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Novel Core、初の武道館ライブで涙 SKY-HIのカバー含む全29曲でファン7500人を魅了

 ラッパー/ソングライターのSKY-HI主宰レーベル「BMSG」第1号アーティスト・Novel Coreが17日、自身初となる東京・日本武道館公演『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』を開催した。

『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』に登場したNovel Core

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 Novel Coreは、2020年10月のメジャーデビュー当時から「デビューから3年以内に武道館をやる」と公言し続け、2023年1月21日に東京・豊洲PITで開催したワンマンライブ『Novel Core ONEMAN LIVE -Untitled-』で武道館公演の決定を発表した。

『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』の様子

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 この日を迎えるにあたり、「武道館公演を最初に夢見た日から『武道館でこれをやりたい』と温め続けてきた “特殊な演出”を含むライブプランを、妥協せず“完全な形”で実現したい」とし、同公演をサポートするクラウドファンディングプロジェクトや自身が製作したアート作品のオークションなどを実施。同時に、全国3都市での対バンツアー『WHAT'S THE ROCK TOUR vol.1』など自身初の試みにも果敢にチャレンジし、あらゆる面で武道館を視野に入れた研鑽(けんさん)の日々をすごしてきた。

■フルスロットルで開幕した“人生で一度きり”の初武道館

 開演前のスクリーンには、当初発表されていたライブタイトル『ONEMAN LIVE -I AM THE- at BUDOKAN』の文字。暗転後、武道館への歩みを描いた映像とともに、Novel Coreと自身のハウスバンド・THE WILL RABBITSが登場し、オープニングナンバー「I AM THE」から急速に会場の興奮度を高めながら、「ヤベーの聞かせてくれよ。約束果たしに来たぞ、武道館!」と7500人のOUTER(ファンの呼称)をあおった。

『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』に登場したNovel Core

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 そして「初っ端からフルスロットルでぶっ飛ばしますよ」という宣言通り、どっしりとしたビートの中で客席にレスポンスを求めた「WAGAMAMA MONDAIJI」、4人のダンサーとともにダークな世界観を作り出した「JUST NOISE」、グルーヴィーなライムと高速ラップでリスナーの耳を的確に突く「Metafiction」などで畳みかけていった。

 この日初めてのMCでは、腰もとに装備したイヤーモニターのレシーバーケースが外れたと言い、「1曲目で吹き飛んだ。みんなのせいだよ」と笑顔。そのイヤモニをあえて外して「楽しんでいますか?」と問い、心地よさそうに生の大歓声を全身で浴びる。

 続けて「思い出すよ、鮮明に。『日本武道館を3年以内にやります』と、公の場で俺が明言したあの3年前。BMSGとの契約当初は、ちょうどコロナ禍のど真ん中で、みんなが声を出すこともできない、ソーシャルディスタンスも取らないといけない。アクリル板、フェイスシールド…常に俺たちの間に何かしらの壁があった3年間」と振り返り、「でも今日、俺にとって特別なこの日本武道館という地で、みんなの声を全身で浴びている。 本当にうれしく思います。どうもありがとう」と感謝。

 憧れのステージに対して「俺はきょう、いろいろな気持ちを持ってこのステージに立っている」と感慨の深さも伺わせ、「一番は楽しみたい。だって一生に1回しかないんだもん。1度目の日本武道館は」と意気込んだ。そして「そんな1発目を盛り上げるために、俺が大事にしたいのは一体感なんだよね。俺から一方的に届けるだけじゃなくて、みなさんもきょうのライブの主役です。一緒に最高のライブを作りましょう」と呼びかけた。

 その後「次の流れを誰かに決めてもらおうか…」と、客席のOUTERから1人を指名。次にどんな曲が聴きたいかと意見を聞き、リクエストに応える形で「BYE BYE」からライブを再開させた。アッパーでキャッチーなナンバーで攻勢に出ると、「SORRY, I'M A GENIUS」で思わず「やっぱ俺たちって人を踊らせる天才?」と自賛してしまうほど、客席をダンスフロアへと変貌させていった。

『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』に登場したNovel Core

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 中盤では「原点回帰ということで髪を黒くしました」と報告。「でも、みんなと作ってきた歴史はなくならないので白も残しました」とポイントカラーをアピールしながら、「俺らの作ってきたストーリーって本当にハンパないじゃん。みんなが応援してくれる限り、もっとヤベーのやりたい」と思いを伝えた。

 そして「生きていると、何かやろうとするときにいろいろなやっかみとかを言われたりすると思うんだけど、俺のことを応援してくれるみんなには気にしないでほしい。なんでかって言うと、評論家の銅像って本当にないんだよね。変なことをしていたやつらの方が教科書に載ってんのよ。教科書に載るようなヤベー生き方しようぜ。何がすげぇとか、何がハンパねぇとか、そんなのはいったんいいから。『俺、これだけは絶対に誰にも負けない』って言い切れる武器を、1つでも見つけるためだけに一生を使ってください」と呼びかけた。

『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』に登場した(左から)Novel Core、THE ORAL CIGARETTES・山中拓也

『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』に登場した(左から)Novel Core、THE ORAL CIGARETTES・山中拓也

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 ファンへ向けた思いや覚悟も織り込んだ後半では、「カミサマキドリ」でTHE ORAL CIGARETTES山中拓也(Vo&Gt)を呼び込み、「言ったろ?ロックシーンにも攻め込むって。バンバンやりますから、こういうの」と笑う場面も。そんな突然のサプライズに喜ぶファンに対して「新曲たくさんやってるの気づいてる?サラッと言っちゃうけど、きょう、日付が変わったらアルバム出るから」と、メジャー3rdアルバム『HERO』のデジタルリリースを明かし、割れんばかりの拍手と歓声をかっさらった。

■自身を救ったファンとSKY-HIに歌う“感謝”

 2020年10月16日に発表したメジャーデビュー曲「SOBER ROCK」を披露した後、ラップバトルなどでもがいていた頃を回顧。あるイベントで物販を買いに来てくれたファンを想起し、「今のこの状況と同じぐらい俺にとっては救いだったし、超うれしかった。だから俺は思ったの。離れていく人とか、遠ざかっていく人たちを数えるんじゃなくて、俺のことを信じてそばにいようとしてくれている、理解しようとしてくれている人たちのことを大切にして、その人たちのためにステージに立ち続けようと思いました。今日のみんなもまさにそれです」と語る。

 「それと同時に、当時の俺の救いだったのは先輩アーティストの存在だった」と言い、SKY-HIの名前を挙げた。「日高さんとの出会いが、俺をすごく変えてくれました。当時は味方してくれる人とか、俺のことを大切に思ってくれる人が本当に少なくて、みんな俺のことなんかどうでもいいんだって思ってた。でも日高さんは、きっと自分もいろいろなことを言われて、それでもめげずに続けてきて今があるから、俺を見たときに何かを感じてくれたんだと思う。声をかけてくれて、仲良くしてくれました」と振り返った。

 2017年5月にSKY-HI名義で行われた日本武道館公演に触れ、「当時は俺がちょうど一番しんどかった時期で、世間からもバッシングを受けていたし、 毎日のように家出していた。でも、(SKY-HIのライブ)映像を画面越しに見て、『続けていったらこんな景色がいつか必ず来るんだな』って。そう信じてきょうまで走り続けてきました。改めてお礼を言わせてください。本当にどうもありがとうございます」と深く感謝。

 そして「俺にとってとてつもなく大切な楽曲を、どうしてもここで歌いたい」と言い、「SOBER ROCK」の歌詞の引用元でもあるSKY-HIの楽曲「Over the Moon」をパフォーマンス。リリック1つひとつを丁寧に歌い上げ、感情が涙となって込み上げた。

 終盤では、両親への感謝や決意を言葉にする「Letter」や「EVE」をしっかりと聴かせ、合唱アレンジが施された「THANKS, ALL MY TEARS」「ジェンガ」では、60人強の合唱隊映像と会場と高らかに歌い、ピースフルな空間も創出した。

 自身の境遇も重ねながら「しんどくなったら人を頼ってください。一人で生きていこうとしないでください。どんなときでも、近くに絶対理解しようとしてくれている人はいます。探してください。どんなに悔しいことがあっても、どんなに辛いことがあっても、こいつだったら信じてもいいかなって思える人の存在を探し続けてください」と訴えかける。

 続けて「もしも『自分の周りにはそんな人本当にいないよ』って思うんだったら、俺がその1人目になります。俺たちがいくらでも味方します。だから、1人で生きていこうとしないでください。約束してくれますか?」と優しく笑う。

 「俺にだってできたんだから、みんなにだって絶対できます。夢があるなら追っかけてください。諦めないでください。少なくとも2024年の1月17日、日本武道館のステージから『俺だけはどんなことがあっても絶対にみんなの味方だよ』ってでっかい声で叫んでいたラッパーが1人いたこと、絶対に忘れないでください」と叫び、渾身の歌声でラストナンバー「HERO」を届けた。

 「また必ずライブで会いましょう。あなたのヒーロー、Novel Coreでした」という言葉で結ばれた本ライブ。LEDに映し出されるライブタイトルが『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』へと変わり、この日駆けつけた7500人のOUTERにとっても「一生に一度しかないNovel Coreの初の日本武道館」が締めくくられた。

『ONEMAN LIVE -I AM THE HERO- at BUDOKAN』に登場したNovel Core

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■セットリスト
01. I AM THE
02. No Way Back
03. WAGAMAMA MONDAIJI
04. BABEL
05. JUST NOISE
06. TROUBLE
07. FREAK PARADE
07.5. blue print
08. DAWN
09. Metafiction
10. BYE BYE
11. 独創ファンタジスタ
12. SORRY, I'M A GENIUS - Mega Remix-
13. DOG -freestyle-
14. Inst "I AM THE" by THE WILL RABBITS
15. TYPHOON
16. iCoN
17. A GREAT FOOL
18. カミサマキドリ feat. Takuya Yamanaka(from THE ORAL CIGARETTES)
19. RULES
20. SOBER ROCK
21. Over the Moon
22. Right Here
23. Letter
24. EVE
25. No Pressure
26. Green Light
27. THANKS, ALL MY TEARS
28. ジェンガ
29. HERO

>このニュースの流れをチェック

  1. 1. Novel Core、1・18メジャー3rdアルバム緊急配信 初の武道館公演でサプライズ発表
  2. 2. Novel Core、初の武道館ライブで涙 SKY-HIのカバー含む全29曲でファン7500人を魅了
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