タレントの岡本夏生（45）が、3人組ユニット・Purple Daysの新曲「Still think of you」（11月17日発売）でミュージックビデオ（MV）に初出演したことが10日、わかった。かつてバラエティ番組をボディコンで席巻した彼女は、今回も“冷凍スタジオ”で行われた撮影に名刺代わりのボディコン衣装で出演。氷に囲まれた撮影で「冷凍まぐろの気持ちがわかりました」と笑いを交え、全員が20代半ばの男性ミュージシャンとあって「若い男子と擬似恋愛が楽しめて、目の保養になったわ！」と、若者エキスをたっぷり吸収したようだ。

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　レースクイーンを皮切りに、その後バラエティ番組で大ブレイクしてからはや20年。しばらくの間、長い沈黙に入るも今年、『サンデージャポン』（TBS系）に出演するなどして、再ブレイクをつかみかけている岡本に吉報が届いた。今回は、小室哲哉率いるTM NETWORKのファンであることをレコード会社関係者がキャッチ。同じテクノサウンドを継承するPurple Daysの“援護射撃”にうってつけの人物だとオファーし、岡本も出演を快諾。「すれ違いの恋愛」をテーマにした楽曲のMVでは、氷壁越しにいつまでも交わることのない“謎の美女”として登場する。

　当初、レコード会社からオファーの連絡を受けた際は「ついに歌手デビューかと思った」と勘違いしていた岡本。劇中では、自身も「経験があるような…」と振り返った“すれ違いの恋”を描いた楽曲の世界観を見事に表現。また、溶けていく氷を使い一発勝負で撮影に挑み、美しい映像を撮るスタッフにも感銘を受けつつ「（そういう）現場は、大変なのだなぁと思いました」と感想を語った。

　Purple Daysのメンバーも、酷寒のスタジオに弱音を吐かず、ボディコン姿で演技を続け終始、笑顔で場を盛り上げた彼女から「プロの心を学び、感動すると共にボディコン姿にも再度、興奮しました」とプロ根性に脱帽していた。彼らに対し小室も「僕に憧れてくれていた若者が、こうして頑張ってくれているのは嬉しい限りです。音楽の力を信じて、これからも突き進んでください」とエールを送っている。