制服着てロックやってるSCANDALですけど、何か?

■インディーズで結果を出し、海外でもライヴを経験。ガールズバンドシーンの台風の目になるか!?

 「制服姿で激しいロック」、そんな女性4人組ロックバンド・SCANDAL(スキャンダル)に大きな注目が集まっている。10月22日にメジャーデビューシングル「DOLL」をリリースし、いよいよそのベールを脱ぐ彼女たちは、実はインディーズ時代にタワーレコード限定シングルを3カ月連続でリリースし、実績を残している。さらに海外でのライブパフォーマンスも経験済みで、いわば満を持してのメジャーデビューというわけだ。

 2年前に大阪のボーカル&ダンススクールで出会ったHARUNA(Vo&G)、MAMI(G&Vo)、TOMOMI(B&Vo)、RINA(Ds&Vo)の4人で結成。すぐに大阪のストリートライブのメッカ・城天でライブ活動をスタートした。楽器に出会ってまだ2年というキャリアだが、「女の子だからとなめられたくない」というポリシーのもと、とにかく毎日毎日放課後、練習に練習を重ね、休日には12時間も練習に励んだという。

 何度か彼女たちのパフォーマンスを観たが、確かに荒削りではあるが、やりたいこと=“SCANDALの音”というのがちゃんと伝わってくるし、この世代の女子がロックをやるとこういう音になるんだ、と妙に納得させられてしまうほど、説得力がある。重厚さもあり、でもポップで瑞々しいサウンド、そこに等身大のリアルな詞が絡むと、彼女達だけの独特のグルーヴが出来上がる。そんなグルーヴをデビューシングル「DOLL」からは感じることができるが、やはり彼女達の魅力を120%感じることができるライブパフォーマンスでのグルーヴを、今後はどこまで、そのままパッケージできるかだ。パッケージに収めきれないほどの大きな“何か”を感じさせてくれるのがSCANDALだからだ。

 制服姿でロックをかき鳴らす、そのギャップが大きな“ウリ”になっている。そんな彼女達の姿はネットを通じて全世界に流れ、各国からライブのオファーが殺到。全米6大都市ツアー、フランス、香港でのライブをすでに経験済みという、貴重なそして大きなキャリアを持っている。ビジュアルだけではなく、その実力が評価されたからこその成功だ。しかし、海外でやることが決して特別なことではなく、それよりも10代のうちに、言葉の壁など関係なく“音”を“楽”しむことを世界中の人たちと共有できたことが、貴重なキャリアになっているはずだ。これからの音作りやパフォーマンス、様々なシーンでそのキャリアは4人に大きな影響を与えると思う。

 そんな4人のことを日本のメディアが放っておくわけもなく、全国36局ラジオステーションで「DOLL」がパワープレイを獲得(10/6現在)。そして10月24日『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)、『ミュージックファイター』(日本テレビ系)、10月25日『ミュージックフェア』(フジテレビ系)、11月6日『MUSIC JAPAN』(NHK)と大型音楽番組に立て続けに出演する。その他にも雑誌、ライブ、学園祭と露出が集中し、この秋、いたるところでSCANDALの名前と音を耳にしそうだ。

 ガールズバンドというと、それぞれのバンドにコンセプトの違いはあるとは思うが、現在はやはりチャットモンチーがその代表としてあげられる。でももっともっとこのシーンを盛り上げるために、SCANDALの登場は大きく激しい風になるはずだ。そして彼女達の姿を見て、バンドを、音楽をやってみようと思うティーンが増えてくれることが、このシーンの活性化にもつながる。そんな期待も込めて、SCANDALのメジャーデビューを注目したい。

・海外でも人気!期待のガールズバンドが待望のデビュー!!(08/10/22)
・ガールズバンド特集『人気のガールズバンドはこれだ!!』(06/05/24)

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