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【ライブレポート】CRAVITY、初の日本オリジナルライブで見せた成長と団結 ファンとの特別な絆を共有

 韓国のボーイズグループ・CRAVITY(クレビティ)が、2月14日のバレンタインデーに東京・LINE CUBE SHIBUYAで初の日本オリジナルライブ『CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”』を開催した。

CRAVITY(クレビティ)初の日本オリジナルライブ『CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”』より

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 CRAVITYはSERIM(セリム)、ALLEN(アレン)、JUNGMO(ジョンモ)、WOOBIN(ウビン)、WONJIN(ウォンジン)、MINHEE(ミニ)、HYEONGJUN(ヒョンジュン)、TAEYOUNG(テヨン)、SEONGMIN(ソンミン)からなる9人組。K-POP第4世代といわれる彼らは、コロナに翻弄された世代だ。2020年4月14日に韓国デビューし、その年のデビュー組のアルバム年間売上最多を記録。日本人気も高かったが、コロナに阻まれ初来日は22年6月の『CRAVITY, THE 1ST FAN-CON 'CENTER OF GRAVITY' IN OSAKA』と時間がかかり、23年7月にようやく日本デビューを果たした。

 今回、大阪・東京の2都市で6公演が行われた『Bitter & Sweet』ツアーは、CRAVITYにとって初の完全日本オリジナルライブ。トークを交えたファンミーティングやファンコンではない楽曲だけで構成される単独コンサートとしても、初ワールドツアーの日本公演『2023 CRAVITY THE 1ST WORLD TOUR 'MASTERPIECE' IN JAPAN』(23年6月に大阪・横浜で開催)以来となる、日本のファンにとっては“待望”のコンサートだ。日本オリジナルのライブで、ハイライトとなる本編のラストは、日本デビュー以来リリースを重ねてきた日本オリジナル楽曲たちが彩った。また、3月26日にリリースされるJapan 2nd EP『Jelly Bean』に収録する5曲もこのライブで初生パフォーマンスされるという、“日本だけ”の特別なライブとなった。

 オープニングナンバーは、韓国デビュー時からの人気曲「JUMPER」。小高いステージから勢いよくジャンプして登場すると、「POW!」のイントロでは映像とシンクロしたダンスで目を惹きつけ、ダークな「Mammoth」では力強い群舞でパフォーマンスの精度を見せつけた。

 この精度の高さは、彼らが昨秋に出演していたパフォーマンスサバイバル番組『ROAD TO KINGDOM : ACE OF ACE』に起因するだろう。昨夏の来日公演『CRAVITY JAPAN FAN-CON 2024<LOVE! LUV!! LUVITY!!! “SHOW OFF”> 』を終えた後、韓国に戻った彼らは、SHINeeTAEMINをホストMCに、CRAVITY含む現役K-POPボーイズグループ7組がパフォーマンスでバトルする同番組に出演し、優勝を果たした。初回バトルこそ最下位になってしまったが、そこから怒涛の巻き返しを図り、最終回では見事に優勝を手にするという逆転劇を見せてくれた。約2ヶ月にわたっての死闘が、彼らの団結力を強め、パフォーマンス力を底上げしたのは間違いないだろう。

 そのパフォーマンス力は、中盤のステージでも光を放った。3月にリリースされる日本の新曲「ENIGMA」ではR&Bバラードをしっとりと歌い上げ、各人の高い歌唱力をアピール。「Moonlight」では椅子を使ったダンスでセクシーな魅力を爆発させ、かわいらしいCRAVITYのイメージを覆す様相でファンをドキッとさせた。

CRAVITY(クレビティ)初の日本オリジナルライブ『CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”』より

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 そんなCRAVITYの成長を後押ししたのは、LUVITY(CRAVITYファンの呼称)だ。ライブ中の近況を伝えるMCで、ヒョンジュンは「僕たち『ROAD TO KINGDOM』で優勝しました! LUVITYがいなかったら優勝できなかったと思います」とファンに感謝を伝えたが、CRAVITYの優勝には、LUVITYたちの投票が大きな力となったことは間違いない。ライブにおいては、LUVITYたちの発するファンコール(掛け声)が一体感を作り上げる。このコンサートでも、オープニング曲の「JUMPER」から大きなファンコールが会場に響いており、日本で初パフォーマンスとなる韓国最新曲「Now or Never」はもちろん、3月26日にリリースされるJapan 2nd EPのタイトル曲「Jelly Bean」でも、新曲にもかかわらず完璧なコールでライブを盛り立てた。

 メンバーたちも、日本のファンには格別な愛情を示してくれる。ウォンジンはデビュー時から流ちょうな日本語で日本のファンとのコミュニケーターの役割を果たしてきたが、今やほかのメンバーたちも日本語が上達したようで、今回のコンサートでは、2組のユニットに別れて日本語力を活かしたJ-POPカバーを披露。セリム、ウォンジン、ミニ、ヒョンジュン、ソンミンは、K-POPアイドルたちの間でもSNSでのチャレンジ動画が流行したDa-iCEの「I wonder」を歌ったが、リモコンを押すイントロまでも芝居を交えて見せるという楽しい演出を取り入れていた。アレン、ジョンモ、ウビン、テヨンは、back numberの「水平線」を熱唱。日本語のロックバラードで、CRAVITY楽曲にはない新鮮な雰囲気を見せてくれた。

 今回の初の日本オリジナルライブのハイライトとなったのは、本編の最後。日本デビューからの日本オリジナル曲を固めたセクションだ。イントロから大きなコールが沸き起こった「SHOW OFF」では、ヒョンジュンが耳に手をあててファンの声に聴き入り、さわやかな「Groovy -Japanese ver.-」ではテヨンが面白ポーズをダンスの中に取り入れて盛り上げる。ダンスチューンの「Dilly Dally」ではセリムとアレンがカッコいいラップでファンをうならせ、3月26日にリリースされるJapan 2nd EPのタイトル曲「Jelly Bean」で最高の盛り上がりに達した。こうしてまとめて聴いてみると、日本オリジナル楽曲は軽快なナンバーが多いことがわかる。

 アンコールでは、9人が客席から登場した。ファンの歓喜の中、通路を練り歩きながら「Blue & White」を歌い、その後はソンミンの「ハッピー・バレンタイン! LUVITY!」という掛け声で「Cheese」日本語バージョンを初披露。最後は「FLY」を楽しく歌い「2025年2月14日、僕たちの時間を覚えていて!」と客席に大きな声で語りかけライブを締めくくった。

 MCパートでソンミンが、「今回は“初めて”が本当に多いんです。今日はバレンタインだから、LUVITYにたくさんプレゼントしたくて、僕たちも一生懸命準備しました」と言っていたが、その言葉通り3月26日にリリースされるJapan 2nd EP『Jelly Bean』収録全5曲の初生披露に加え、韓国最新曲「Now or Never」を初パフォーマンスするなど、初尽くしの公演となった。かわいらしさに加えて、パフォーマンス力をグンと上げてきたCRAVITY。2025年のさらなる活躍に期待が高まるライブを見せてくれた。

CRAVITY(クレビティ)初の日本オリジナルライブ『CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”』より

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文・坂本ゆかり

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