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ORICON NEWS
ap bank fes ’12 Fund for Japan『青空の下に響き渡った極上の歌声とパフォーマンス、『ap bank fes』が刻んだ新たな物語の1ページ<1日目>』
7月16日 <3日目>
青空に響く極上の歌声、パフォーマンス
ゴスペラーズは、まず「ひとり」をアカペラで披露したあと、「これほどのメンバー(Bank Band)に楽器を弾かせないなんて、最高の贅沢です」(村上てつや)と、観客を笑わせていたが、メンバー全員がメインボーカルをとれる実力派コーラスグループがGreat Artistで登場してくれたことは、本当に贅沢だと思った。声と声を重ね合わせ、音楽と音楽を結び、思いと思いを繋げていく場所が『ap bank fes』なのだから。
Band Act 1組目は、初参加のストレイテナー。ボーカル・ホリエアツシは、「僕らの事を名前すら知らない人も多いと思いますけど、今から知り合いです」と言っていたが、アコースティックな編成で奏でた彼らの音楽は、きっとつま恋の空の下でいくつもの思いと思いを繋げてくれた事だろう。
『ap bank fes』ならではのスペシャルな演出
3日間を通して、Band Actの最後に登場したのは、8年連続で参加しているMr.Children。なんと、3日目は小田和正バージョンとMr.Childrenの「Tomorrow never knows」を聴けるというスペシャルな日になった。また、つま恋で初披露した新曲「Marshmallow day」ではキラキラしたポップなラブソングを、もう1曲の新曲「hypnosis」では重厚なバンド・サウンドを届けた彼らは、新しい歌の中でデビュー20周年を迎えたバンドの勢いある今の状態を十分に感じさせてくれた。
3日間のすべてのアンコールで歌われたのは「to U」。各日の出演者たちがステージに再び集まり、歌を紡いでいくこの歌は『ap bank fes』には無くてはならない歌であり、これからも歌い継がれていく歌だ。今年の『ap bank fes』は、“淡路島”、“みちのく”でも開催される。新しい旅の中で出会う人たち、新しい旅先で奏でられる歌、新しい景色が、私たちの明日へ、そして、次の『ap bank fes』へと繋がっていくのだろう。
【7月16日 出演アーティスト】
Bank Band with Great Artists/Crystal Kay、ゴスペラーズ、JUJU(50音順)
Band Act/ストレイテナー、小田和正、Mr.Children
(文:松浦靖恵/撮りおろし写真:石渡憲一、渡部伸)
関連リンク
・7月15日 <2日目>
・7月16日 <3日目>
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