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　今年7月7日でデビュー10周年を迎える俳優・藤木直人が13日、約1年7ヶ月ぶりのシングル「CRIME OF LOVE/いいんだぜ〜君がいてくれれば〜」の発売記念イベントを都内で行った。これまでを「挫折と諦めの10年」と振り返った藤木は「BOOWYに憧れてて、ああいう風になりたいと思ったけど、10年やってもああにはなれない」と頭を掻いたが、「かっこいい先輩たちを見習っていきたい」と更なる飛躍を誓った。

　約4年ぶりとなるオープンスペースでのイベントで、約2000人のファンに360度囲まれたステージに立った藤木は「なんか嫌な感じ。緊張します」と照れながらも同シングル2曲を熱唱。現在、2本の主演ドラマ『夜光の階段』（テレビ朝日系）と『イケ麺そば屋探偵〜いいんだぜ！〜』（日本テレビ系）の撮影を抱える中、束の間のファン交流に「こういうイベント、もうちょっとやった方がいいですよね」と顔をほころばせた。

　今年6月からは全国ツアーも展開する藤木。デビュー当時は理想と現実の狭間に揺れた時期もあったそうだが、「10周年の集大成として、思い入れの深い曲をやりたい。馬車馬のように働きますよ」と確固たる思いを語った。

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　藤木直人