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　ギタリストのジェフ・ベックがワーナーミュージック・グループへ移籍することを発表した。同社にはエリック・クラプトンと、ジミー・ペイジがギターを弾くロックバンド、レッド・ツェッペリンが在籍しており、これで3大ギタリストが1社に揃うことになった。

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　ジェフ・ベックは、1965年にエリック・クラプトンが脱退したバンド、ヤードバーズにジミー・ペイジの推薦で参加。1967年、ボーカルにロッド・スチュワート、ベースにロン・ウッドを迎えたジェフ・ベック・グループを結成。アルバム『トゥルース』『ベック・オラ』を発表後に解散。その後メンバーチェンジを繰り返し、1975年には、ビートルズを育てたジョージ・マーティンをプロデュースに迎えた『ブロウ・バイ・ブロウ』をソロ名義で発表。全曲インストゥルメンタルのギターアルバムながら全米4位のヒット作となり、代表作の一枚と言われている。なお、3大ギタリストと言われる3人は、このヤードバーズに在籍していたという共通点で知られるが、3大ギタリストという呼称は日本独特のもの。

　3月には7年ぶりとなるオリジナル・アルバム『エモーション・アンド・コモーション』をワーナーミュージックより発売し、4月には12度目の来日公演が控えている。なお、ライヴ・アルバム『ライヴ・ベック3　ロニー・スコッツ』に収録された「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」が2010年（第52回）グラミー賞「最優秀インストゥルメンタル・パフォーマンス」にノミネートされている。

＜来日公演日程＞
4/ 5（月）【名古屋】中京大学文化市民会館 オーロラホール
/ 7（水）【大　阪】グランキューブ大阪
/ 8（木）【大　阪】アルカイックホール
/10（土）【東　京】JCBホール
/12（月）【東　京】国際フォーラムホールA
/13（火）【東　京】国際フォーラムホールA

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