元アンジュルムの室田瑞希（25）が10日、自身のインスタグラムを更新し、同日付でRare Promotionを退所すると発表。スタッフの公式X（旧ツイッター）では、同事務所も2月29日をもって廃業すると報告した。

　室田は「私、室田瑞希は2024年1月10日をもって、お世話になったRare Promotion事務所を退所する運びとなりました。本当にありがとうございました。そして、これまで応援してくださった皆さん、支えてくださった皆さんのおかげで、体調は良くなってきています。こらからも自分らしく、楽しく過ごせるように頑張ります」と伝えた。

　Rare Promotionは書面を通じ、室田の退所と事務所廃業について説明し「今後の室田瑞希についてですが、何よりも心身の回復を図り普通の生活に戻れるよう健康面を最優先させていただきたいので、ご理解の程何卒お願い申し上げます」と呼びかけた。

　室田は昨年6月18日のバースデーイベントをもって無期限の活動休止中。その際は「4月頃から、動悸や震え、呼吸困難、不眠などその他のさまざまな症状が出始め、病院で『パニック障害、抑うつ状態』という診断を病院で受けました。家族や事務所の方と話し合い、現在の環境での活動をすることが困難だと判断し、無期限の活動休止とさせていただく運びとなりました」とつづっていた。

　2012年3月にハロプロ研修生となり、14年にアンジュルムの前身グループ・スマイレージの3期メンバーとして加入。歌とダンス両面の中心メンバーで、ムードメーカーでもあった。20年1月に卒業を発表し、同年3月22日にハロプロの無観客ライブをもってグループおよびハロプロを卒業。同年12月末日をもって所属事務所アップフロントプロモーションとの専属マネージメント契約を終了した。