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SUM 41、震災後海外アーティスト初の仙台公演決行

 カナダ出身の4人組パンクバンド・SUM 41が19日、宮城・Zepp Sendaiでライブを行った。東日本大震災の影響により来日公演が相次いで中止・延期となるなか、海外のアーティストが仙台で公演を行うのは初めて。ドラムのスティーヴ・ジョックスが「仙台のみんな、俺たちを呼んでくれてありがとう!がんばろう東北!」と呼びかけると、700人の観客が大声援でこたえた。

仙台公演を行ったSUM 41 

仙台公演を行ったSUM 41 

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 震災発生後、被災地に向けていち早くメッセージを送り、サイン入りアコースティックギターをチャリティーオークションに出品するなど、積極的に後方支援を行ってきたSUM 41。移動手段の確保などで、当初の予定から1日遅れとなったものの、「みんなを元気にさせるために行く」と公言していたとおり、ステージに立った。

 熱いパフォーマンスを披露したボーカルのデリック・ウィブリーは「また来るかって? あたりまえだよ。俺たちはこの10年ずっと、コンスタントに来てるだろ」と仙台のファンに再会を誓っていた。

 今年デビュー10周年を迎えるSUM 41は、17日の北海道・Zepp Sapproを皮切りに、28日のZepp Tokyoまで7都市9公演の日本縦断ツアーを行う。

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