(更新:)
ORICON NEWS
FTISLAND『150人限定☆初のアコースティックライブを開催!!』
アットホームで和やかな空間に包まれたイベント
またジョンフンの情熱的なアコギからはじまった韓国のナンバー「LOVE LOVE LOVE」は、スパニッシュ調に変貌を遂げ、唯一この曲でミンファンは、いつもの定位置に移動しながらも、迫力のあるパワフルなドラミングを封印し、優しくいたわるように叩いていたのが印象的であった。「ひさしぶりですね〜。今、MCするタイミングなんだけど、何喋ろう(笑)。何にも決まってないから最近覚えた日本語」とホンギがお題を提示。まずホンギが、映画『るろうに剣心』を見て覚えたと「ホンギでござる」をあげると、ジェジンは自身の手の甲を指して「血管」、スンヒョンは「耳かす」、ミンファンはジョンフンを指して「エロエロ小僧」、ジョンフンは「若い子いっぱいいるけど、大丈夫?」と言いつつ、「すっぽんとすっぽんぽん」をピックアップ。MCでは相変わらずのはっちゃけっぷり。フレンドリーなメンバーに、会場は笑いに包まれる。「今回のアコースティックライブの話を11月に聞いて、メンバーだけで編曲(セットリストも冬に合うものを5人で考案)してみましたが、どうですか?」と客席に問いかけると、大きな歓声が沸き起こる。「やっぱり新曲を初めて歌うと間違えるよね」とホンギが言い訳(!?)すると、すかさずスンヒョンが「昔「I believe myself」(で間違えたとき)知ってる?」とひとりで爆笑しながら、じわじわとホンギに追い打ちをかける。「それがライブなんだよ!俺、ロボットじゃないから!髪の毛の色も変わって、昔のジェルミ(ドラマ『美男<イケメン>ですね』でのホンギの役名)っぽくなちゃったけど、いまだにジェルミって言われるから嫌なんだよね。だって、3年前だよ!だから、新しいイメージにしたいんだよね!」と言い訳から本音を吐露するホンギ。「この曲もめちゃくちゃ久しぶりなんですけど……インディーズ時代の曲だから、初めて聴く人もいるかもしれないけど、ジェジン君がもっとかっこよく見える曲です!」と、ジェジンはベースを置いて歌のみに専念し、「Raining」を披露。イントロが流れた瞬間、観客から歓喜の声がもれた。そして、8thシングル「TOP SECRET」をアコースティックアレンジで展開。ジョンフンとスンヒョンのアグレッシブなアコギとリズム隊が絶妙に絡み合い、うねるようなグルーブを構築。ホンギが「カモン!」とマイクを向け、観客と熱い掛け合い、一体感を見せた。
メンバー自身が改めてライブの楽しさを痛感!
「久しぶりにみんなに会えてうれしかったです。ステージが近くて超緊張したけど、これからも今回みたいなアコースティックライブとか、近い距離でライブがやりたいです」(スンヒョン)、「今回冬のツアーがなくてさみしかったけど、今日のライブでみんなの顔が見られてよかったです」(ジェジン)、「12月24日にPV集が出ます!僕たち見たんですけど、ジョンフンお兄さんの体が今と違うのと、ホンギお兄さんの日本語が下手なので、ぜひチェックしてください(笑)」(ミンファン)、「今日が今年最後の日本になると思います。なので、来年ライブで会いましょう!みなさん、メリークリスマス!」(ジョンフン)。最後の挨拶となったホンギは、「メンバーにお願いがあるんだけど……」と、1人ずつにメッセージを向けたあと(ミンファンにはダイエットを命令)、「デビューしてからはじめてクリスマスに仕事がないから、今年のクリスマスはメンバーみんなでケーキを食べて思い出を作るつもり!みなさんは温かい楽しいクリスマスになってほしいな」(ホンギ)と観客への願いも込めつつ、11月26日にリリースされたシングル「Polar Star」を熱唱。「みんな知ってる?」と、観客と一緒に歌い、しっとりとした雰囲気の序盤から最後は、FTISLANDらしく大盛り上がりとなり、記念すべき初のアコースティックライブは幕を閉じた。
何度も「早くライブがやりたい!やりたいんだよ〜!」と叫んでいたメンバーたち。「久々にライブやったけど、めっちゃ楽しいね!来年もよろしく〜!」と、メンバー自身が改めてライブの楽しさを痛感していたこの日。きっとその想いを来年5人は爆発させてくれるハズ!ライブバンド・FTISLANDがはじけるその瞬間が今から楽しみでならない。
(文:星野彩乃)
関連リンク
・【過去のインタビュー】強がり、泣き虫、寂しがり屋のNo.1は?!
・ライブ写真ギャラリー
・PROFILE
・OFFICIAL SITE