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『STARTO ENTERTAINMENT』東京Dで夢の一夜 ファンとともに「新たな一歩」踏み出す【ライブレポ】

 『SMILE−UP.』(旧ジャニーズ事務所)の流れをくみ、4月から始動した新会社『STARTO ENTERTAINMENT』のアーティストによる合同イベント『WE ARE! Let's get the party STARTO!!』(ウィーアーレッツゲットザパーティースタート)が10日、東京ドームで開催された(※以下、本編の内容を含みます)。

『WE ARE! Let's get the party STARTO!! 』公演の様子

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 参加したのはSUPER EIGHTKAT-TUNHey! Say! JUMPKis-My-Ft2timelesz(佐藤勝利は映像出演)、A.B.C-ZWEST.King & PrinceSixTONESSnow Manなにわ男子Travis Japan、Aぇ! groupによる13組72人(大阪はNEWSを入れて14組75人)。演出は松本潤(嵐)、大倉忠義(SUPER EIGHT)が手掛けている。

 オープニングからトップバッターを飾ったHey! Say! JUMPを皮切りに人気アーティストたちが次々に代表曲を披露。ムービングステージや、フロート、SixTONESはいきなりベンチからの登場で驚かせるなど、東京ドームのあちこちから現れるスターたちが会場の隅々まで盛り上げ、そのたびに客席を揺らした。

 グループの垣根を超えたコラボレーションも見どころ。Snow Manの人気曲「ブラザービート」では、ラストに出演者が集結してキャッチーな振り付けを一緒に披露する貴重な一幕も見られた。さらにTravis Japan、Kis-My-Ft2、KAT-TUNはTravis JapanがKis-My-Ft2の、Kis-My-Ft2がKAT-TUNのバックダンサー経験という縦のつながりというエモーショナルな関係性のもと、ハングリー精神を感じさせるようなギラギラとしたパフォーマンスで魅了した。

『WE ARE! Let's get the party STARTO!! 』公演の様子

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 King & Princeとなにわ男子は、王道アイドルらしいきらめきを振りまき、親交のある永瀬廉と西畑大吾、大西流星らがワチャワチャ。Sexy Zoneから改名したばかりのtimeleszは佐藤を含めた3人で映像出演。その後、菊池と松島聡がフロートで、Hey! Say! JUMPやA.B.C-Zと合流すると、同じフロートに乗った菊池に山田涼介がもたれかかる場面も。普段はなかなか生で見ることができない、仲間同士の交流が多発し、あちこちで大歓声が湧き上がっていた。

 このほかにもMCではジェシーが「声出せますか!? 安心してください!みなさん声出てます!のどの調子がいいです!」と褒め上手で笑わせ、突然、千賀健永や中間淳太、高橋恭平に次々とふり始めたり、中丸雄一はテンションが上がりすぎたのか、立ち位置を間違えて後輩たちを慌てさせるハプニングも発生。迫力あるステージから一転、和気あいあいとした雰囲気をかもした。

 そして5月15日にCDデビューを控えたAぇ! groupが中盤で呼び込まれると、デビュー曲「《A》BEGINNING」を熱唱したほか、なにわ男子やWEST.と関西ジュニアの定番曲でおおいに盛り上げ、今年20周年を迎えるSUPER EIGHTのバンド演奏のもと、10周年のWEST.が歌唱。魂のぶつかりあう白熱のバンドセッションで競演するなど“関西”の絆も発揮した。

 2時間超えのライブの終盤に亀梨和也は「これからすてきな景色を一緒にたくさんみていきましょう」と呼びかけ、玉森裕太は「僕らの今できるパフォーマンスを通して思いが届いてくれたらうれしく思います」と思いを語った。重岡大毅は「僕たちの精いっぱいのパフォーマンスがこれからも届くように頑張ります」と約束し、菊池は「この先もファンのみなさんと一緒に歩んでいけたらと思います。どうか僕たちと楽しい時間を過ごしてください」と願った。

『WE ARE! Let's get the party STARTO!! 』公演の様子

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 そして大倉の「いつもどんなときも応援してくださるみなさんに感謝を込めて、最後にこの唄を歌いたいと思います」というあいさつのもと、初披露したのは「WE ARE」(6月12日発売)。今作はチャリティーソングとなっており、作品の収益は令和6年能登半島地震の被災者に全額寄付される。

 最後に、全員がそろったステージの上で村上信五が「きょうはとにかく足を運んでくださったみなさんが一番頑張ってくださったので…我々72人から拍手で、少しでも恩返しさせてください。きょうは本当にありがとうございました!」と声をかけ、客席とアーティストが双方に拍手を送りあった。「きょうは我々の本当の新たな一歩、スタートだと思います。まだまだ不安もあると思いますがどうぞ、明るい未来にご一緒にお付き合いいただければ幸いです」と前向きな言葉で締めくくった。

 なお、5月30日の京セラドーム大阪公演の生配信が決定。同イベントは東西ドーム3公演で14万5000人を動員する。

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  1. 1. 『STARTO ENTERTAINMENT』合同イベントに13組72人集結 チャリティソング「WE ARE」を初披露&大阪公演を配信へ
  2. 2. 『STARTO ENTERTAINMENT』東京Dで夢の一夜 ファンとともに「新たな一歩」踏み出す【ライブレポ】

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