アイドルグループ・乃木坂46が17・18日に、東京・味の素スタジアムでデビュー13周年記念ライブ『乃木坂46 13th YEAR BIRTHDAY LIVE』を開催した。今年加入した6期生も参加し3〜6期生で届ける“新体制”初となるライブで各日3時間半、2日間でメドレーを含め107曲を披露し、11万人を熱狂させた。 目玉の“46分メドレー”では2日間で異なるセットリストを46分ノンストップでパフォーマンス。デビュー曲から最近の曲まで各日30曲近くで構成されたこのメドレーでは、メンバーが入れ代わり立ち代わりで登場し、過去の衣装やライブ演出をオマージュしたものも披露された。ピッタリ46分で終了させ、まさにグループの歴史をたどるコーナーとなった。 またライブ中には、結成13周年を祝うバースデーパーティーも行われ、大きなケーキが運び込まれた。井上和と中西アルノがろうそくの火を吹き消すと会場からは大きな拍手で13周年の誕生日を祝福した。井上は「無事お祝いすることができました!ありがとうございます!」と感謝を伝えた。 メンバーを“レッドチーム”と“ブルーチーム”の2チームに分けられたコーナーでは両日ともに、“レッドチーム”が「おひとりさま天国」と「I see…」の2曲でキュートに情熱を。“ブルーチーム”が「Actually…」と「ごめんねFingers crossed」の2曲でクールに美しさで魅了した。赤と青がステージの左右に分かれての「インフルエンサー」では、5期生のWエースである井上&中西がWセンターを担当。その歌声と間奏のペアダンスで圧巻のパフォーマンスを披露した。 そして最後は、赤と青が混ざって乃木坂46カラーの“紫”の照明に。DAY1では「きっかけ」、DAY2では「君の名は希望」を歌唱。直後に今年加入した新メンバー6期生11人がこのライブで初登場し「タイムリミット片想い」を堂々とパフォーマンス。3〜5期生の先輩たちから、新体制の“きっかけ”であり“希望”である6期生へバトンが渡された。 6期生のあと、5、4、3期生がそれぞれの期生曲で盛り上げると、「設定温度」で全員が合流。これが3〜6期生での初パフォーマンスとなった。そして改めて全員そろって「私たち乃木坂46です!」とあいさつ。ここで梅澤が「新しい乃木坂46の形をお見せしたい」といい、グループのデビュー曲「ぐるぐるカーテン」を先輩が6期生を包み込むようなフォーメーションで披露。現乃木坂46の最新形を示した。 2日目の本編最後の楽曲「他人のそら似」の前には、中西が「乃木坂46が大好きなんです!素敵なかっこいい先輩がいて、大好きな同期がいて、こんなにかわいい後輩が入ってきてくれて。13年の歴史のちょっとしか知らないんですけど、今の子の乃木坂46が絶対最強だって言い切れます!14年目も頑張りますので、どうか見守っていてください!」と、グループへの思いを語り、涙で頬を濡らしながら決意を語った。 アンコールでは北海道、静岡、大阪、宮城、福岡、香川、東京と全国7ヶ所を巡る『乃木坂46 真夏の全国ツアー2025』の開催も発表された。毎年恒例の東京・明治神宮野球場にてファイナルを迎え、2年ぶりに4日間公演となる。