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松本復興相、辞任会見で話題の歌手“フィービ・スノウ”とは何者か!?

 就任からわずか9日で辞任した松本龍震災復興担当相の辞任会見で、今年4月26日に他界したフィービ・スノウさんを引き合いに出し、辞任時の気持ちを語り、様々な憶測が飛び交っている。フィービさんは米国を代表するシンガー・ソングライターで、脳内出血の合併症により60歳という若さでこの世を去った。

フィービ・スノウさん 

フィービ・スノウさん 

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 1950年7月17日に米・ニューヨークで生まれたフィービさんは、1974年にシェルター・レーベルからアルバム『Phoebe Snow』でデビュー。テディ・ウィルソンズート・シムズボブ・ジェイムスほか大物ジャズミュージシャンたちを迎えたアルバムが高く評価され、シングル「Poetry Man」がヒットし、『グラミー賞』の新人賞にノミネートされ、話題となった。ジャズ、ブルース、ゴスペル、フォーク、ポップの要素がブレンドされた個性的な音楽スタイルと独特な歌声で、多くの人を魅了してきた。

 松本氏は会見で、フィービさんの代表曲「ネヴァー・レッティング・ゴー」(会見では「ネヴァー・レット・ミー・ゴー」と発言)を「被災地の人々から離れない」という意味で引用したようで、「紳士のように立ち去るべきなのか。でも、あなたを失わないためならどんなことをしても戦うつもりだ。正気じゃないことはわかっている。でも簡単に諦めるなんて、できっこない」と、松本氏の現状を重ねてしまうようなフレーズもある。

 なお、8月3日には彼女の追悼企画として、過去の4作品が最新リマスタリングされ、紙ジャケで再発売される。

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