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ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで辻井伸行さん優勝、日本人初

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 テキサス州フォート・ワースで6月7日、名門ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールが行われ、20歳で全盲のピアニスト辻井伸行さんが優勝した。コンクール史上初の日本人優勝で、アジア勢としても初の快挙となった。

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 ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールは、アメリカの生んだ国民的英雄にして音楽文化の象徴的存在ヴァン・クライバーン(1934年生まれ)を記念して、テキサス州フォート・ワースの音楽教師と地元有志が創設した国際ピアノ・コンクール。第1回の1962年以来、基本的に4年おきに開催。ピアノに特化した国際コンクールとしては、ワルシャワのショパン・コンクールと双璧をなす、ピアニストの登竜門として知られる。

 今回で13回目を数える同コンクールで辻井さんは「ラフマニノフの協奏曲2番」などを演奏。表彰式の最後に「ノブユキ・ツジイ」がコールされると会場に大きな拍手と歓声が沸き起こった。辻井は同時にビヴァリー・テイラー・スミス賞(コンクールのために書かれた新曲の最も優れた演奏に対して授与される)も受賞した。

 辻井の演奏は予選のスクリーンニング・オーディションから大きな反響を呼び、同コンクールが名前を冠するヴァン・クライバーン氏も『フォート・ワース・スター・テレグラム』で辻井の演奏について「奇跡としか言いようがない」「まさに神業だ」とコメントした。

 辻井さんは、1988年東京生まれ。1995年7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。以降数々のコンクールで賞を獲得。これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団の定期演奏会に登場したほか、海外での活動も行っており、カーネギーホールにてアメリカ・デビュー。ロシア(モスクワ音楽院大ホール)、チェコ、台湾などでも演奏。2002年にはパリで佐渡裕指揮、ラムルー管弦楽団とも共演した。

関連写真

  • 辻井伸行 
  • 本選での演奏風景 
  • 発売中のアルバム『de’but』 
  • 本選での演奏風景 
  • 本選での演奏風景(C)Van Cliburn Foundation 
  • 授賞式の様子(C)Van Cliburn Foundation 
  • ファイナリスト6名とクライバーン氏(C)Van Cliburn Foundation 
  • 辻井とクライバーン氏(C)Van Cliburn Foundation 

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