ORICON NEWS

日曜劇場主題歌はアイナ・ジ・エンド新曲「宝者」 作詞作曲も担当「もがくように制作にのめりこみました」

 TBS系で14日にスタートする西島秀俊主演の日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(後9:00 ※初回25分拡大スペシャル)の主題歌が、アイナ・ジ・エンドが書き下ろした新曲「宝者」に決定した。

日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』主題歌を担当するアイナ・ジ・エンド

日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』主題歌を担当するアイナ・ジ・エンド

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同ドラマは、西島秀俊と芦田愛菜が親子役で共演。天才指揮者だったが“ある事件”をきっかけに家族も音楽も失った父親と、そんな父を拒絶し音楽を嫌う娘が地方オーケストラを通して失った情熱を取り戻し、親子の絆と人生を再生させていく、アパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマとなっている。

 主題歌をアイナ・ジ・エンドにオファーした理由についてドラマの企画プロデュースを担当する東仲恵吾氏は「本作は音楽が大きなテーマの一つです。その中で、唯一無二の声と表現力を持っていて、どんな楽曲でもアイナさんにしか歌えない色に染めていく彼女が奏でる“音楽”をお願いしたいと思いました」と説明。

 また、ドラマでは父と娘の確執と再生を描くことから「確執といっても本音で嫌い合っているわけではない、すごく繊細で切ない心情なのですが、アイナさんなら切なさと救いを見事に歌い上げてくれると感じていました。私自身も、BiSH時代に彼女が歌い上げた『beautifulさ』にものすごく救われました。そんなアイナさんに本作をより彩ってもらうことができて光栄です」と喜んだ。

 脚本を読み込んだうえで作詞作曲を手がけたアイナは、温かい雰囲気の中にあるどこか切ない表現がドラマとマッチしたミドルバラードを完成させた。キャッチーなメロディーラインに乗せて「ありがとう」や「さよなら」をストレートに表現する。

 アイナは「初めて台本を少し読ませていただいたときに、文字で読んでいるのに音が聞こえてくるかのように鮮明に心に入ってきました。とてもワクワクしたのを覚えています。自分にも、できることを精一杯努めたい! と思いました」と振り返る。

 制作の過程も明かし、「最初に、別の2曲のデモ曲を送りましたが、もう1曲トライすることになり、もがくように制作にのめりこみました。そしてこの“宝物”が生まれました。撮影だけじゃなくて、音楽にも真摯に向き合い、たくさんのやり取りをしてくださった日曜劇場のチームの方々の情熱を心から尊敬しております」と感謝した。

 こうして完成した楽曲については「軽快なテンポで、自分史上今までにないほどまっすぐ歌うことを意識しました。編曲はお世話になっている河野圭さんでストリングスがとても美しいです。奇をてらわずしっかり心に届くことを、音色でも声色でも考えました。ありがとうとさよなら。出会いと旅立ち。人はこれを繰り返して生きていくんだなぁと改めて自分も考えさせられました。そんなテーマで綴りました。“大切な宝者”を思い浮かべて聴いていただけたら幸せです」とメッセージを寄せた。

関連写真

  • 日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』主題歌を担当するアイナ・ジ・エンド
  • 日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』のポスタービジュアル(C)TBS

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索