次世代を担うシンガーの輩出を目的としたオーディション『美少女歌祭2023』の最終審査が10日、都内で行われ、愛知県出身のKomomo（こもも）さんがグランプリに輝いた。

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　オーディション後、報道陣の取材に対応したKomomoさんは、「今もまだ頭の整理がついていないんですが、選んでいただいてうれしいです」と喜びながら、「頑張って歌の活動を続けていきたいです」と意気込んだ。

　スペシャルゲスト審査員として登壇した兒玉遥は、「みんなの魂に触れることができたような気持ちで、選ぶ方も緊張しました。『夢を掴みたい』という思いであふれたオーディションでした」と回顧。そして「私ももっと頑張ろうと思います（笑）」と気を引き締めた。

　兒玉はオーディションの審査員を初めて務めたと言い、「最初は私なんかが人を審査することなんてできるのかなと…」と不安も明かし、「私がオーディションを受けたとき、こんな風に堂々としたパフォーマンスはできなかったと思います。本当にすばらしかったです」と絶賛した。

　審査員特別賞には、広島県出身の寿理（じゅり）さんが選ばれた。

　同オーディションは、デビュー前の二階堂ふみ、桜井日奈子、馬場ふみか、山本舞香らを掲載した地方発のフリーペーパー『美少女図鑑』とエイベックス・クリエイティヴ・ファクトリーが共催。グランプリには、エイベックス・クリエイティヴ・ファクトリーによるオリジナル楽曲提供のほか、「avex」YouTube公式チャンネルでの楽曲公開、イラストレーター・mis（ミス）氏による描き下ろし楽曲ジャケットイラストの提供、オリジナル楽曲のミュージックビデオ制作、各種サブスクリプション型音楽サービスでの楽曲配信、有名インフルエンサーによる楽曲PRなどの特典が与えられた。