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AKB48 第4回選抜総選挙『笑顔と涙が交錯した感動ドラマをレポート!』

 エース・前田敦子不在で行われた『AKB48第4回選抜総選挙』。そんななか、過去最多の総投票数138万4122票を記録した今回の開票イベントは、メンバーたちの新たな“決意表明”の場でもあった。その日、日本中を沸かせた涙と笑顔の感動ドラマをレポート!

AKBには負けない!姉妹グループが大躍進

 AKB48の27thシングル選抜メンバーを決める今回の総選挙は、カップリング3曲を歌うメンバーが64位にまで拡大された。17位〜32位が「アンダーガールズ」、33位〜48位が「ネクストガールズ」、49位〜64位が「フューチャーガールズ」。

 このなかで目を引いたのは、SKE48勢の大躍進だ。アンダーガールズの発表では、32位から27位まで怒涛の6人連続で会場が騒然。さらに、25位と24位にチームKIIから秦佐和子とリーダーの高柳明音が並び、16人中半数を占めることに。ネクストガールズにも2人、フューチャーガールズには3人を送り込み、選抜入りしたW松井と合わせると合計15人。昨年が40位以内で6人だったので、大幅な勢力拡大だ。元より「AKB以上に熱い」とも言われていた劇場公演、シングル5作連続1位の勢いをそのまま持ち込んだ。

 30位の古川愛李はガチなアニヲタとして知られ、漫画家デビューもしている。初のステージでのスピーチは「いつもはメンバーを見送る側でしたが、今年はちびあいりん、ぐぐたすたんと一緒に舞台に立つことができました」と、手のひらに描いた自作のキャラを披露した。29位で、昨年に続きアンダーガールズ入りした須田亜香里は、握手会などでの笑顔いっぱいの抜群な対応がファンの心を掴み、“釣り師”と呼ばれる1人。ステージでも満面の笑みで「みなさんの笑顔を感じる時間が大好きです!」と、らしいスピーチを。

 19位には渡辺美優紀、18位に山本彩と、NMB48のトップ2人も並んだ。エースの山本は昨年から10位上げたが、それでも「目標は16位だったので悔しい気持ちでいっぱいです」。だが、ファンに向けては「18位に誇りと自覚と、ずっと持てなかった自信を持って行くので『ごめんなさい』は言わないでください。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。

 アンダーガールズはSKEとNMBで10人。他が17位でセンターを務める高城亜樹秋元才加ら、今回は選抜落ちしたAKBの有力メンバーという構成に。21位には佐藤亜美菜。第1回で公演での努力がファンに認められ、いきなり8位に入った総選挙の象徴的存在だ。今回は「自分がお局だと最近分かって(笑)、後輩を育てたいと思い始めています」と語った。そんななか、ジャニーズJr.と共演のドラマ『私立バカレア高校』のヒロイン役で注目の島崎遥香が23位に急浮上。この日が結成1周年のチーム4の最高位に。ルックスは抜群なだけに、期待が高まる。

 ネクストガールズ上位には、総選挙で初めて名前を呼ばれたメンバーが並んだ。センターとなる33位には、演歌歌手デビューした岩佐美咲。「演歌のキャンペーンでCD1枚の重みを身を持って感じました。いただいた1票1票を自信にしてセンターを務め、恩返しをしたい」と抱負。

 同じく4回目にして初めてランクインの向田茉夏(35位)、仲谷明香(36位)、中田ちさと(37位)、小林香菜(41位)には、ひときわ大きな歓声と拍手が起こった。中田は「3年間一度も入ったことがなくて、それでもファンの方が『応援し続ける』と言ってくれたから、頑張ってこられました」。総選挙も4年目、劇場公演などで地道に努力し続けるメンバーを、長い目で支えようと思うファンも増えてきたのだろう。

 小林はAKB48の“元祖おバカキャラ”として良い味を出しながら、なかなか弾けずに来ていた。名前が呼ばれると、同期の秋元才加と抱き合って歓喜。「毎日不安でいっぱいだったけど、秋元才加に『小林のファンの力強さはハンパない』と言われて。今度は私の底力をみなさんに見せる番です!」と、さらなる巻き返しに意欲を見せた。34位に入ったのは48グループ最年長研究生(22歳)で、SKE48最長研究生(2年半)の松村香織。Google+への相次ぐ動画投稿から活動を広げ、「諦めないで頑張ってきて、努力は本当に報われると思えました」と喜びを噛み締めていた。

今後の活躍に期待、新顔も続々ランクイン

 一方で、フレッシュな初登場組も。43位に入った“NMB48のスポーツ番長”こと福本愛菜にも「あいにゃーん!」、「おめでとう!」と声援が飛び交った。涙を流しながら「このステージに立てたら、したいことがあって」と、お馴染みの「あいにゃん波動砲発射!ずどどどどどどどどぼーん!!」で盛り上げた。47位にはHKT48から唯一、14歳の宮脇咲良がランクイン。本人も口に手を当てながら目を見開き、ビックリした様子。「これからも日々向上心を持って、支えてくれた人に恩返しをしながらがんばっていきます」と一生懸命に語る姿は、まさに応援したくなる感じ。

 会場を驚かせたのは、昨年24位から44位となった仲川遥香。「あだ名の“はるごん”を卒業したいと思います」と宣言した。「キャラが付いて、それに甘えて自分が成長できなかったと感じるので」とのことだが、前田敦子と高校時代から仲が良いだけに、卒業に思うところがあったのかもしれない。

 フューチャーガールズには、AKB48研究生にしてセンターとなる49位の武藤十夢ら、ユニット名通りの若手・初ランクイン組と、AKBのキャリアある中堅どころが半ばした。チーム4からは、アイドルゴルファーとして売出し中の山内鈴蘭(54位)、キャプテンの大場美奈(57位)、“フレッシュレモンちゃん”こと市川美織(58位)の3人が。昨年39位だった市川は「飽きられちゃったかと不安でした。でも、笑顔で応援してくださるみなさんがいる限り、フレッシュレモンでい続けたいです」と、お約束の“フレッシュレモンになりたいの〜”をキメる。

 SKE48勢は、チームEのエース格で14歳の木本花音が56位、“楽屋の爆笑王”と呼ばれ指原と中学の同級生でもあった矢方美紀が62位、ボーイッシュな“巷で噂の男子系女子”こと中西優香が63位に入った。いずれも初のランクインだが、中西はもともとAKB48の4期生から移籍して活動歴は長く、「夢みたいです。本当に幸せです」と涙を流した。NMB48からは小笠原茉由が60位に。『R-1ぐらんぷり』で3回戦まで進んだ明るい個性派だけに、「超特急になってみなさんを乗せて突っ走って行きたい」と笑顔で歓声に応えていた。

 渡り廊下走り隊7でも活躍する菊地あやかは51位で、意外にも(!?)初の登場。涙を見せながら「今まで本当に悔しくて、今ステージに立ってるのが嬉しくて。でも、満足していません。これからも上に上にはい上がって行けるように頑張っていきます!」と話した。

 今年の総投票数は138万4122票。昨年を21万票上回ったが、前回は1位の前田が14万票弱、大島が約12万票強だったのに対し、今年1位の大島は10万票。前田が不参加の分、他のメンバーに広く分散したようだ。それでも当然、64位内に入れなかったメンバーのほうが多い。本人もファンも悔しい思いをしているだろう。1位の大島以外の全メンバーが、満足はしていないはず。6位の高橋みなみはスピーチのなかで「順位を付けられるのは嫌なこと。でも、ひとつの目盛りになって切磋琢磨できる」と話していた。次の選挙への戦いが、すでに始まっている。
(文:斉藤貴志 写真:鈴木一なり)

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