5人組ヒップホップグループ・RIP SLYMEが、8月に発売したベストアルバム『GOOD TIMES』に続き、“裏”ベストアルバム『BAD TIMES』を12月1日に発売することが7日、わかった。同アルバムは、YouTubeやツイッターなどを活用して行うファン投票上位10曲を含む全32曲を収録する。

　メジャーデビュー10年目の節目を迎えたRIP SLYMEはこれまで、シングル19作品、オリジナルアルバム7作品を発表。ベスト盤が約20万枚のヒットを記録する一方で、アルバム未収録のシングルカップリング曲や、アルバムの隠れた佳曲にも光を当てる“裏ベスト”をファンと一緒に制作する。

　特設サイト『リップスライム「BAD TIMES」選曲ダービー』では、メンバーがオリジナルアルバム7作の中から厳選した30曲の対象曲の中から、ユーザーがツイッターなどで投票。サイト内では対象曲を試聴することも可能で、投票は11日（月）午前10時〜17日（日）午後10時まで受け付け。19日に同サイトで上位10曲を発表する。

　メンバーのRYO-Zは「念願のカップリング曲達や皆のリクエストによる曲などなど…非常に楽しみな一枚に仕上がること間違いなしですね。皆の清き一票によって内容も変化するので、よろしくお願いいたします」と呼びかける。

　投票で決定した10曲に加え、アルバム未収録のシングルカップリング21曲とベスト盤『GOOD TIMES』に収録された新曲「Good Times」を砂原良徳がリミックスした「Good　Times（Bad Times Remix)by Yoshinori Sunahara」を収録。

　同曲は、笑福亭鶴瓶と芦田愛菜が日本語吹き替えに初挑戦することでも話題の3Dアニメ超大作『怪盗グルーの月泥棒　3D』（29日公開）の日本語版主題歌に起用され、映画のエンドロールおよびテレビCMで放送されることも決定した。