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フジファブリック・志村さんの遺作含む新作、7月発売でレコーディング中

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 2009年12月24日、ボーカル&ギターの志村正彦さんが享年29歳にて急逝したロックバンドのフジファブリックが、残されたメンバーで5枚目のオリジナルアルバムを制作中。東京事変の刃田綴色をサポートドラムに迎え、7月下旬のリリースに向けてレコーディング中であることが14日、わかった。収録内容、詳細は公式サイトで後日発表する。メンバーの金澤ダイスケ(Key)は、「ニューアルバムも完成に向け、ただいまレコーディング中です。ご期待下さい」とコメントを寄せている。

ニューアルバムをレコーディング中のフジファブリック 

ニューアルバムをレコーディング中のフジファブリック 

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 2009年5月に4枚目のアルバム『CHRONICLE』を発表し、秋からはデビュー5周年ツアー。ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズへのレーベル移籍発表を目前に控えている中の訃報にファンも関係者も驚きを隠せなかった。

 志村さんが身を削るようにして生み出していた新曲の数々は、年明け以降の本格レコーディングに備えて制作段階にあり、移籍第1弾となる作品のイメージや具体的な方向性についても、メンバーやスタッフと前向きに話し合いを始めていた矢先の事だったという。

 今回、5枚目のアルバムとして発表される新作は、そんな制作途上の楽曲を、フジファブリックの新しい作品として完成させて世に送り出すものとなる。志村さんの紡いだメロディー、言葉、歌がファンのために届く事になる。

 なお、新アルバムの発表を前に6月30日には、2004年から2009年までの軌跡を収録した初のコンプリート・シングルコレクション『SINGLES 2004-2009』と完全生産限定BOX『FAB BOX』の2タイトルが、EMIミュージック・ジャパンより同時発売される。

◆フジファブリック 2004-2009 スペシャルサイト
 →http://emimusic.jp/fujifabric/(PCのみ)


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