細野晴臣が、盟友の高橋幸宏さんが創設しキュレーションを手がけていた、世代やジャンルを超えたアーティストが集う音楽フェス『WORLD HAPPINESS 2026 〜I'm HOME〜』に出演。高橋さんの逝去から3年という節目を迎えた6月、9年ぶりの開催となった同イベントでパフォーマンスを披露した。同ライブの模様を収めたオフィシャルライブレポートが到着した。
■オフィシャルライブレポート
数日続いた雨も上がり、東京・国立代々木競技場 第一体育館は満員の観客と熱気に包まれていた。2008年に東京・夢の島公園陸上競技場で誕生し、10年間にわたって東京の夏を彩り続けてきた『WORLD HAPPINESS』。9年ぶりの開催となった今回は、日本の音楽シーンを革新し続けてきた高橋幸宏が築き上げた信頼とネットワークのもと、追悼を超え、未来へと音楽と幸福を受け継ぐ新たな“進化したワーハピ”として開催された。会場には世代を超えた色とりどりの観客が集い、音楽という共通言語のもと一つとなる、このフェスならではの光景が広がっていた。
時刻は19時を少し過ぎた頃。“We’re Mothers”というコーラスが温かく響きわたると、時代を超越するような、新しくもどこか懐かしい登場SEが流れ始める。ゆっくりとステージに姿を現したのは細野晴臣。その楽曲は、待望のニューアルバム『Yours Sincerely』に収録される新曲「Note of Mothership」であり、この日が世界初披露となった。穏やかで包み込むようなサウンドが場内を満たすと、大きな拍手が沸き起こる。「いらっしゃい」と穏やかに語りかける細野の一言だけで、会場は早くも温かな一体感に包まれた。
続いて、異世界へと誘うかのような「AIWOIWAIAWOU」が鳴り響くと、観客は一気にリズミカルなグルーヴへと引き込まれる。その勢いのまま「Hong Kong Blues」へ。軽快に跳ねるマリンバとリズムセクションが心地よく絡み合い、フロア全体を大きく揺らしていく。時間も場所も忘れ、それぞれが自由に音楽へ身を委ねるような、細野ならではの有機的なサウンドスケープが広がった。
楽曲を終えると、「YMOのとき、自分を助けてくれたのは幸宏だった」と、高橋への深い愛情と感謝を滲ませる一言を残し、そのまま「PLEOCENE」を披露。青い照明と神秘的なサウンドが幻想的な空間を描き出し、一つひとつの音が呼応し合いながら、より大きな響きとなって場内を包み込んでいく。
ここで一息つくようにMCを挟むと、「高野くん」と親しみを込めて高野寛をステージへ迎え入れる。披露されたのは、高橋と細野がYMO以来初めて結成した伝説的ユニット・SKETCH SHOWの「Supreme Secret」。跳ねるカッティングギターと心地よいうねりを描くサウンドの中、会場には高橋への想いと、その音楽がこれからも受け継がれていくことを確かめ合うような、温かくハートフルな空気が満ちていった。
そしてラストを飾ったのは、国内外を問わず細野の代表曲として愛され続ける「Sports Men」。軽快なカントリー調のサウンドに乗せて爽やかに駆け抜けると、世代を超えた観客が笑顔で体を揺らし、愛に満ちた大きな盛り上がりの中でステージは幕を閉じた。
同公演を皮切りに、9月11日にはニューアルバム『Yours Sincerely』のリリース、さらにUSツアーの開催も控える細野。新たな作品とライブで描かれる音楽の旅路から、ますます目が離せない。
■『WORLD HAPPINESS 2026 〜 I'm HOME 〜』
6月28日(日) 東京・国立代々木競技場 第一体育館
出演者(50音順)
pen Reel Ensemble/Cornelius/清水ミチコ/Ginger Root(Solo Set)/スチャダラパー/セブンス・ベガ/電気グルーヴ/TOWA TEI(DJ)/東京スカパラダイスオーケストラ/細野晴臣/moonriders/MAJOR FORCE(高木完&K.U.D.O)/LAUSBUB/Rol3ert/SP YT session:高野寛、高桑圭(Curly Giraffe)、堀江博久、高田漣、ゴンドウトモヒコ、白根賢一、スティーブ・ジャンセン and more...
■オフィシャルライブレポート
数日続いた雨も上がり、東京・国立代々木競技場 第一体育館は満員の観客と熱気に包まれていた。2008年に東京・夢の島公園陸上競技場で誕生し、10年間にわたって東京の夏を彩り続けてきた『WORLD HAPPINESS』。9年ぶりの開催となった今回は、日本の音楽シーンを革新し続けてきた高橋幸宏が築き上げた信頼とネットワークのもと、追悼を超え、未来へと音楽と幸福を受け継ぐ新たな“進化したワーハピ”として開催された。会場には世代を超えた色とりどりの観客が集い、音楽という共通言語のもと一つとなる、このフェスならではの光景が広がっていた。
続いて、異世界へと誘うかのような「AIWOIWAIAWOU」が鳴り響くと、観客は一気にリズミカルなグルーヴへと引き込まれる。その勢いのまま「Hong Kong Blues」へ。軽快に跳ねるマリンバとリズムセクションが心地よく絡み合い、フロア全体を大きく揺らしていく。時間も場所も忘れ、それぞれが自由に音楽へ身を委ねるような、細野ならではの有機的なサウンドスケープが広がった。
楽曲を終えると、「YMOのとき、自分を助けてくれたのは幸宏だった」と、高橋への深い愛情と感謝を滲ませる一言を残し、そのまま「PLEOCENE」を披露。青い照明と神秘的なサウンドが幻想的な空間を描き出し、一つひとつの音が呼応し合いながら、より大きな響きとなって場内を包み込んでいく。
ここで一息つくようにMCを挟むと、「高野くん」と親しみを込めて高野寛をステージへ迎え入れる。披露されたのは、高橋と細野がYMO以来初めて結成した伝説的ユニット・SKETCH SHOWの「Supreme Secret」。跳ねるカッティングギターと心地よいうねりを描くサウンドの中、会場には高橋への想いと、その音楽がこれからも受け継がれていくことを確かめ合うような、温かくハートフルな空気が満ちていった。
そしてラストを飾ったのは、国内外を問わず細野の代表曲として愛され続ける「Sports Men」。軽快なカントリー調のサウンドに乗せて爽やかに駆け抜けると、世代を超えた観客が笑顔で体を揺らし、愛に満ちた大きな盛り上がりの中でステージは幕を閉じた。
同公演を皮切りに、9月11日にはニューアルバム『Yours Sincerely』のリリース、さらにUSツアーの開催も控える細野。新たな作品とライブで描かれる音楽の旅路から、ますます目が離せない。
■『WORLD HAPPINESS 2026 〜 I'm HOME 〜』
6月28日(日) 東京・国立代々木競技場 第一体育館
出演者(50音順)
pen Reel Ensemble/Cornelius/清水ミチコ/Ginger Root(Solo Set)/スチャダラパー/セブンス・ベガ/電気グルーヴ/TOWA TEI(DJ)/東京スカパラダイスオーケストラ/細野晴臣/moonriders/MAJOR FORCE(高木完&K.U.D.O)/LAUSBUB/Rol3ert/SP YT session:高野寛、高桑圭(Curly Giraffe)、堀江博久、高田漣、ゴンドウトモヒコ、白根賢一、スティーブ・ジャンセン and more...
2026/06/29



