12月8日にデビュー24周年を迎え、記念すべき25周年イヤーをスタートさせた倉木麻衣が12月10日、東京・国際フォーラム ホールAで、オーケストラをバックに歌う『billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2023』を開催した。
■同じ空間で、同じ時を一緒に奏でる 一期一会のシンフォニック・コンサート
オーケストラ編成でのコンサートは2012年に初開催し、今回で6シーズン目。19年からはbillboard classicsとのコラボレーションとなり、今年は11月19日の福岡公演を皮切りに、11月23日に宮城公演、この日の東京公演、そして12月16日に大阪でファイナル公演を迎えるという全4公演の全国ツアーとなった。しかも会場ごとに、それぞれの地域で活動するオーケストラが演奏を行うという、まさしく一期一会のコンサートだ。
オープニングは、オーケストラのみで「Mai-K's Time Machine」と名付けられたメドレーを披露。オーボエが奏でる「ひとりじゃない」の旋律から始まり、最後にトランペットがデビュー曲「Love, Day After Tomorrow」を柔らかく輝かしい音色で響かせる。この壮大かつ繊細なサウンドを聴かせてくれたのは東京フィルハーモニー交響楽団と、ジャンルを超えて多彩な演奏を聴かせてくれるゲスト・ピアニスト、榊原大氏。指揮は、同メドレーをはじめ各楽曲のオーケストレーションを手がけ、12年の初開催以来、倉木麻衣のシンフォニック・コンサートで音楽監督およびアレンジを担当してきた藤原いくろう氏だ。そのステージに真っ白なドレス姿の倉木がステージに登場すると、観客の拍手はひと際大きなものとなった。
その拍手が鳴り止むと、ピアノの柔らかい音の波に倉木の歌声が重なり「Secret of my heart」が歌われ、ステージが赤いライトに照らされると、深みのあるストリングスで「Secret, voice of my heart」が奏でられる。そこに倉木の歌が、透き通るような透明感と重厚さで楽曲を彩り、彼女ならではのビブラートを会場の隅々にまで響き渡らせた。
「遠方からもこの会場に駆けつけてくださって、本当にありがとうございます。今日は、ゆったりじっくり、オーケストラの美しい音色を堪能していただきながら、ペンライトを振ったり、一緒に合唱して、楽しんでいただけたらいいなと思います」
短めのMCを挟んで歌われた「渡月橋 〜君 想ふ〜」は原曲のイメージを活かしたアレンジが施され、「冷たい海」では、シングル・ジャケットを思わせる青いライティングで倉木の白いドレスがほのかに青色に染まっていく。次に「Time after time 〜花舞う街で〜」「儚さ」と、シンフォニック・アレンジでもお馴染みの曲が続くと、倉木の歌はさらにダイナミックな深みを増し、なかでも「儚さ」のエンディングで聴かせた、会場全体を包み込むような歌声は実に見事だった。
シンフォニックな第一部ステージの締め括りは、スウィート・ソウルの名曲「Free」と、チャールズ・チャップリンの映画『モダン・タイムス』テーマ曲として知られる「smile」をメドレーで披露。「free」は1970年代にデニース・ウィリアムスが「私は、自由に、自分らしくありたい」と歌った曲であり、「smile」はチャップリン自身が作曲し、後に歌詞が付けられ、「心が痛くても、笑顔でいれば輝く明日がきっとくる」とナット・キング・コールが聴衆を元気づけた曲。純粋にメロディそのものがとても美しい楽曲だが、2023年の締め括りに、こうしたメッセージを倉木の歌声で届けてくれたことは、多くのファンにとってかけがえのないプレゼントとなっただろう。
■オーケストラとポップスが融合 華やかで温かみのあるアンサンブル
20分間の休憩を挟み、オーケストラによる「Prelude for Mai-K」の演奏から始まった第二部は、オーケストラ・サウンドの魅力はそのままに、ポップス感を増した演奏が楽しめた。真っ赤なドレスに衣装チェンジした倉木が歌う「Stay by my side」も、オーケストラ編成によるバラード・バージョンと呼べるようなアレンジ。倉木自身もリラックスした表情で、歌いながら手を左右に振る。すると、それに合わせて観客のペンライトもきらめき、倉木は直後のMCで「ペンライトをきれいに振っていただいて、星空の中にいるようです」と笑顔を見せた。
この「Stay by my side」と同じく、ファンからのリクエストが多かった曲として、「白い雪」を演奏。東京公演だけのスペシャル・ゲストとして、東京ベルオーケストラのメンバーがステージに登場し、オーケストラとハンドベルのアンサンブル、そして倉木の歌声によって、クリスマス感のある華やかで温かみのあるスペシャル・バージョンの「白い雪」を聴かせてくれた。
そしてコンサートは終盤へ。「Reach for the sky」では、「一緒に歌いましょう」と観客を誘うかのように客席に向かって指揮をするような動きを見せ、彼女自身はもちろん、ファンにとっても大切なデビュー曲「Love, Day After Tomorrow」、そして「ひとりじゃない」では会場全体から手拍子が起きると、曲のエンディングで倉木自身も観客に拍手を送る姿が印象的だった。
「あっと言う間に、次で最後の曲になりました。みんなでこの楽曲を、気持ちを重ねて歌いたいなと思います」
倉木の言葉に続いて本編ラストに歌われたのは「chance for you」。曲の終盤、倉木はアカペラで、オーケストラに勝るとも劣らない可憐で美しいロングトーンで歌い上げる。すると再び音を奏で始めたオーケストラが、アウトロでクリスマス・ソングの代表曲「もろびとこぞりて」のワンフレーズをオマージュし、年末ならではの感動的なエンディングとなった。
■聴く者を感動させる“生命力”と“存在感” 25周年イヤーに期待すること
鳴りやまないアンコールの拍手に応えて、再びステージに登場した倉木は、12月8日にデビュー25年目を迎えることができたことの感謝を観客に述べた。
そして、12月8日には、もう1つ大きな出来事があった。彼女が16歳でデビューして以降にリリースした全439曲が、この日、音楽サブスクリプションサービスで配信解禁されたのだ。同日夜にはSNS上で、25周年記念として用意されたプレイリストをファンが一斉に再生するというサブスク解禁記念リスニングパーティー(通称、リスパ)も行われ、多くのファンが楽曲にまつわる想い出をSNSで語り合い、倉木本人もレコーディング秘話などのメッセージを投稿する特別な時間となった。その様子をスマートフォンの画面越しに見て、そしてこの日、シンフォニック・コンサートで同じ空間を共にしていると、倉木の歌声が長きに渡り、いかにファンの心と記憶の中に大切な宝物として存在し続けているのか、そのことが手に取るように伝わってきた。
なぜそこまで、彼女の歌声は聴衆を魅了するのか。もちろん、シンガーとしてのテクニックの高さや楽曲のメロディの良さといった要素が不可欠であることは言うまでもない。だが、それ以上に彼女の魅力は、聴く者を理屈なく感動させ得る“生命力”にあるのではないだろうか。言い換えれば、歌声そのものが“倉木麻衣”という1人の人間そのものなのだという“存在感”。歌に自分自身を投影し、楽曲に永遠の命を宿す。だからこそ、彼女の音楽は流行り廃りで終わることなく、聴衆の心の中でいつまでも輝き続けるのだろう。
そのうえで、音楽サブスクリプションサービスで24年前の初々しい「Love, Day After Tomorrow」を聴けるというのも、とても新鮮だし、そしてこの日、円熟味を増した今の歌声と原曲とはアレンジの異なるオーケストラ・サウンドで同一曲を堪能できたということは、それだけでも興味深い体験であると同時に、自分の25年を振り返るきっかけをもらえたような感覚にもなった。
音楽は時間を超えると同時に、時間と共に育っていくものなのだ。その“時間”に新しい1ページを加えるがごとく、倉木は12月22日に新曲「You & I」をリリースすることを発表。現在OA中のTVアニメ『名探偵コナン』の新エンディングテーマであり、彼女曰く、疾走感のある楽曲ということ。25周年記念イヤーのスタートに相応しい1曲として、リリースがとても楽しみだ。
そしてコンサートは、「2023年、いろんな時があったかと思いますが、それを乗り越えて、みなさんと一緒に、次の曲をお届けできることをとても嬉しく思っています。一緒に大合唱できたら。ぜひ!」という倉木の言葉と共に、アンコールで「always」が歌われると、カーテンコールでは、再び観客全員が「always」を合唱し、その様子を倉木がスマートフォンで撮影し、大きな拍手に包まれてフィナーレを迎えた。この動画は彼女の公式TikTokにアップされているので、ぜひチェックしてみて欲しい。
2023年、世の中的にもいろんなことがあった1年であったが、まさしく彼女の言葉通り、それぞれの時を乗り越えて多くの音楽ファンが同じ会場に集うことができたということは、今の時代、決して当たり前のことではなく、幸せなことなんだと噛みしめたコンサートであり、さらに彼女の歌声が、来るべき新しい1年が明るいものとなるような、そんな楽しみを感じさせてくれた。そして、スタートを切ったばかりの倉木麻衣25周年イヤー。彼女がどのような新しい“時間”を創り出してくれるのか、大いに期待したい。
文・布施雄一郎
『billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2023』
11月19日(日) 福岡・福岡シンフォニーホール
11月23日(木/祝) 宮城・東京エレクトロンホール宮城
12月10日(日) 東京・東京国際フォーラム ホールA
12月16日(土) 大阪・フェニーチェ堺大ホール
セットリスト
<1部>
1 Mai-K's Time Machine
2 Secret of my heart
3 Secret, voice of my heart
4 渡月橋 〜君 想ふ〜
5 冷たい海
6 Time after time 〜花舞う街で〜
7 儚さ
8 free 〜 smile
<2部>
9 Prelude for Mai-K
10 白い雪
11 福岡:Be Proud 〜we make new history〜
仙台:あなたがいるから
東京:Stay by my side
大阪:明日へ架ける橋
12 Reach for the sky
13 Love, Day after tomorrow
14 ひとりじゃない
15 chance for you
EN1 always
※東京公演のみM10とM11の順番入れ替わり
■倉木麻衣 公式サイト:https://www.mai-kuraki.com/
デビュー25周年イヤーがスタートした倉木麻衣『billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2023』(東京・国際フォーラム ホールA)より
■同じ空間で、同じ時を一緒に奏でる 一期一会のシンフォニック・コンサート
オーケストラ編成でのコンサートは2012年に初開催し、今回で6シーズン目。19年からはbillboard classicsとのコラボレーションとなり、今年は11月19日の福岡公演を皮切りに、11月23日に宮城公演、この日の東京公演、そして12月16日に大阪でファイナル公演を迎えるという全4公演の全国ツアーとなった。しかも会場ごとに、それぞれの地域で活動するオーケストラが演奏を行うという、まさしく一期一会のコンサートだ。
オープニングは、オーケストラのみで「Mai-K's Time Machine」と名付けられたメドレーを披露。オーボエが奏でる「ひとりじゃない」の旋律から始まり、最後にトランペットがデビュー曲「Love, Day After Tomorrow」を柔らかく輝かしい音色で響かせる。この壮大かつ繊細なサウンドを聴かせてくれたのは東京フィルハーモニー交響楽団と、ジャンルを超えて多彩な演奏を聴かせてくれるゲスト・ピアニスト、榊原大氏。指揮は、同メドレーをはじめ各楽曲のオーケストレーションを手がけ、12年の初開催以来、倉木麻衣のシンフォニック・コンサートで音楽監督およびアレンジを担当してきた藤原いくろう氏だ。そのステージに真っ白なドレス姿の倉木がステージに登場すると、観客の拍手はひと際大きなものとなった。
その拍手が鳴り止むと、ピアノの柔らかい音の波に倉木の歌声が重なり「Secret of my heart」が歌われ、ステージが赤いライトに照らされると、深みのあるストリングスで「Secret, voice of my heart」が奏でられる。そこに倉木の歌が、透き通るような透明感と重厚さで楽曲を彩り、彼女ならではのビブラートを会場の隅々にまで響き渡らせた。
「遠方からもこの会場に駆けつけてくださって、本当にありがとうございます。今日は、ゆったりじっくり、オーケストラの美しい音色を堪能していただきながら、ペンライトを振ったり、一緒に合唱して、楽しんでいただけたらいいなと思います」
短めのMCを挟んで歌われた「渡月橋 〜君 想ふ〜」は原曲のイメージを活かしたアレンジが施され、「冷たい海」では、シングル・ジャケットを思わせる青いライティングで倉木の白いドレスがほのかに青色に染まっていく。次に「Time after time 〜花舞う街で〜」「儚さ」と、シンフォニック・アレンジでもお馴染みの曲が続くと、倉木の歌はさらにダイナミックな深みを増し、なかでも「儚さ」のエンディングで聴かせた、会場全体を包み込むような歌声は実に見事だった。
シンフォニックな第一部ステージの締め括りは、スウィート・ソウルの名曲「Free」と、チャールズ・チャップリンの映画『モダン・タイムス』テーマ曲として知られる「smile」をメドレーで披露。「free」は1970年代にデニース・ウィリアムスが「私は、自由に、自分らしくありたい」と歌った曲であり、「smile」はチャップリン自身が作曲し、後に歌詞が付けられ、「心が痛くても、笑顔でいれば輝く明日がきっとくる」とナット・キング・コールが聴衆を元気づけた曲。純粋にメロディそのものがとても美しい楽曲だが、2023年の締め括りに、こうしたメッセージを倉木の歌声で届けてくれたことは、多くのファンにとってかけがえのないプレゼントとなっただろう。
20分間の休憩を挟み、オーケストラによる「Prelude for Mai-K」の演奏から始まった第二部は、オーケストラ・サウンドの魅力はそのままに、ポップス感を増した演奏が楽しめた。真っ赤なドレスに衣装チェンジした倉木が歌う「Stay by my side」も、オーケストラ編成によるバラード・バージョンと呼べるようなアレンジ。倉木自身もリラックスした表情で、歌いながら手を左右に振る。すると、それに合わせて観客のペンライトもきらめき、倉木は直後のMCで「ペンライトをきれいに振っていただいて、星空の中にいるようです」と笑顔を見せた。
この「Stay by my side」と同じく、ファンからのリクエストが多かった曲として、「白い雪」を演奏。東京公演だけのスペシャル・ゲストとして、東京ベルオーケストラのメンバーがステージに登場し、オーケストラとハンドベルのアンサンブル、そして倉木の歌声によって、クリスマス感のある華やかで温かみのあるスペシャル・バージョンの「白い雪」を聴かせてくれた。
そしてコンサートは終盤へ。「Reach for the sky」では、「一緒に歌いましょう」と観客を誘うかのように客席に向かって指揮をするような動きを見せ、彼女自身はもちろん、ファンにとっても大切なデビュー曲「Love, Day After Tomorrow」、そして「ひとりじゃない」では会場全体から手拍子が起きると、曲のエンディングで倉木自身も観客に拍手を送る姿が印象的だった。
「あっと言う間に、次で最後の曲になりました。みんなでこの楽曲を、気持ちを重ねて歌いたいなと思います」
倉木の言葉に続いて本編ラストに歌われたのは「chance for you」。曲の終盤、倉木はアカペラで、オーケストラに勝るとも劣らない可憐で美しいロングトーンで歌い上げる。すると再び音を奏で始めたオーケストラが、アウトロでクリスマス・ソングの代表曲「もろびとこぞりて」のワンフレーズをオマージュし、年末ならではの感動的なエンディングとなった。
■聴く者を感動させる“生命力”と“存在感” 25周年イヤーに期待すること
鳴りやまないアンコールの拍手に応えて、再びステージに登場した倉木は、12月8日にデビュー25年目を迎えることができたことの感謝を観客に述べた。
そして、12月8日には、もう1つ大きな出来事があった。彼女が16歳でデビューして以降にリリースした全439曲が、この日、音楽サブスクリプションサービスで配信解禁されたのだ。同日夜にはSNS上で、25周年記念として用意されたプレイリストをファンが一斉に再生するというサブスク解禁記念リスニングパーティー(通称、リスパ)も行われ、多くのファンが楽曲にまつわる想い出をSNSで語り合い、倉木本人もレコーディング秘話などのメッセージを投稿する特別な時間となった。その様子をスマートフォンの画面越しに見て、そしてこの日、シンフォニック・コンサートで同じ空間を共にしていると、倉木の歌声が長きに渡り、いかにファンの心と記憶の中に大切な宝物として存在し続けているのか、そのことが手に取るように伝わってきた。
なぜそこまで、彼女の歌声は聴衆を魅了するのか。もちろん、シンガーとしてのテクニックの高さや楽曲のメロディの良さといった要素が不可欠であることは言うまでもない。だが、それ以上に彼女の魅力は、聴く者を理屈なく感動させ得る“生命力”にあるのではないだろうか。言い換えれば、歌声そのものが“倉木麻衣”という1人の人間そのものなのだという“存在感”。歌に自分自身を投影し、楽曲に永遠の命を宿す。だからこそ、彼女の音楽は流行り廃りで終わることなく、聴衆の心の中でいつまでも輝き続けるのだろう。
そのうえで、音楽サブスクリプションサービスで24年前の初々しい「Love, Day After Tomorrow」を聴けるというのも、とても新鮮だし、そしてこの日、円熟味を増した今の歌声と原曲とはアレンジの異なるオーケストラ・サウンドで同一曲を堪能できたということは、それだけでも興味深い体験であると同時に、自分の25年を振り返るきっかけをもらえたような感覚にもなった。
音楽は時間を超えると同時に、時間と共に育っていくものなのだ。その“時間”に新しい1ページを加えるがごとく、倉木は12月22日に新曲「You & I」をリリースすることを発表。現在OA中のTVアニメ『名探偵コナン』の新エンディングテーマであり、彼女曰く、疾走感のある楽曲ということ。25周年記念イヤーのスタートに相応しい1曲として、リリースがとても楽しみだ。
そしてコンサートは、「2023年、いろんな時があったかと思いますが、それを乗り越えて、みなさんと一緒に、次の曲をお届けできることをとても嬉しく思っています。一緒に大合唱できたら。ぜひ!」という倉木の言葉と共に、アンコールで「always」が歌われると、カーテンコールでは、再び観客全員が「always」を合唱し、その様子を倉木がスマートフォンで撮影し、大きな拍手に包まれてフィナーレを迎えた。この動画は彼女の公式TikTokにアップされているので、ぜひチェックしてみて欲しい。
2023年、世の中的にもいろんなことがあった1年であったが、まさしく彼女の言葉通り、それぞれの時を乗り越えて多くの音楽ファンが同じ会場に集うことができたということは、今の時代、決して当たり前のことではなく、幸せなことなんだと噛みしめたコンサートであり、さらに彼女の歌声が、来るべき新しい1年が明るいものとなるような、そんな楽しみを感じさせてくれた。そして、スタートを切ったばかりの倉木麻衣25周年イヤー。彼女がどのような新しい“時間”を創り出してくれるのか、大いに期待したい。
文・布施雄一郎
『billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2023』
11月19日(日) 福岡・福岡シンフォニーホール
11月23日(木/祝) 宮城・東京エレクトロンホール宮城
12月10日(日) 東京・東京国際フォーラム ホールA
12月16日(土) 大阪・フェニーチェ堺大ホール
セットリスト
<1部>
1 Mai-K's Time Machine
2 Secret of my heart
3 Secret, voice of my heart
4 渡月橋 〜君 想ふ〜
5 冷たい海
6 Time after time 〜花舞う街で〜
7 儚さ
8 free 〜 smile
<2部>
9 Prelude for Mai-K
10 白い雪
11 福岡:Be Proud 〜we make new history〜
仙台:あなたがいるから
東京:Stay by my side
大阪:明日へ架ける橋
12 Reach for the sky
13 Love, Day after tomorrow
14 ひとりじゃない
15 chance for you
EN1 always
※東京公演のみM10とM11の順番入れ替わり
■倉木麻衣 公式サイト:https://www.mai-kuraki.com/
2023/12/22





