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　今年でデビュー25周年を迎えるバンド・TUBEが、ゆかりの地「湘南」で初めてライブを行うことが決定した。大規模野外ライブイベント『TUBE LIVE AROUND 2010 Seaside Vibration』の一環で、5月に神奈川・鵠沼海岸、6月には福岡、愛知、大阪、北海道と全5か所のビーチで開催する。ボーカルの前田亘輝は「湘南」での開催実現に「僕らの長年の夢がやっと実現して本当に嬉しい」とコメントしている。

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　デビュー20周年の2005年以来、今回で2回目を迎えるこの大規模ライブイベントは「子供達」「海辺」「地球」を守っていく事をテーマに掲げ、来場者・地域の人たちと一緒にその意識を高めていく事を目的としたもの。今回は、規模をスケールアップし念願の「湘南」での開催も実現した。前田は「ライブイベントを湘南で行う事はTUBE史上初めて。湘南で大規模なライブをやりたいという強い思いはずっとあったのですが、交通や場所の問題など様々な問題などがあり、なかなか実現できなかった。でも僕らの長年の夢がやっと実現して本当に嬉しいです。来場者のみなさんといい思い出をたくさん作りたい」と、胸を踊らせている。

　「SEASIDE TUBE TOWN」と呼ばれる会場内は「Sports Area」、「Amusement Area」、「Live Area」と3つのエリアに分けられ、入場無料エリアの「Sports Area」では、海をきれいにする企画や、ビーチバレーなどが予定され、TUBEとも交流のあるビーチバレーの西村晃一選手と菅山かおる選手もイベントに出演する。菅山選手は「母がTUBEの大ファンであることから子供の頃からよくTUBEを聴いていました。今回のイベントを通して一人でも多くの人たちに“Save The Beach”というテーマを知ってもらい、ビーチバレーを楽しんでもらえれば嬉しいです」と話している。

　海が好きなメンバー4人が、その思いを歌にして25年。参加する人達と共に「海への感謝の気持ち」を伝えるこのイベントは、5月15日の湘南の鵠沼海岸（神奈川）を皮切りに、6月5日（土）シーサイドももち海浜公園 （福岡）、12日（土）蒲郡大塚海浜緑地（愛知）、19日（土）タルイサザンビーチ（大阪）、26日（土）おたるドリームビーチ（北海道）で開催。

　なお、TUBEは、6月2日に通算51枚目となるシングル「灼熱らぶ」を発表する予定。


　TUBE