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オリコン1位の西野カナ、アルバムと女性心理を語る 「トリセツ」は“おばあちゃんの教え”から生まれた?

大人になったからこそ、人を好きになることってすごく貴重

――デビュー以来、“恋愛ソングのカリスマ”であり続けられるのは、“時代の空気”を読む力があることも大きいと思います。音楽でもファッションでも、流行り物はどうやってチェックしていますか?
西野カナ流行には疎いほうだと思います。ただ、気になったことは調べたり、ネットでいろいろ掘ったりするのは大好きですね。基本、知りたいことがあればすぐネットで検索します(笑)。最新のクラブヒットチャートなんかも全部チェックするし、海外の音楽も、英語圏に限らず、もっといろんな国で流行ってる音楽も聴きたいと思うから、そういうときはひたすら調べたりすることもあります。でも最近って、チャートの傾向とかあんまりない気がします。いろんなジャンルが入り乱れていて、何でもあり。だから私も、カントリーテイストの曲をリリースすることにしたときも、“何をやってもいいんだ”って、背中を押された感じはあります。

――『Just LOVE』自体、ダンスチューンもバラードもポップスも、何でもありですね。
西野カナアルバムには、“お得感”がないとダメなんじゃないかって私は思ってるんです。私自身、いろんなアーティストの方たちのアルバムを聴くのがすごく好きなんですけど、一枚のアルバムの中に4曲ぐらい好きな曲があると、“買って良かった”って思う。だから自分でアルバムを作るときは、歌詞の内容もバラエティ感を出すようにしています。今回は、シングルがカラフルな日常を描いた幸せな曲が多かったから、アルバムでは片想いの辛さを歌った曲、両想いですごく絶好調のときと、うまくいかなくて落ち込んだときと、失恋をしたときの曲、それからさらに開き直ったとき……いろんなパターンを取り揃えています。聴いてくださる方の、それぞれの恋愛の気分に寄り添えるように。

――27歳の今だから書けたと思う曲は?
西野カナ「YEAH」と「Thank you very much」かな。「YEAH」は、大人になって、“恋をすることが必ずしも必要なことじゃない”“自分一人でも一日を充実させることはできる”と悟った女性が主人公。でも、誰かを好きになると、こんなに空をキレイに感じることができるんだっていう、恋愛がもたらすインパクトの大きさを歌った曲です。大人になったからこそ、人を好きになることってすごく貴重なことなんだって思う。そういう意味では、ちょっとした“こじらせソング”かもしれない(笑)。あと、「Thank you very much」 は失恋ソングなんです。曲調とタイトルが合ってないんですけど、これは、イヤミを込めての“ありがとうございました”なんです。はじめてウクレレの音を入れてみたんですけど、この能天気さが、余計に女性の怖さを物語っていると思います(笑)。

自分で“私は恋愛ソングのカリスマなんだ”なんて思ったことはない

――“恋愛ソングのカリスマ”みたいに言われることはどう思いますか?
西野カナ「歌詞に共感します」とか「すごくわかる」って言っていただけるのは素直に嬉しいですし、そこを目指してやっていますけど、自分で“私は恋愛ソングの神様なんだ”なんて思ったことはないので(笑)。プレッシャーを感じるとか、そういうことはありません。これから先の目標は特に設定していなくて、1年1年過ごしていく中で感じたことを曲にして、今を大切にしていければと思います。

――曲が出来たとき、“これは売れる!”と直感したりすることもない?
西野カナ全然! 毎回、新しい曲を発表するときは、すごく怖いです。「Darling」にしても「トリセツ」にしても、“こんなふざけた曲!”って思われるんじゃないかってビクビクでした(苦笑)。

――ただ、大人になって強くなって、“恋をしなくても生きていける”とわかっていても、作るのはラブソングなんですね。
西野カナ恋をしなくても毎日は楽しいんだけど、でもやっぱり、恋をしたときに得られるパワーってすごく大きいと思うんです。それに、恋してるときって歌を聴きたくなりませんか? 私がすごくそういうタイプなんですよね。だから、きっとみんなもそうなんじゃないかなって。
(文/菊地陽子)

【インフォメーション】
8/6(土)北海道・北海きたえーるより、4度目となる全国アリーナツアー『Just LOVE Tour』がスタートする。
オフィシャルHP(外部サイト)

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