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先日、某編集部から泣ける曲の特集を組みたいのでライティングをお願いしたいという原稿依頼が来た。20曲ほど挙げてほしいらしい。泣ける曲ですか……。もちろん、泣ける曲というのは人によってまるで違う。今回の依頼は、しばり的には80年代以降のヒット曲とのこと。それこそ、オリコン・シングル・ランキングのベスト10入りしたような楽曲からのチョイスになるだろう。
とはいえ範囲が広すぎる。何曲あると思ってるのだろ? それよりも、ずいぶんとシンプルな特集だな、と心配になった。編集会議でよくもそんな安直な企画がパスしたものだ。が、考えてみれば、今ちょっとした“泣けるブーム”なのかもしれない。
何気なくテレビを観ていて、出演者が泣いているので驚いた。新聞のテレビ欄を見てみると『誰も知らない泣ける歌』(日本テレビ系・火曜・21時)という番組だった。西田敏行が号泣していて、さだまさしが「極光(オーロラ)」を歌っていた。
番組をよくよく観てみると、泣ける曲というよりも、泣ける曲にまつわる誰も知らないエピソードがメインのような……。曲ではなく、ちょっとした泣ける話。ま、確かにいくら良い曲だとはいえ、本当に誰も知らない曲をテレビでだらだらと放映するだけの番組だと成立しない。
後で知って、観ておけばよかったと後悔したのだが、番組第4回の10月21日放送では去年のNHK『紅白歌合戦』に初出場した男性シンガー・ソング・ライター、馬場俊英の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」が泣ける歌として放送されたそうだ。
長年、彼のファンである私としては「ボーイズ・オン・ザ・ラン」も捨てがたいが、彼がメジャーデビューする前に組んでいた、ライブハウス吉祥寺『曼荼羅』を拠点として活動していたバンド、サンズトレインの「心のサンシャイン」(92年9月発売:『LOVE BONES』<チェインカンパニー>収録)をチョイスしていただきたかった。
ソロとしてのメジャーデビューアルバム『もうすぐゴング』(97年2月発売/現在廃盤)の最後を飾るのも実はこの曲。歌詞もアレンジも変えて再録されたが、サンズトレイン時代の音源が最も泣ける。
ちなみに、『LOVE BONES』は元アナーキー、元ザ・ロック・バンド、他の藤沼伸一プロデュースによる作品。
そう、話は最初に戻るが80年代以降のヒット曲で泣ける曲をランダムに書き出していったら107曲にもなってしまった。さすがにこんなに書けない(涙)。(ライター・松本哲也)
先日、某編集部から泣ける曲の特集を組みたいのでライティングをお願いしたいという原稿依頼が来た。20曲ほど挙げてほしいらしい。泣ける曲ですか……。もちろん、泣ける曲というのは人によってまるで違う。今回の依頼は、しばり的には80年代以降のヒット曲とのこと。それこそ、オリコン・シングル・ランキングのベスト10入りしたような楽曲からのチョイスになるだろう。
とはいえ範囲が広すぎる。何曲あると思ってるのだろ? それよりも、ずいぶんとシンプルな特集だな、と心配になった。編集会議でよくもそんな安直な企画がパスしたものだ。が、考えてみれば、今ちょっとした“泣けるブーム”なのかもしれない。
番組をよくよく観てみると、泣ける曲というよりも、泣ける曲にまつわる誰も知らないエピソードがメインのような……。曲ではなく、ちょっとした泣ける話。ま、確かにいくら良い曲だとはいえ、本当に誰も知らない曲をテレビでだらだらと放映するだけの番組だと成立しない。
後で知って、観ておけばよかったと後悔したのだが、番組第4回の10月21日放送では去年のNHK『紅白歌合戦』に初出場した男性シンガー・ソング・ライター、馬場俊英の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」が泣ける歌として放送されたそうだ。
長年、彼のファンである私としては「ボーイズ・オン・ザ・ラン」も捨てがたいが、彼がメジャーデビューする前に組んでいた、ライブハウス吉祥寺『曼荼羅』を拠点として活動していたバンド、サンズトレインの「心のサンシャイン」(92年9月発売:『LOVE BONES』<チェインカンパニー>収録)をチョイスしていただきたかった。
ソロとしてのメジャーデビューアルバム『もうすぐゴング』(97年2月発売/現在廃盤)の最後を飾るのも実はこの曲。歌詞もアレンジも変えて再録されたが、サンズトレイン時代の音源が最も泣ける。
ちなみに、『LOVE BONES』は元アナーキー、元ザ・ロック・バンド、他の藤沼伸一プロデュースによる作品。
そう、話は最初に戻るが80年代以降のヒット曲で泣ける曲をランダムに書き出していったら107曲にもなってしまった。さすがにこんなに書けない(涙)。(ライター・松本哲也)
2008/11/25



