■『第74回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目（30日、東京・渋谷 NHKホール）
　司会の有吉弘行（49）、橋本環奈（24）、浜辺美波（23）、高瀬耕造NHKアナウンサー（48）と制作統括の大塚信広チーフプロデューサーが、報道陣の取材に応じた。

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　橋本は、本番をあすに控えた心境として「頑張ります！まずそれですね。あしたが本番なので、きょうのリハーサルを踏まえて、あしたも頑張りたいなと。本当にいろんな方のパフォーマンスを見させていただいて、感動していますね。あしたがすごく楽しみです。大泉さんにお会いしまして、さんざんイジられています（笑）。『司会、通ります！』ってすごく言われるんですよ」と明かした。

　浜辺も「私は初めての司会ということをやらせていただくので、焦らずゆっくりと、そして楽しむということを忘れずに…と思っています。当日どうなるかだけが心配ですが、楽しんでいけたらなと思っています」と明かした。橋本が「（浜辺とは）ディズニーの企画で一緒に踊ったりとかがあるので、すごく楽しみです」と打ち明けると、浜辺も「2人で息を合わせて頑張りたいと思います」と声を弾ませた。

　今年の漢字についての話題となると、橋本が「絶対来ると思っていたのですが、大変難しくて…。『時』という漢字ですかね。こんなに1年って早かったっけっていう。まだ、紅白は先だろうって思っていたら、きょうここに立っているので。本当に時間の流れは早いなと感じた1年でした。充実していてよかったです」とトップバッターで答えた。

　続いて浜辺が「らんまんの『爛』でお願いします（笑）。本当に、1年の半分以上をらんまんとともに過ごしましたし、そのあとのお仕事も恵まれているなと、笑顔にあふれる瞬間にあふれていました」と見事な回答。有吉も「思いつかないんですけど（笑）。では『らんまん』の『漫』で（笑）。全力という感じで」と笑わせた。

　最後は、高瀬アナが「私は『動』という字ですね。大阪に異動になったこと、そして今まで経験してこなかった朝ドラの語りという新しい挑戦、そして紅白歌合戦。目まぐるしさというのもそうなのですが、大阪と東京の移動もけっこうしておりますので、本当に動いたなと」と締めくくっていた。

　テーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。昨年は白組が3年ぶりに優勝し、紅組33勝、白組40勝。ゲスト審査員は、やり投げの女子日本記録保持者の北口榛花、車いすテニスで四大大会とパラリンピックを制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成した国枝慎吾、歌人の俵万智、ウクライナ国立歌劇場のバレエ芸術監督の寺田宜弘、お笑い芸人のバカリズム、俳優の堺雅人、寺島しのぶ、吉高由里子が務める。