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左手感覚無かった――YOSHIKI、椎間板ヘルニア悪化し手術

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 ロックバンド・X JAPANYOSHIKIが、持病の椎間板ヘルニアの悪化による頸椎椎間孔狭窄症症(けいついついかんこうきょうさくしょう)と診断され、米国カリフォルニア州のシーダースサイナイメディカルセンターで現地時間27日の午前8時(日本時間同日深夜0時)に頸椎椎間孔切除の手術を行うことが26日、わかった。YOSHIKIは自身の携帯公式サイトにて「前向きな方向に向かうと・・・・・・自分は信じています。」と心境を綴っている。YOSHIKIは5月末に開催した台湾ライブ以降、左手の感覚を失い、今月に入り右手の痺れも感じるなど深刻な病状に追い込まれていた。

持病の椎間板ヘルニア悪化のため、手術を行うYOSHIKI 

持病の椎間板ヘルニア悪化のため、手術を行うYOSHIKI 

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 ファンを魅了してきた高速ドラムプレーの“代償”として、幾度となく痛みに悩まされ、時にはワールドツアー延期など支障をきたした椎間板ヘルニアに、あらためて向き合うことになった。YOSHIKIは昨年3月からの再結成ライブから今までを振り返り「必ずしも完璧とはいえなかったかもしれないけど、1ステージ、1ステージに対して全力をつくしてきました」と悔いはなく、手術にも前向きだ。

 頸椎椎間孔狭窄症は、背骨の変形により起こる神経症状。神経が集中している首の部分の手術のため、決して簡単なものではないが、今後を見据えた“最善の方法”と選択し、YOSHIKIは「X JAPANの再結成を決めた時からこうなるは覚悟していた」。

 手術を行うメディカルセンターのYOSHIKIの主治医によると、術後の回復には数週間かかり、その後1か月以上のリハビリを余儀なくされる。さらに 症状が改善しない場合は、椎弓切除術、椎間板ヘルニア摘出術、脊椎固定術などが必要だという。

 8月の鈴鹿でのレース観戦や、先日発表したフランス公演など今後の活動についてX JAPAN制作運営管理委員会は、手術後の経過を見たうえで発表したい、としている。

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