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　数々の強盗・殺人などの凶悪犯罪を解決してきた元敏腕刑事という異例の経歴を持つ62歳の男性を、アイドルグループ・AKB48らを手掛けた秋元康がプロデュース。21日に秋元が書き下ろした「浪花刑事（なにわでか）ブルース」でデビューする。中谷は、“なかやん”の愛称で親しまれたという元大阪府警捜査一係の刑事。犯人（ホシ）を掴んできた元刑事が、第2の人生でスターの座を獲得するかが注目される。

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　歌手デビューするきっかけは、秋元康が総合プロデューサーを務める「夢には、まだ、間に合う。」プロジェクトの第一弾として企画された「50歳以上の歌手オーディション」。シニア世代の夢を応援する企画として知られていたもの。中谷は、勝新太郎を彷彿とさせる渋く迫力のある歌声が審査員の高い評価を受けて見事最優秀を獲得した。

　秋元は中谷こと“なかやん”について、「いろいろな人間を見てきたからでしょうか？“なかやん”の歌には、“人間くささ”があります。今回は、自分の仕事に対する誇りと、悪いことをしてしまった人たちへのやるせなさをモチーフに「浪花刑事ブルース」を書きました。なかやんの哀愁漂う歌を聴いてみてください」とコメントしている。


　AKB48