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世界のワルツ王が「千の風になって」をカバー

 「アンドレ・リュウ&ヨハン・シュトラウス・オーケストラ」の6度目の来日公演が9月27日(木)東京国際フォーラムで行われた。オランダ出身でバイオリニスト/指揮者でもあるアンドレ・リュウは、従来のクラシックの堅苦しいイメージを払拭した「踊れる」「楽しめる」参加型のコンサートを行うなど、世界中で人気があり、年間約150本のライブを精力的にこなす。

世界中で人気のアンドレ・リュウ 撮影:武 裕康 

世界中で人気のアンドレ・リュウ 撮影:武 裕康 

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 コンサートでは、オーケストラ団員53人全員が、随所でサイレント喜劇映画のようなパフォーマンスを披露して楽しさを演出。又、アンコールでは毎回、日本の曲を演奏するのがコンサートの恒例となっており、過去には映画『千と千尋の神隠し』主題歌や、童謡「荒城の月」を演奏している。

 気になる今年の演目選びには、アンドレが事前に日本のスタッフから渡されたJ-POP数十曲を試聴。セレクトしたのは、今年の上半期シングル売上第1位の「千の風になって」だった。

 アンドレのバイオリンから、このあまりにも有名なフレーズが奏でられると、集まった5000人の観衆は大喜び。同曲を海外アーティストがカバーするのはこれが初めてで、バイオリンソロからオーケストラでの編曲、最後には合唱隊も加わった感動的な「千の風になって」が披露された。

 「美しき青きドナウ」、「ラデッキー行進曲」などウインナーワルツの名曲や、映画『第三の男』主題歌の「アメイジング・グレース」など全30曲、約3時間のクラシックらしくない熱い演奏で観客を酔わせた。公演は同所で29日(土)まで行われる。

◆動画メッセージ&公演模様が見れるアンドレ・リュウ公演HP(電子チケットぴあ・内)
http://info.pia.co.jp/et/promo/classic/andre_rieu06.jsp

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  • 世界中で人気のアンドレ・リュウ 撮影:武 裕康 
  • 9月27日(木)に行われた、6度目の来日公演にて 
  • 総勢53人のオーケストラ団員 

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