだと嘘くさいし、崩れた瞬間のほうがライブらしい旨みがある気がしたりもする……。あとは、飽き性なところも影響してるのかな。キレイだけを追求すると、ワンパターンになりがちだけど、汚すとか崩れるっていうのは、ビジュアルのバリエーションに繋がるから。
――傑作アルバムが生まれたばかりなのに、さらにこの先の展開も楽しみです。3月8日に武道館ワンマンも控えていますが、音楽的に、今後の展望として何か考えていることは?
コムアイ 音楽業界に足を踏み入れて思ったのは、音楽はフェアな世界だなっていうこと。結局は、私たちが魅力的なものを生み出さなかったら、いくらお金を使って広告でゴリ押しされたって、広く世間に受け入れてはもらえない。だから目標も、売れたいというより、常に自分が納得できるものを出したい。それだけです。きれいごとじゃなく、本当にそう思ってます。
(写真:草刈雅之 文:菊地陽子)




