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乃木坂46『理想の告白シチュエーション&理想の男性って……!?』

 人気爆発中の乃木坂46が3rdシングル「走れ!Bicycle」をリリース。今回は桜井玲香(キャプテン)、生駒里奈、生田絵梨花、星野みなみの4人に新作について〜夏休みの自由研究、さらに恋愛観までと多方面にわたって話を聞きました。

夏休みの宿題(自由研究)が……

――今、みんなは夏休み真っ只中ですが。
生駒里奈休んでないです。毎日お仕事頑張ってます!
星野みなみあ〜自由研究まだ終わってない……(いきなり現実に戻ってへこむ)どうしよう〜何したらいいのかわかんない……
生田絵梨花 じゃあ、みんなでみなみの自由研究考えてあげようよ!
生駒私、前に自由研究でろうそく作ったよ。でも、火をつけたらつかなかったけど(笑)。
星野それ、ろうそくじゃないじゃん!
生駒私が宿題を最後までやらないから、見かねてお母さんが手伝ってくれて。夏休みの友とか、もう、友達じゃない〜むしろ絶交だって(笑)。
生田私は近くの水族館に行って、イカの生態について調べました。

――すごいじゃない!そもそもイカに興味があったの?
生田いや、たまたまイカを特集したイベントをやっていて、あっこれだって。水族館いいよ〜。夏休みは何かしらイベントやってるし、涼しいし。
星野イカ?嫌だよ〜。それにわざわざ水族館まで行くの面倒くさい。家でさくっと簡単にできるのがいいな。
生駒あと、私、100円均一でマグネット買ってきて、それに紙粘土で色つけて動物の顔とか作ったりもしたよ。
星野それはちょっといいかも〜!
生駒ちなみにこれもお母さんのアイディアだけどね(笑)。でも、中学になってからはちゃんと自分ひとりでやるようになったけど。
桜井玲香あっ私、カレンダー作ったよ。自分でいろんな形の日付の紙を作って、それをコルクボードに張って。
生駒私も作った〜。月ごとに張り替えできるんだよね。私、いまだに実家のお部屋に飾ってあるよ。

――みなみちゃんどう?
星野……レベルが……低すぎます(笑)。だって、簡単じゃん。もうちょっといいアイディアがほしかったな。
桜井簡単なのがいいっていうから、わざわざ簡単なのを教えてあげたんだよ。
星野私、中学生なんですけど。あっそうだ!小学校の低学年ときに、おばあちゃんの家に行ったら、すごいいい石があって。それにペンで絵を書いて提出したことがあります。
桜井じゃあ、それもう1回やってみたら?
星野でも、いい石を選ぶのに1時間ぐらいかかるんですよ。それに同じのはちょっと……。
生田じゃあ、貝殻にしたら?
一同いいじゃん〜〜!!(ついに決定!?)
星野みんな、中学校の自由研究なめちゃダメだよ(笑)。
生田そもそもみなみが言い出したんじゃん!
桜井じゃあ、花火の仕組みを調べたりするのは?みなみのお家から花火見えるんでしょ?
星野あっ花火はいいかも!?
生駒花火でオッケー?
星野オッケー……今のところは(笑)。
桜井じゃあ、花火!(一同拍手)やっと決まりました〜。

告白経験がないから……

――よかった!では、本題の3rdシングル「走れ!Bicycle」についてのお話を伺いたいな、と。
生田ここまでくるの結構長かったね〜。
生駒本当に〜(笑)。「走れ!Bicycle」は、衣装もMVもオシャンティーな感じで可愛くて大好き!
桜井最初にフランス語のナレーションが入っていたり、全体的にもフランスっぽくて、おしゃれな仕上がりになっています。
生田初めてのアップテンポの楽曲で、聴いているだけで気分が盛り上がりますね。それに歌詞がまたいいんですよ〜。最初は両想いなのにお互い気づかずに、すれ違ってしまうという切ないストーリーから始まるんですけど、サビからはその想いを取り戻そうと必死に自転車を漕ぐという熱さが伝わってきて。青春ならではの恋の甘酸っぱさもありつつ、この曲は何かに対して迷っている人への応援歌にもなるという。
桜井一石二鳥以上の効果がありますね!

――でも、両想いなのにすれ違うって。
一同切な〜〜い。

――みんなはちゃんと自分の想いを相手に告げられる人ですか?
生駒告げられない人……というか、告げた経験すらない人なので。私は中学のときは部活1本で、そういう気持ちが芽生える前に乃木坂46に入ってしまったので。
生田早々と……(笑)。
生駒なので、この曲を歌いながら、あっこういう想いがあるんだ〜いつか私もこんな想いしたいな〜って、自分のなかで想像して、ウキウキ、ワクワクしちゃいました(笑)。

――お姉さんといえば、キャプテンの桜井玲香ちゃん。
桜井でも、私幼稚園のころからずっと女子高で。
生田かなり免疫ないよね。
生駒むしろ一番免疫ないんじゃない?
桜井みなみと同じぐらい?(笑)でも、経験がないながらにも、気持ちはなんとなくわかります。「走れ!Bicycle」は、今までのなかで一番メッセージ性がある曲だから。すれ違っているんですけど、この曲の主人公は自分の気持ちにちゃんと気づいていて、前向きなのがいいんですよね。(いきなり声を大にして)私、思うんですよ〜今の世の中は、積極的な男の人がいなさすぎ!
星野熱いね〜!
桜井だって、女の子は待っているから!女の子は言いたくても言えずに待っている側なのに、男の子がリードしてちゃんと言ってよ〜って。

――最近は、女の子が自ら告白したり、リードしたり。
生田きっと待ちきれなくて、仕方なく……。
桜井そんなのダメです〜!だから、この曲を聴いて今年の夏は積極的にガンガン頑張ってもらいたいなって!
生駒それでさらに世の中全体がハッピーになったらもう言うことなしです!

――みなみちゃんは?
星野う〜ん……まだよくわかんないです(笑)。

――いきなり冒頭から“友情と恋愛はどう違う?”から始まってるしね。
星野主人公の気持ちが揺れ動いていて一定していないから、余計に難しくて。
生田確かにこの曲はすごい物語性があるからね。
桜井でも、このぐちゃぐちゃ加減がよりリアルさを増していると思うんです。
生駒結局その男の子は好きな女の子に「好きです」って気持ちを伝えないまま、あと一歩手前で終わってしまっているんです。
桜井もうーー!!(笑)
生駒でも、そこがまた想像力を掻き立てられるというか。歌詞自体は、すごくストレートだから、読み進めていくうちに 、恋愛経験がない私でも、どんどん歌詞の世界に入り込んでいっちゃうんですよね。

――みなみちゃんは「好きです」ってハッキリ告白されたい?
星野 う〜ん……でも、ハッキリ「好き」って言われてもきっと私、気づかないと思うんです(笑)。
生田ダメじゃん!(笑)でも、きっとそれに気づくようになったとき、恋愛もわかるようになるんだろうね。

――大人な意見が。
星野大人ぶってるだけです(笑)。
生田そんなことないよ〜。私も少女漫画とかでいろいろ知識を得てるから。
桜井そんな恋愛レベルの低い4人なんです。ごめんなさい。
(文:星野彩乃/撮り下ろし写真:草刈雅之)

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